ここんところ、おいしいフランスパンが食べたいと、ふつふつと思い続けておりました。
というのも、私は、フランスパンが大好き。
日本にいたころは、しょっちゅうでデパ地下でバゲットを買っては、
家に帰るまで待ちきれずに、食べながら帰るという品のないことを繰り返しておりました。
まず、あのバゲットの耳は、私の「食べたい欲求」を異常にそそります。
そして、我慢できない私は、耳だけもいで食べてしまうのです。
そしたらもう止まりません。
中のあのもちもちしっとりした白い部分を指でほじって食べ、
まわりのカリカリと香ばしい部分をむしって食べ、
家に帰るころには、袋から飛び出していたはずのバゲットは、
もう半分程度になってしまっているのです。
買ったばかりのバゲットを、このように買ったままの姿で貪ったあとは、
家でトースターで焼いて2度目を楽しみます。
焼いてさらにカリカリになった皮の部分と、溶けたバターがしみ込んだ白い部分、
思い出しただけでもめまいがしそうです。
フランスパン万歳!

ところが、NZには、なぜだか美味しいフランスパンがないのです。
フランスパンは売ってます。
もちろん名前はフランスパンではなく「バゲット」ですが。
でも、形はバゲットで、味もまあまあバゲットに近いものはありますが、
決定的に違うのは、あの皮の部分のカリカリとした香ばしさと、中のもちもちさ。
ま、つまり、全然違うってこと。

ところが、今、オークランドでは、あの、日本で食べていたのと同じように美味しいバゲットを食べることができるのです!
その名も”La Voie Francaise”
以前も、このブログで紹介したことがありますが、
そのあと、数々の雑誌で紹介され、賞などもとって、いまや押しも押されぬ有名店。
ま、なるべくしてそうなった店ではありますが、
ほんと、昼ごろに行ったのでは、売り切れ続出。欲しいパンがなかなか手に入らなかったりします。

そして、私は、唯一ゆっくり寝れる日曜日に、
わざわざいつも起きる時間よりも早起きして、美味しいパンを買いに行くことを決意したのです!
そこまでしても美味しいパンが食べたい気持ちは抑えられませんでした。

目覚ましを8時半にセット。
お店は8時OPENですが、9時には到着できる算段です。
9時ならまだまだパンもたくさんあるはず。

もう楽しみで楽しみで、夜も眠れません。
早起きだから、早く床に就いたものの、まったく眠れず、気付いたら3時。
そして、目覚ましが鳴る前にパっと目が覚めたのが、朝の6時。
たったの3時間しか寝ていないと言うのに、すっかり目が覚めてしまいました。
つまり、そのくらい美味しいパンが食べれることが楽しみで楽しみで仕方なかったと言うことです。

ま、そんなわけで、前置きがだいぶ長くなってしまいましたが、
行ってきました。
”La Voie Francais”

混んでましたが、行列ってほどではなく、少し待つ間に、何を食べようかいろいろ考え、
買ったのがこちら!

私の大好物のエピ、フロマージュフランス、チョコクロワッサン、そしてバゲット。
店内は、テーブルが1つと、カウンターに2席あるだけ。あとは外に1テーブル。
みなさん、家に持って帰って食べる人が多いんですが、私たちは外で食べようと思い、
最初から、パン切りナイフとチーズ、お茶を持参していました。
でも、ラッキーなことに、並んでパンを買っている間に、店内のテーブルが空いたのです!
だったら、ここで食べていこうってことで、コーヒーも買って、
店内で焼きたてのパンを美味しくいただきました!

特に、エピとフロマージュフランスは、焼き立てがあったようで、
カウンターにあるものを注文したにも関わらず、わざわざ中から焼き立てを持ってきてくれました。
こういうのって最高ですよね。
パン自体が美味しいのもさることながら、焼き立てのパンを食べたのなんて、何年ぶりのことでしょう。
何十年ぶりかも!?
やばい!おいしい!おいしすぎる!
皮はサクサク、中はもっちりなのは当然で、焼き立てなので、中からほんのり湯気がたちます。
おいしーーいーーーー!!!

