オークランドでは、毎回アルバニーの友人宅にお世話になっておりますが、
いつまでも甘えるわけには行きませんので、
到着したその日の夜から、インターネットで家探しを始めました。

条件は5つ
・CITY(職場まで徒歩15分圏内)
・駐車場付
・家具付
・長期契約ではなく、ノーティスを出せばいつでも出られる
・駐車場込で$400以内

CITYには高層アパート(日本でいうマンション)がたくさんあって、
しかも、家具付も結構あります。
ですので、家具付のCITYのアパートを探すのはそう大変ではないのですが、
なんせ高層ですし、過密地帯ですし、駐車場付というのがほとんどありません。
たまーにあっても、家賃とは別で、週$60くらいします。
それでも、まったく駐車場のないアパートを借りて、家から遠い駐車場を別で借りても不便なだけです。
また、半年契約とか1年契約とかってのが多くて(当たり前ですよね)、
出たいと言えば出れる契約で借りられるところはほとんどありませんでした。
でも、私たちは、まだ今後のことが未定のままですので、長期契約はできません。
というわけで、1つ1つは可能でも、すべてを叶えることは、非常に困難だったのです。

そんな中、100件以上もの物件を見ながら、今日出たばかりの新しい物件の1つに、
「CITY・家具付・地下駐車場付・3週間ノーティスで退去可」という物件で、$400以下のものを見つけたのです。
これはもう奇跡としか言いようがありません。
さっそくアポを取りたかったのですが、もう22時近かったので、メールだけおくって、
明日また連絡をとってみることにしました。
今日出たばかりの物件で、しかも今日は日曜日ですので、
これだけ良い物件でも、きっとまだ見学できている人はいないはずです。

というのも、以前、クライストチャーチでも、割と高級なアパートが手の届く価格で出ていたので、応募したことがあるんです。
そしたら、見学に現れたのは10組以上。
オーナーが一組ずつ簡単な面談をしていきます。
「あ、こりゃだめだ」と思いました。このような場合、アジア人は断然不利でしょう。
別のアパートでは、見学の電話をしても、アポすら取れないことも何度かありました。
無視ってやつですか?

元巽スタッフがオークランドに引っ越してきた時も、
見学にいくと、10組以上いて、子供がいたりペットがいる人から落とされ、
あとは職業や年収などで、どんどん落とされていくのだとか。
地震直後でもちろん仕事もなく、そんな彼は、なかなか家が決まらなかったそうです。
結局決まったところは家具なし2ベッドルームガレージ付で$480/週だったとか。
クライストチャーチでは3ベッドルームガレージ付で$300以下だったのに。。。と
オークランドの物価の高さに嘆いていたのを覚えています。

このような話を聞いていた私たちは、アポをきちんと取れるか、取ったとしても何人くらい見学にくるのか、
とても不安に思っていました。
そこで、第2、第3希望も一応決めておきました。
でも、予算が合わなかったり、駐車場がなかったり、意に沿うものではありません。
第一希望のアパートでなんとか決めたい!
そう思い、いくつも見学に行って決めるのではなく、第一希望OKなら、もう決めてしまおうと思っていました。

翌朝、見学OKの連絡が来ました。時間は12時です。
何組見学に来ているのか、とても緊張します。ここは絶対負けられません。
でも行ってみると、見学に来ているのは私たちだけ。

アパートの中に入ると、ちょっとホテルみたいな感じ。(綺麗だけど狭いという意味です)
部屋はStudioタイプ(日本でいうワンルームマンションみたいな)で、
ベッドルームもなく、、決して広くはないけれど、二人で暮らすには十分。
実際、このアパートはViaductハーバー内にあり、海に面して建っているのですが、
この部屋からは海が見えないので、それで安いのかもしれません。
この場所で、この建物で、しかも地下駐車場までついてこの値段はありえません。
ついでに言うと、バスルームは、シャワーだけじゃなくてバスタブもついています。

ざっと部屋を見て「ここに住みたいんだけど」と即決。
すると、不動産屋さんは、「じゃあ決めましょう」といってくれました。
というのも、昨日出したばかりの広告には、ものすごい数の見学希望者があったそうで、
でも、私が、見学希望のメールを出す時に、
「今日クライストチャーチからオークランドにきて、家を探しています。今すぐにでも入居したいです」と書いたので、
それを読んだ不動産屋さんは、「クライストチャーチの震災の被害にあった人を優先したい」と思ったのだそうです。
なので、私たちが決めるなら、他の人はもう全部断ると言ってくれました。
こんな優遇措置があるのですね。感動です。

