天気予報によると、3日目から曇りの予定でしたので、
朝起きて天気を見てからどこにいくか決めようと思っていました。
そしたら、ちょっと雲はあるものの、天気は悪くなかったので、
ムリワイビーチへ行くことにしました！
ムリワイビーチには行ったことはありませんが、クメウに行く途中に通ったことがあり、
場所はなんとなくわかっていましたし、友人の写真などから、一度行ってみたいと思っていたのです。
海も美しく、カツオドリのコロニーもあります。
ところが、です。
カーナビに「ムリワイビーチ」と入力して走ること一時間。
どうにも前に通った道とは全然違う道を走っています。
カーナビが、最短の抜け道に導いてくれているかもしれないので、
そのまま走り続けてみたのです、
ところが、カーナビが「到着しました」と言って止まったところは、住宅街のど真ん中。
海も何もありません。
1時間もカーナビに振り回されてしまった私たち。
そして、改めて「ムリワイビーチ」と入力すると、「ここから45分」とのこと。
これからまたそんなに走るのか。。。と憂鬱になりながら車を走らせていると、
今度はどんどん山道に入って行くではありませんか。
そして「到着です」と言われて止まったところは、ワイタケレのハイキングコース入り口。
カウリの森っぽい感じだったので、とりあえず記念撮影だけしましたが、
2時間も車を走らせてちょっとお疲れモード。少し休憩することにしました。
もうカーナビは信用できません。
ここからは、GoogleMapのナビゲートで進むことにしました。
目的地の場所からして、今回は間違いなく到着できそうです。
また、ここから45分も走らなければなりません。
本来であれば1時間で到着できるところに、3時間もかけて到着した私たち。
そして、そんなこんなしているうちに、どんどん黒い雲が出てきて、
「こんな天気では、たとえ到着できても、きれいな海は絶望的だな」という雲行きになってきてしまったのです。
さすがに雨は降りませんでしたが、それでも、到着したムリワイビーチは風も強く、波も荒く、
ビーチを歩いていると、あまりの強風に砂が巻き上げられて、風が痛いくらい。
それでも、せっかく行ったのですから、カツオドリのコロニーを見に行こうと、遊歩道をのぼっていきました。
ますます風は強くなり、砂がバチバチとあたってきます。
ここは、いろいろな貝が獲れるらしく、獲っていい貝の数が掲示されていました。
岩場を見ると、マッスルの子供がびっしり
カツオドリはというと、強風のため、みな丸くなって岩にしゃがみこみ、頭を羽の中に突っ込んでいる状態でした。
運悪く、ここでカメラの充電池までなくなってしまい、iPhone での撮影を試みましたが、
やはり、iPhone は近距離には良いのですが、長距離のものが鮮明に映りません。
カツオドリの様子がキレイに撮影できなくて、残念でした。。。
ムリワイビーチを後にして、クメウへと向かいます。
ここへ来る途中、「いちご狩り」の看板を見つけました。
クメウでイチゴ狩ができるということは聞いて知っていましたが、
どこでやっているか分からないので、半ばあきらめていたのです。
偶然発見できてラッキーでした。
でも、時刻はすでに16時。早く行かないと閉まってしまいそうです。
そして、16時半頃ににすべりこんだイチゴ狩。
一人＄７で、食べ放題で、１ｋｇまで持って帰ることができます。
NZのイチゴが甘くないとことは、今までも何度も触れてきましたが、
Strawberry Corner のあまおうのようなイチゴに出会ってから、
「NZでも甘くて大きいイチゴが食べれる！」と喜んだものです。
なので、ここでのイチゴ狩は、おいしいイチゴに出会うことではなく、
イチゴ狩そのものを楽しめればいいと思っていました。
ところが！ところがですよ！
見た目はだいぶイケてない小粒なイチゴは、
期待せずに食べてみると、なんとまあ、まるでジャムのように甘いじゃないですか！
もう驚いたっていったらありません。
Strawberry Corner のイチゴがあまおうなら、クメウのイチゴはトチオトメのようです。
しかもジャムのように甘いんですから、言うことありません。
１ｋｇ摘むのも忘れて、「甘い～。甘い～。」といいながら、イチゴを食べまくってしまいました。
一応、イチゴ農園ではありますが、足元は悪いし（泥まみれになりました）、
腐ったイチゴがそのままになっているのもたくさんあって、
どちらかというと、「自然のイチゴを摘みにいった」ような気分になる農園でした。
泥に足を突っ込まないように歩きながら、赤くて小さいイチゴを摘み歩くのです。
（大きいのより、小さいののほうが断然甘かったです）
いちごの季節もそろそろ終わりですが、もう一回行きたいなぁ。
4人で摘んだイチゴは4kgも食べきれないので、ご近所さんにおすそ分け。
翌日お会いしたときに、「甘くてびっくりしました！」とおっしゃっていました。
やはり、日本人は、あまりNZのイチゴに期待していないので、
それで食べて甘いと、驚きもひとしおなのでしょうね。
さて、本日の夕食は禅ZENを予約してありました。
いつものことですが、オークランド以外の場所から来た日本人を連れて行く店は、
とりあえず禅ZENと決めています。
クライストチャーチには禅ZENのような店はないので、驚いてくれますし、
日本から来た人も、「まさかNZにこんな店があるとは思わなかった」と驚いてくれます。
やっぱり、誰かに何かを紹介するときって、「驚き」って重要です。
それで、楽しくて、おいしければ、より一層よいわけで、禅ZENなら安心です。
天気予報は明日も曇りの予定。
なので、明日の予定は明日に決めると言うことで、本日も解散しました。
とりあえず、解散する前に、今日摘みたてのイチゴと、土曜日にマーケットで買ったブルーベリーで、ミックスベリーのフルーツジュースを作りました。
贅沢だなぁ。
つづく。
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