今週の金曜日は、ダンナの40歳の誕生日でした。
ニュージーランドでは、40歳とは、盛大に祝うものと決まっています。
去年の9月の自分の誕生日には、
悲しいかな、なんのお祝いもありませんでした。
Facebookを通して、本当に多くのお祝いの言葉をいただき、感動したものですが、
身近な人からのお祝いがなにもなかったのです。
もちろん、そんなの期待するものではありませんし、
オークランドには友達が少ないのも事実ですから、
仕方ないのは分かっています。
でも、私のように惨めな40歳の誕生日をダンナに迎えてもらいたくはなかったので、
なけなしのオークランドの友人を招待して、ダンナには秘密で、
誕生日パーティを決行する計画を立てました。
金曜日は仕事で無理なので、日曜日の仕事の前にパーティを計画しました。
ダンナに知られないように、携帯のTEXTでこそこそと友人たちにメールを送り、
密かに立てたこの計画。
日曜日の13時から、お店で持ち寄りパーティをすることにしました。
というのも、ダンナに内緒ですから、料理を準備することができません。
どこかのレストランでやろうかとも思いましたが、
自分の店の方が、飲み物もいろいろ提供できますし、なにしろ自由がききます。
TATSUMIのスタッフには、多大なる協力をいただき、
ホールスタッフには、会場の準備、
キッチンスタッフには、料理の準備をお願いしました。
というのも、私は、ダンナが13時まで店に立ち寄らないように、
留め置いて置くという重要な任務があったのです。
2週間ほど前から計画されていたこの誕生日パーティ。
途中でダンナにばれていないか、ハラハラドキドキする場面もありましたが、
なんとか当日までばれていなかったようです。
とにかく、計画を伝えずに、13時に店にダンナを連れて行くのは至難の業でした。
いろいろ試行錯誤しつつ、行き当たりばったりで進行状況をスタッフにTEXTで連絡。
準備中のスタッフとダンナが店で鉢合わせをしないように、本当に気をつかいました。
先日切れていることが発覚したパスポートの写真を撮影しにいくという口実のもと、
なんとか家から連れ出し、店へと向かいました。
でも、店に電気がついていたり、鍵が開いていたりしたら、怪しまれるな。と直前で気づき、
「あー。スタッフに、電気を消して、鍵もかけておいてもらえるようにお願いすればよかったな。」と後悔したのですが、
いざ、店の前に到着すると、なんと、電気も消えていて、鍵もかかっているではありませんか!
何も言わずとも、分かってくれるこのスタッフの気の行き届きよう。
本当に、感動しました。
そして、ダンナが鍵を開けて、電気をつけると、
そのとたんに「パン!パパン!」とクラッカーが鳴り響き、
みんなが「お誕生おめでとう!」と登場したのです。
ダンナの誕生日なのに、私が感動して、うるうるしてしまいました。
ダンナは「本当に驚いた」と言っていましたが、
見た感じあんまり驚いた様子はなく、
本当は計画を知っていたんじゃないか?と疑うほど。
でもまあ、戸惑いながらも、喜んでくれたようです。
冒頭のあいさつで、「ようこの誕生日に何もしなかった自分が心苦しい」と言いました。
そうなんです。別に私は、それでダンナを責めるつもりは毛頭ありませんが、
自分の40歳の誕生日でなんのお祝いもなかったからこそ、その寂しさをダンナに味あわせたくなかったのです。
やっぱり、二人きりではなく、多くの人に祝ってもらえる誕生日って、
それだけで幸せではありませんか。
もちよりのパーティでは、飲み物とブラフオイスターは店で用意させていただいて、
食べ物は一品ずつ持ってきてもらいました。
レストランKのシェフSさんは、TATSUMIの常連さんです。
今日は奥さまと一緒にお越しいただき、お寿司とティラミスを持ってきていただきました
元シェフで、現在旅行会社社長のUさんからは、なんと鯛の尾頭付き刺身
その他、ワインに合うおつまみたくさん。
うちのシェフからは、スペシャルの尾頭付き刺身2匹。鯛とほうぼう
大根とにんじんで作った蝋燭がとってもキレイでした!
そして最後は、今日は貸し切りパーティのため参加できなかったKAZUYAレストランのKAZUYAさん&HARUさんから
お祝いにいただいたケーキが登場!
忙しいのに、わざわざ届けていただいて、ありがとうございました!
みなさんからは、料理の持ち寄りのみならず、いろいろ誕生日プレゼントもいただいてしまいました。
元クライストチャーチの巽のシェフで、現在オークランドでジャグラーをしているTさんからは、
ダンナのツボにぴったりはまるグッズをいただきました。
ジャグリングショーまで開催していただきました。
子供はもちろん、大人も大喜び!
子供たちからは、誕生日カードも!
これからの冬に向けていただいたガウンを着てポーズをとるダンナ。
白衣の財前先生というよりは、これからリングに上がるプロレスラーって感じですね。
この他にも、ダンナが以前から大好きなフィッシャーマンパンツ。
長いのと8分のと2着もいただきました。
なかなかNZでは手に入らないので、ほんと、興奮気味なほどに喜んでいます。
その場ではかなかったので、写真がなくて残念。
これをはいてお出かけしたときには、ぜひとも写真をUPしたいと思います。
ありがとうござました!
最後に悔やまれるのは、集合写真を撮らなかったこと。
集まってくださった皆さんと一緒に記念写真を撮ることで、きっと、よい思い出として残すことができたのに。。。
そんなことに気付かなかった私のバカバカ!
でも、ちゃっかり二人の写真は撮ってもらいました。
本日お集まりいただきました皆さん!
本当にありがとうございました!
どうぞ、これからも、夫婦ともども、どうぞよろしくお願いいたします。
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