ネイピアの朝は、残念ながら雨。
海は暗く、結局、町の散策も行きませんでした。
アールデコの建築は車窓から。
でも、似たような建物は、クライストチャーチにもたくさんあるな。と正直思いました。
みな地震で崩れてしまいましたが。。。
ネイピアのエリアは「ホークスベイ」と呼ばれるワインの産地で、有名ワイナリーがたくさんあります。
クライストチャーチを出発してから、「ワイパラ」「マルボロ」「ホークスベイ」と、有名なワインの産地を車でずっと走ってきましたが、つくづく「NZはワインの国だな」と感じました。
NZといえば、羊が有名だったり、ラグビーが有名だったりしますが、私はやっぱり「ワイン」だと思います
別に、ワイナリーめぐりを目的にしているわけでもないのに、否が応でも有名ワイナリーを目にします。
ということで、今回は、その中の1つ「Mission」に行ってきました。
ネイピアの街の中心部から、たったの10分ほどです。

ミッションワイナリーは、150年以上もの歴史あるワイナリーで、数々の賞も受賞しています。
今日は、ここのレストランが10時から営業しているとのことで、ブランチを食べにいってきました。
ところが、レストランは開いている気配がなく、聞いてみると12時からと言われてしまいました。
がーん。なんてこった。
ということで、ガーデンで写真だけとって帰ってきました。。

ここからが大変だったんです。
ネイピアから次の目的地タウポまでは、約2時間。走行距離は140km。
これがね、すごい山道だったんです。

道が細くて断崖絶壁というわけではありませんが、ジェットコースターのようなアップ&ダウン。
荷物を大量に積んだ車は、坂道をなかなかのぼらないんです。
しかも!ここで大問題が発生。「ガソリンがない!」
というのも、ネイピアを出る時に入れようと思ったのですが、2時間分くらいはまだあるし、
しかも、やばそうになったら途中で入れたらいいだろうと思っていたのです。
ところが!ネイピアを出てしばらく走ったところで「次のガソリンスタンドまで130km」の表示。
えーーーーー。そういのはさ、最後のガソリンスタンドのところに表示してくれよ。
どんどん無くなるガソリンの表示を見ながら、無駄にガソリンを消費しないように運転するしかありません。
ますます坂をのぼらない上に、大雨に、濃霧に、なんていう最悪のコンディション。
こんなに山道ばかりでは、本気でガソリンがなくなると焦っていたところで、タウポに到着。
やっとついだガソリンは、なんと55Lのタンクに59Lも入っちゃいました。
ほんと、危なかった(汗)

さて、やっとの思いでたどり着いたタウポですが、雨はやんだもののどんより雲。
湖は全然ぱっとしませんでした。
でも、街は割りと賑わっていて、以前行ったワナカのような雰囲気を感じました。

タウポから車で5分のところに、「Huka Fall」というのがあるんですが、毎秒22万Lの水量だそうです。
恐ろしや~。
日本の滝のように、高いところから低いところに落ちる滝ではなくて、「激流」って感じでした。
でも、色がミルキーブルーで綺麗なんです。
なんか、あまりの勢いと、その色が、非現実的で、「水」という感じがしませんでした。

「Huka Fall」をあとにして、いざロトルアへ。
ロトルアの手前30kmくらいのところにある「ワイオタプ」に立ち寄りました。
ここは、日本でいう箱根の大涌谷のようなところ。
硫黄の臭いがたちこめ、地面からは煙があがり、さまざまな色の池を作り出しています。
でもね、入場料が高いんですよ。
1人$32.5
大涌谷は入場料無料だったのに。。。
一瞬躊躇しましたが、ロトルアの市街地からちょっと離れているので、こんなタウポの途中でもなきゃ、もう二度と来ないかもしれません

ここの見所は、なんといってもシャンパンプール。
シャンパンのようにフツフツと気泡があがってきます。また、この色の綺麗なこと。

このオレンジ色は、アンチモンという火山物質からだそうです。
天気も曇りで、風もあって、湯気があっちに行ったりこっちに来たりと、その時々で色が変わって見えました。

出口付近の池の名前は「Devil’s Bath」
悪魔のお風呂ってわけですが、その色ときたら、まるでスライム

こうやってみてみると、バスクリンの色って人工的だと思っていたけど、実はかなりリアルってことですかね?

実は、この入場料には、20メートルも吹き上がる間欠泉の観覧料も含まれているんです。
でも、一日1回10時15分から。
これを見れない時間に来た人は、割引してくれたらいいのに。
「明日時間があったら10時に戻ってらっしゃい」といわれたけど、
短い滞在で、同じ場所に2回も行く人はあんまりいないと思うんですが。。。
しかも、街から車で20分はちょっと遠い。。。

結果として「高いよね」ってことになってしまいました。

ところで、ワイオタプにいた30分くらいの間に、何度も出た会話。
「なんでタマゴゆでないんだろうね」
「ゆで卵やったらいいのにね」
「あの辺、タマゴゆでれそうだよね」

すっかり箱根の大涌谷に黒タマゴに影響された私たちなのでした。

硫黄の臭いをかぐと「ゆでたまご」を思い出してしまうのですが、
ここの地面の表面を、ほんの少しはがすと、なんと下からは、まさに「タマゴの黄身」が!
こりゃ臭いますわ

ワイオタプを後にして、少し走ると、「Mud Pool」が見れるところがあります。
ここはいわゆる泥風呂?
っていっても、ここは泥が沸騰しているくらいですから熱くて入れませんが、
ロトルアは、この泥パックとかがお土産でも有名です。
以前ロトルアを訪れた時、泥風呂に入れる施設にいったのですが、驚くほどお肌がつるつるになりました。
恐るべし泥の威力。

あとはロトルアの宿へチェックインするだけ。
今日の宿は、やはりトリップアドバイザーで見つけたのですが、なんと人気ランキング1位。
ところが、一番安い部屋なら、一泊$199だったのです。
もっと安いところもあって予算オーバーだったのですが、1位の宿が$199なら、一度泊まってみてもいいのでは?
ってことで、選んだのが「Regent on Rotorua」

ここがね。なんていうんですか。よく言えば「華美」なんですが、ちょっとなー。悪く言うと高い「ラブホテル」みたい。
この壁紙のベッドルームって、なんだか落ち着きませんよね。
これが一位なんだぁ。確かに綺麗だし、豪華だけど。

チェックインを担当した男の子(たぶん20代前半)が、すごいかわいくて、
しかも、ワーホリで日本に行ってたんですって。
東京に半年、そのあと、北海道から九州までヒッチハイクで旅をしたんだとか。
日本でもヒッチハイクってアリなんですね。びっくりです。
「日本でヒッチハイクなんて、なかなか大変だったでしょう」と聞いたら、
「日本人は、みんな優しいんで、すごい簡単でした!」と言ってました。
うん。そうか。日本人は外国人(白人)には無条件に優しいんだった。
でも、わたしも、こんなかわいい男の子が道端でヒッチハイクしていたら、乗せちゃうなぁ。
日本を旅行して、一番好きな場所は「阿蘇」だそうです。
さすが、ロトルア出身。やっぱり、温泉の街が好きなんですね。

さて、今日は、10時にネイピアを出発して、ロトルア到着16時でした。
ドライブの疲れを癒しに、いざ温泉へ。
続きは明日。

ロトルアの温泉は最高 ④

 

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