食べかけの写真ですみませんが、この中の生地のおいしいそうなの伝わります?
まさに至福の時。
これでたったの$24ですよ。(コーヒー含む)

そして、せっかく早起きして手に入れたこの素晴らしい時間を独り占めするのはもったいないと思い、
もう一度列に並び、友人宅にこの焼き立てパンを届けることにしたのです。
ついでに、私のおやつにエピとシュークリームも買い足しました。

ところが、友人に電話しても出ません。
もしや、天気がいいから、どっかに出かけてしまったのか!
携帯電話に出ないので、家の電話にかけてみます。
すると、受話器の向こうから、眠そうな声が。。。。

すみません。
せっかくの日曜日、ゆっくりおやすみのところを起こしてしまったようでした。。。
でも、パンを持って突撃!

フランスパンのお店ではありますが、実は、食パンも美味しいと言う噂をききつけ、
「買い過ぎじゃない?」という心配をよそに、食パンも買ってしまいました!
そして、友人と山分け。
そう、私には、ひとつの夢があったのです。
それは、、、これです!

食パン耳付き厚切り立方体トースト!
これを美味しい食パンでやりたかった!!!

うおーーー。
美味しかったーーー!
ちなみに焼かずにそのまま食べた友人曰く、
「食パンの白いところがどうやったらあんなにふんわり柔らかくなるのか」
という美味しさだったそうです。

でも、でもね。日本からきてまだ3か月の友人には、
このパンの美味しさが分かったとしても、NZでこのパンが食べれる凄さは分からないだろうなぁ。と思うのです。
だって、10年探し求めてやっと出会えたんですよ。
この感動は、長年NZに住んでないと、なかなか分からないだろうなぁ。
それこそ、10年前のクライストチャーチなんて、おいしいパンどころか、日本食材もほとんど手に入らなかったし。
物が豊かになるだけではなく、10年たって、食やそれを作り出す技術が入ってきたのは、本当に嬉しいことです。

いやぁ。美味しいものが食べれるって幸せだなぁ。
しかも、高級なものでじゃなくて、パンのように日常食べれるものが美味しいって、
この上ない幸せです。
でも、まあ、早起きしないといけないんだけど。。。。(っていっても8時なんだけどね)

オークランドに来てから、「これが手に入るなら、もう日本帰らなくていいな」と思える瞬間が幾度もありましたが、
La Voie Francaiseのパンは、またもや私にそう思わせてしまう逸品でした。

ただひとつ疑問なのが、このパン食文化のNZで、どうして今までこれだけ美味しいパンを作れる職人さんが現れなかったのかってこと。
そして、やっと出会えたおいしいパンは、日本人のお店。
やっぱり、どこの国に行っても、高い技術を極めるのは日本人ってことなんでしょうか。
でも、同じ日本人として、現地の人にも認められる美味しいフランスパンを作り出すお店が日本人のお店だなんて、嬉しいことですよね!

有名になりすぎて、美味しいパンが手に入りにくくなるのは寂しいですが、
これからも、美味しいパンを、どんどん作って行って欲しいです!

そうそう、それと、シュークリームも抜群においしかったです!
美味しいのはパンだけじゃないぞ!
庶民的なシュークリームもいいんですが、これはデパ地下の高級ケーキの店とかに売ってそうなお味でした。
ちなみに、1つ$2.5です。
今度行ったときには、スタッフみんなの分を買いたいと思います。
美味しいものはみんなで食べたらもっと美味しいですよね!

余談ですが、実は、Newmarketにもおいしいパン屋さんがあります。
その名も「Elske」

この店もLa Voie Francaise同様、有名レストランにパンをおろしているので、
売り場面積よりも、工房の方がだいぶ敷地面積が広い感じ。
ガラス張りで中が見えるのですが、私が立ち寄る昼前には、もう仕事は終わっている感じです。
普段はこの「Elske」でバゲットを買っています。
なんせ、家と店の間にあるので、いつでも立ち寄れるし、
この店のバゲットも、だいぶ美味しいんです。
日常は、ここのバゲットで十分満足。
でも、たまの贅沢には、La Voie Francaiseに行きたいんですよね!

美味しいフランスパン万歳!

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