「CLOONEY」でディナー (後編)


さて、昨日、途中で終わってしまった「CLOONEY」でのディナーレポですが、
「CLOONEY」は、NZを代表する雑誌である、「Metro」でも「Cuisine」でも、
NZのBest Restaurant of The Year のファイナりストに、5年連続で選ばれています。
そんなレストランでの、お食事体験。
まだまだ続きます。

次の料理は「ダチョウ、黒すぐり、鴨レバー、ジンジャーブレッド」
というものです。
ここのメニューは、「料理名」というよりは、
材料の名前が並べてあります。
どんな料理がでてくるのか、この材料から想像するのも、また楽し。
そして、出てきたのが、こちらです。

何が驚きって、皿が「縦」なんですよ。
普通、丸皿以外は、皿って横に使うのが普通だと思うんですよね。
う~ん。斬新。
皿が黒いと、ライトが反射せず、ちょっと良く見えないので、大写しにすると、こんな感じです。

もうアートですよね。
皿をキャンバスとして、料理でアートを作り上げています。
大体、色の暗い料理で、あえて黒い皿ってのも、なんだかクールですね。
白い皿に盛ったら色がきれいなことが分かっていて、あえて黒い皿、しかも縦。
この感性って、やっぱり、センスの問題なんでしょうね。
どの材料が何に使われていたのか、写真をみて「なーるほど」ですよね。
「メインの料理+付け合せ」というのではなく、
すべてで1つの料理なのですね。
感服いたします。

そして、お次はサーモンなのですが、
なんともこれまた「???」なものが出てきました。
タマゴ型の白い皿に、真ん中に黄身があるようなビジュアルです。
どこにサーモンが?

これ、横から見ると、こんな感じなんですよ。

ね?サーモンでしょ。

やっぱり、料理って、味がおいしいだけじゃダメなんだと再認識。
見た目の美しさ、おもしろさは、食べるよりも先にお客さんを楽しませます。
ここでお客様を惹きつけることによって、次の「味」の評価になるのです。
うちが、これから頑張らないといけないのは、
「盛り付け」と「付け合せの使い方」だと思います。
オークランドのレストランは、やっぱり私たちが思う以上にレベルが高い。
もちろん、数が多いので、すべてがそうではないけれど、
個性がないと、その数の中に埋もれていってしまいますよね。

さて、最後はビーフステーキ。
こちらのお皿も「縦」で出てきました。

ビーフの上には、なにか白いものが。
「なんだろう」と思ってちょっと食べてみると、なんと「肉の脂」。
肉と一緒に食べたらいいけど、これだけ食べたらちょっとびっくりしちゃうな。
以前、ペガサスベイで和牛ビーフを食べた時も、
和牛の油を揚げたコロッケが出てきて、それは口の中に入れたらとろけるおいしさだったけど、
そのままグリルしただけだったので、驚きました。
と、驚いたところでメニューを確認すると、最後に「marrow」の文字が。。。
marrow っていったら、牛骨髄じゃないですか!
そうか。脂じゃなかったのか。骨髄か。もっとすごいな。そんな食材を使うなんて。
これって普通??

CLOONEYで食事をしているうちに何が「普通」なんだか分からなくなってきました。
まあでも、普通である必要は別になくって、
こういう骨髄を使ったりとか、皿を縦につかったりとか、そういうのが、うけるんでしょうね。
勉強になります。
でも、こういう一流の店がやるからOKなんであって、
うちが骨髄のグリルなんて出したら、ちょっとどうかな?とは思いますけどね。
分相応で頑張ります。

さて、ここまで終わったところで、次はデザートです。

なにかのパンナコッタ。
こういうさっぱりしたデザートはいいね。
でも、コースの〆としては、なんだかちょっと物足りない気もしました。

でもすでに来店から2時間半が経過。
そろそろ帰ろうとお会計をお願いしたら、
なんと、もう一皿出ることが発覚。
最後のデザートはこちらでした。

なんかのクリームブリュレ。

デザートは、両方ともおいしかったですが、
両方とも、料理の斬新さを思うと、割と普通でした。

さて、お会計は、2人で$350
私の誕生日に食事に行った「French Cafe」でも、同じくらいのお値段でした。
ファインダイニングで2人で食事をしたときの相場というのは、このくらいなのでしょうか。

ところで、このレストランは、各客席が、紐カーテンで囲まれていると書きましたが、
スタッフは、この紐カーテンの間からサーブするんですよ。
これが、「黒子」みたいでおもしろかったです。
料理を食べ終わったら、カーテンの向こうから、ヌッと腕が伸びてきて、皿を提げます。
料理も、カーテンの向こうから提供され、正面にまわって、料理の説明をします。
おもしろい趣向でした。
サービススタッフはあくまでも裏方な感じでしょうか。
料理を出すスタッフと、料理を説明するスタッフは、完全に分かれていました。

さらに、こんな高級そうなお店では、iPhone でも写真を撮ることはできないかもしれないと思っていました。
ところが、みんなテーブルの上に携帯を置いて、携帯をみながら食事をしていたり、
もちろん写真を撮ったり、さらにはウェイトレスに携帯電話での写真撮影をお願いしているカップルも何組か見かけました。
時代もかわったものです。
食事中の携帯電話や、写真撮影など、以前ならタブーでした。
それが、スマートフォンの普及により、携帯電話は、もう携帯電話そのものではなく
その他の機能の方がより多く使われるようになり、
テーブルでスマートフォンを使用していない人の方が少ないくらいでした。
食事の時くらい、食事に集中したらいいのに。という思いもありますが、
簡単に仕事のメールもチェックできますし、むしろスマートフォンがあるからこそ、
何かあればすぐに分かり、安心して食事を楽しめるのかもしれません。

ちなみに、TATSUMI でも、食事中の携帯電話使用率は非常に高く、
もちろん「通話」をする人は稀ですが、みんな写真を撮って、その場でFacebook にUPたりしているようです。
iPhoneをメインとした、スマートフォン普及により、レストランの楽しみ方も変わってきているのかもしれませんね。

さて、話しはそれましたが、CLOONEYを後にすると、
目の前には、スカイタワーが。

スカイタワーを見るたびに、「次はスカイタワーが見える家に住みたい」と思うのでした。
東京タワーと同じような郷愁をスカイタワーに覚えるのは、私だけでしょうか。

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