とうとう自転車デビューの日がやってきました。
多くの方から「ようこさんが自転車なんて、大丈夫なんですか?」という
数々の心配のお言葉を頂戴いたしました。

「え?どういう意味?」

結構、みんな本気で心配しているようです。
というのも、私は車の免許を持ち合わせておらず、
「交通ルール」というものが全然わかりません。
その上、NZでは、自転車は「車道」を走らなくてはならないのです。

そう。道路交通法が分からない私は、一人では自転車に乗

と、ここまで言うと大袈裟ですが、
日本の車の免許は持ってるんですよ。
でも、15年前に取得したきり、一度も公道を走ったことがないのです。
運転も交通ルールも忘れちゃいますよね。
ちなみに、今、とっても暇なので、日本の免許をNZの免許に書き換えて、
今のうちに車の運転の練習でもしようかと思っています。

話はそれましたが、自転車で車道を走る話です。

まずは、ゆっくりスタート。
今は、シティは通行止めになっているところも多く、
車が入ってこない道や、行き止まりになっているところを走り練習。
うーん。楽しい。サイクリング。
車の通りが多い道は避け、車があまり走っていないところをのんびり走行。
市内での車の通行が不便なところが多いので、自転車の人がとてもたくさんいました。
その多くの人がカメラを持って被災地めぐりをしているようでした。

そんなとき、建物と建物の間から、「え???」と思うほど歪んでいる家を発見。

窓枠なんて平行四辺形に

自転車で近づいてみると、建物の横に大きく崩れた壁が。
最初は、建物の横のガレージが崩れたのかと思ったのです。

ところが、よく見ると、この建物の本来の姿は、1階がガレージ、2階と3階が住まいのようだったのです。

同じタイプの棟が向こう側に見えますが、
2階のベランダが、完全に1階まで落ちてしまっているのがわかります

1階はガレージで空洞になっているし、3方にしか壁がないから、建物が弱かったのでしょうね。
それにしても、同じ棟がいくつもあるのに、崩れているのはこの棟だけ。
もし地震発生時に、この家に人がいたとしたら、家が1階分落ちるとは、どれだけ恐ろしかったでしょうか。
この敷地の入り口には、住民からのメッセージがいくつか貼られていて、
「取り壊す前に、連絡ください」と名前と電話番号が書いてありました。

家を失った人は、まだまだたくさんいる現実を目の辺りにしてしまったのでした。

さて、この建物をあとにして、私たちは明日カーペットの張替えが行われる自宅へ家具の移動をしに行きました。
途中、どうしても、車通りの多いところを走らなければいけません。

ダンナはすいすい走るのですが、私は全然追いつけません。
必死になって自転車をこぐ私を尻目に、ダンナはのんび~り走っています。
なぜなんでしょうか?
これは、ダンナの自転車がマウンテンバイクで、私の自転車がママチャリだから??

さっきまで、車のいないところで、のんびりサイクリングを楽しんでいたのに、
車と一緒に車道へ出たら、突然「特訓」のような厳しい走行に早変わり。
あんまりちんたら走っていては、車にも迷惑です。
それにしても、マウンテンバイクはいいですが、ママチャリで車道を「激走」している私。

こんなはずじゃなかった。。。

家に戻ってきたときは、完全な酸欠状態で、吐き気すらもよおす始末。
確かに、私は運動不足でしたが、でも、「サイクリング」の域を完全に超えています。

しかも、右折するときは右手を上げて、左折するときは左手を上げて、、、って
言うのは簡単だけど「片手運転」なんて、危険じゃないですか!!!
(でもこれをしないと、車へのサインがなくて、もっと危険なんですが)
バランスを崩して倒れて車に轢かれたらどうしよう。。。と心配になります。
せっかく21段変速がついているのに、そんなものいじっている暇もありません。

っていうか、ママチャリの私には、特別に「歩道」をのんびり走らせて欲しい。。。
でも、そんなのは無理なので、
もう少し運転技術が上がるまでは、公園とかだけ走ってようかと思います。
我が家に戻ればハグレーパークまで自転車で3分程度なので、公園をぐるぐるまわるとか。

車道を激走は、できれば勘弁してもらいたいものです。

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