オーストラリアに行く前に、解決しておかなければいけない重要なことの1つ。これが、片付かないまま出発日が近づいてきていました。

それは何かって言うと、メイちゃんのスプレー行為。
最初は全然気づいていなかったんです。確信を持ったのはここ一か月くらいの話。

なんか、家に帰って玄関をあけると「おしっこ臭いな」というのを感じることがたまにあったんです。でも、ダンナに言うと「そう?」って感じ。まあ、猫ちゃんのトイレもあるし、そりゃ多少なり臭い事はあっても、玄関のドアを開けるなり臭いことって、そんなに今までなかったんですよ。

わたしは結構鼻がいいので「おかしいな。。。なんでこんなに臭いんだろう」と思うことが何度かあったんですよね。
その度に、空気の入れ替えをしたり、ファブリーズを使ったりしてきたのですが、ある日「やっぱりおかしい」と思って、保護猫団体の人に相談すると「誰かがスプレーをしているのではないか」ってことで、ブラックライトを貸してくれたんです。なんで、ブラックライトかって言うと、ブラックライトで照らすと、おしっこが黄色く浮かび上がるらしい。
「黄色く浮かび上がる?」と半信半疑ながら、本当にスプレーをされているのかどうかチェックしてみました。するとどうでしょう!まるで、リビングで殺人事件が起きたのかと思うくらい、あっちこっちに黄色いシミが浮かび上がったのです!!!!ビックリ!!!!

それからダンナと2人で、夜中に壁の拭き掃除とカーペットクリーニングですよ。いやー。驚いた。まさかこんなにとは!臭いはずだよ!
でも、その時は、誰がやっているのか分からなかったんです。

スプレー行為は、マーキング行為の1つだそうで、 「環境の変化」「同居猫との関係」「飼い主との関係」「トイレ環境の問題」「行きたい所に行けない」等、様々な原因によって猫がストレスを感じたときに、スプレー行為が起こるそうです。スプレー行為はオスがほとんどで、さらに、去勢をすると90%以上の確率で改善するらしい。
我が家にはオス猫は虎ちゃんしかいないし、しかも、スプレーされている位置が結構高かったので、最初は虎ちゃんを疑いました。外に自由に出られなくなって、ストレスを溜めているのかな。。。と。

でも、スプレーは、虎ちゃんが上らないような位置にある棚にもしてあったりして、わたしはメイちゃんが怪しいと思ったんです。
すると、キッチンカウンターに置いてあったバッグに向かってメイちゃんがスプレーをする瞬間を目撃!ほんと、驚きました。普通のおしっことは違って、尻尾をピーンと立てて、お尻を持ち上げて、まるで「立ちション」みたいな感じでおしっこをかけるんです!それで、あんなに高い位置だったのか!!!

犯人はメイちゃんということが現行犯で発覚したものの、原因はなんだろう?とても繊細な子であることは知っていましたが、ちゃんと可愛がってるのに。。。

最初は、花ちゃんが来たことが原因かとも思いましたが、スプレー行為は、花ちゃんが来る前からはじまっていたので、おそらく、CatNetで家を囲って、外に出られなくなったことがストレスになったのかも。もちろん、それに加えて、花ちゃんが来て、一番末っ子だったメイちゃんよりも小さい子がやってきて、愛情が分散されたことも原因の1つかもしれません。

とにかく、スプレーされたところはすぐにキレイに掃除。「ただいま」は真っ先にメイちゃんにする。夜は一緒に寝る。メイちゃん用トイレを設置する。など、とにかく、メイちゃんのスプレー行為が収まるように努力してきたこの一か月。
でも、なにも、改善しないまま、オーストラリア旅行が近づいて来てしまったのです。

この状態のメイちゃんを置いて、10日も家を空けるなんて、とてもできません。
本当に苦渋の決断でしたが、保護猫団体の人に相談して、保護猫シェルターで預かってもらうことにしたのです。

繊細なメイちゃんが「捨てられた」と悲観的にならないように、今週の木曜日から、トライアルでシェルターに預けてみることにしました。旅行当日に預けて、メイちゃんがとてもじゃないけど無理そうな状況になってしまった時、旅行中では引き取りにも行けませんからね。
毎日仕事に行く前にシェルターに立ち寄ってメイちゃんの様子を確認して、今日で3日目。思ったより元気に過ごしてくれているようで安心しました。このまま10日間、シェルターでメイちゃんを預かってもらっても大丈夫そうな感じです。トライアルで預けてみて、もしメイちゃんが精神的に無理そうだったら、やっぱり家において、あとはキャットシッターさんにお願いするしかないと思っていたのですが、猫シェルターに預けられるのであれば安心です。でも、今は毎日顔を出していますけど、来週から10日間会いに行ってあげられないので、どうかメイちゃんがそれまでに他の猫ちゃんたちと仲良くなってシェルター暮らしに慣れてくれることを願います。

また、シェルターに預けることで、もしかしたらスプレー行為も良くなる可能性もあると期待しているんです。やっぱり環境を変えるって大事。あれだけたくさん猫ちゃんがいる場所で、他の猫と暮らすこと、シェルターから外に出られないこと、そんな暮らしに比べたら、家はもっとずっと快適なはず。この暮らしから開放されて家に戻った時、スプレー行為が改善していることを期待しています。
ちなみに、今のところシェルター内ではスプレー行為は確認できていないそうです。

初日
2日目
メイちゃんのお気に入りのベッドを家から持ってきました。
「メイちゃん!」と呼ぶと、目をキラキラさせてこっちを見ます。

会いに行くたびに「おうちに帰れるのかな」って期待するのかな?
とっても嬉しそうに迎えてくれます。

本当に、メイちゃんをシェルターに預けることは、後ろ髪を引かれる思いで、本当に涙が出そうになるほどつらいんです。でも、わたしたちがいない間に猫ちゃんのお世話をしてくれる人に、できるだけ苦労をかけたくないですし、メイちゃんのスプレー行為の解決策も見つからないまま家に置いておくことはできませんでした。ごめんね、メイちゃん。

旅行から戻ってきたら、ちゃんとお迎えに来るからね!
そして、スプレー行為がたとえ治っていなかったとしても、ちゃんと一緒に家に帰ろうね🏠



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