昨日、賄いの麻婆豆腐を食べていたら、
「ガリ」っと嫌な感触が。。。
花椒を噛んだのかと思ったら、なんと、奥歯の銀歯が取れてしまったのです!
うちのダンナも、
「スペアリブでも出していたら責任を感じるけど、
麻婆豆腐で銀歯が取れても、これは俺のせいじゃないな。。。」と。
確かにその通り。
うちのマンションの出口を出た目の前には歯医者があります。
なんて便利なニューマーケット。
早速、予約に行ってきました。
これもまた、慣れって怖いもので、着物のまま行ったのですが、
相変わらず、誰一人わたしの着物姿を気にする人はなく、
受付のお姉さんも、いつもと同じように問診表を渡してくれました。
でも、さすがに着物のままでは、仰向けに横たわることができませんので、
出勤前に、洋服で行かないといけません。
昨日は、予約だけ取って店に戻りました。
そして、本日、取れた銀歯を持って、行ってきました。
NZの歯医者は高いと、それはもうみんな口々に言いますが、
緊急事態ですし、安くても遠ければいけないし、
もう、値段も聞かずに、家の近くの歯医者にかけこんだわけですが、
ここは、受付のお姉さんもかわいいし、歯科医の先生も、とても感じがよかったです。
診察台は、ひとつひとつがガラス張りの個室になっています。
まずは、ティッシュに包んだ銀歯を先生に渡そうと、
「My filling fell out」と、歯医者に行く前に辞書で調べた文章をそのまま伝えました。
「歯の詰め物が取れた」という意味ですね。
ところが、先生は、
「Filling」は持ってこれないわ。「Crown」じゃないの?と言ったのです。
そうか、Fillingは、詰めたものだから、かぶせるものはCrownか。
私が銀歯を取り出すと、
「あ、Crownね」と、先生はおっしゃいました。
まあ、わたしの英語力なんて、こんなものです。
さて、渡した銀歯を、もう一度かぶせてもらうのに、
まずは、かぶせる歯と銀歯の形を整えるところから始まりました。
椅子がリクライニングになると、天井には、TVがついています。
流れていたのは、トムとジェリーでした。
懐かしい。
どっちがトムで、どっちがジェリーだったっけ?
なんて考えている間に、治療は終了。
ほんの15分くらいのできごとでした。
ちっとも痛くないし。
そして、お会計は。。。。というと、
$220でした。
まあ、「$200くらいじゃない?」とみんなに言われていたので、
相場ですかね。
でも、やっぱり日本の健康保険て素晴らしいですよね。
毎月健康保険料を支払っていれば、病院から歯医者から出産まで、
みんなカバーされるんですから。
NZなんて、完全に実費ですよ。
もちろん、個人で、保険に加入することはできますけど、
きっと加入してない人の方が多いでしょうね。
ちなみに、私とダンナも保険には加入しているんですよ。
でも、歯医者もカバーするのにすると、値段が高いので、
歯医者は含まれないのにしたんです。
NZは公立病院は基本的に無料ですけど、
順番待ちで、検査や手術が半年待ちもざらだと聞きます。
その点、保険にはいっていれば、高くてキレイで、すぐに見てもらえる私立の病院に行くことが出来ます。
というわけで、保険に加入した私達ですが、
未だかつて、一度も使ってません。
ま、使わないで済むに越したことはないんですけどね。
ところで、治療中は、ライトがまぶしくないように、
日本だと目の上にタオルを置くと思うんですが、
(私の行っていた歯医者はどこもそうでした)
ここでは、色のついたゴーグルみたいなメガネを助手の人が私にかけさせてくれました。
それ自体は、TVも見れるし、いいんですが、
これがですね、別にきつかったわけではないのですが、
なぜか頬にばっちり跡がついてしまい、
2時間たっても、猫のヒゲのように、私の頬にしつこく残っていました。
まあ、これは、肌の弾力性の衰えというやつですね。
次回は、もう少し頬から浮かせて使いたいと思います。
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