というわけで、早速次の日に引っ越せることになったのです!
とはいっても、荷物を積んである車で、そのままここに来るだけなので、引越しといっても簡単です。
でも、このように急に決まった引越しのおかげで、突如インターネットの無い暮らしを強いられることになったというわけです。

家は、家具付なだけではなく、バスタオルや、布団、食器類と、全部そろっています。
でも、私たちもある程度はクライストチャーチから持ってきているので、
ここにあるものを使って、私たちのものはしまっておくか、
それとも、ここにあるものをしまって、私たちのものを使うか、どうしようか迷いましたが、
結局、ここにあるものをしまって、私たちのものを出して使うことにしました。
地下駐車場には、小さいけど、倉庫もあるんですよ。
なので、このような余分なものをしまっておくこともできます。
部屋も、さまざまな工夫から、狭い割には、収納があって助かってます。
クライストチャーチでもずっとアパート暮らしでしたが、部屋が大きくても収納は小さいことが多かったのです。
でも、さすが土地に余裕のないオークランドは、設計の段階で隙間家具的な収納が結構あり、感心します。
もってきたものを全部収納できるか心配していたのですが、割と余裕を持って全部収納できて驚いています。

写真は、部屋備え付けの布団ですので、これは片付けて、自分の布団をだしました。
やっぱり久しぶりに使う自分の毛布は「家に帰ってきた」感じがして、久しぶりによく眠れました。

お部屋全体
実はこのベッド、来客などで部屋を広く使いたい時は、バタンと壁側に収納できるようになっています。

キッチン
電子レンジの下が冷凍庫で、その下が冷蔵庫です。
これだけ狭いキッチンなので、冷凍庫なんて、冷蔵庫の中に氷を入れるところがあるくらいかな。
なんて思っていたのですが、セパレートで意外にたくさん収納できて、これも嬉しい誤算。
ただし、キッチン自体はとても狭くて、まさに簡易キッチン。
火を使った料理をする気などはとてもおきません。
そして、使わないだろうけど、オーブンと食器洗浄機も付いています。

バスルーム
洗濯機はともかく乾燥機までついているのに驚きましたが、
オークランドは雨が多く、洗濯物は乾燥機で乾かすことが多いそうです。
クライストチャーチは乾燥しているので、洗濯物がよく乾き、乾燥機のある暮らしをしたことがなかったので、
なんだかこれからも、乾燥機は使わないかもしれません。
鏡は扉になっていて、中が巨大な収納になっています。
そして、なんと洗面台のボウルは赤ちゃんが洗えるほど大きい!なんでか分からないけど。。。

アパートの中庭。
随分立派ですが、わたしたちの部屋は、この庭にも面してもいなければ、海にも面していないんです。
ちなみに、部屋の場所柄、出入りの時にここを通ることすらないので、まるで隣の敷地のような感覚です。
この中庭に直接出れるような一階の部屋は、きっと恐ろしく高いのでしょうね。
2階の部屋なんて、中で2階建てになっているようです。そりゃ広いですよね。
きっと、他の高価な部屋に比べたら、私の部屋なんて「管理人室」みたいなものなのかもしれません。
地下駐車場は、高級車品評会のようになってましたから、ぶつけないように気をつけなくちゃ!

それでも、猫の額ほどの小さいバルコニーに出ると、スカイタワーが見えました。
これを見ると「私はオークランドにきたんだ」と実感します。

さあ、これで住むところが決まり、やっと落ち着きました。
地震後4ヶ月たって、ようやくです。
でも、来た次の日に住むところが見つかるとは思っていなかったので、幸先良いかもしれません。

クライストチャーチの家の半分以下しかない狭い家だって、これからはここが私の城。

今までも、人生の転換期というのは何回かあったけれど、
まずは、ニュージーランドに来たときが、人生でもっとも大きな転換期。
次は、ダンナと巽を始めたときが、2番目の大きな転換期。
次は、地震が転換期だと思っていましたが、実は地震はきっかけでしかなく、
オークランドに来たことが、人生で3番目の大きな転換期になったというわけです。

次の人生のスタートはここから始まります。
くすぶっている時間が長かったなぁ。。。頑張るぞ。

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