今日、すごいことを知った。
今日飛び込みで履歴書を持ってきた男の子が、今日入国したばかりのワーホリだったんですが、なんと33歳だったんです!
え?そんなことってある?って思って聞いていみると、彼は、ワーホリビザを申請して取得したのに、そのままコロナに突入しちゃったんですって。それで、もう人生に一度きりのワーホリを諦めるしかないんだと思っていたのに、突然NZ移民局から「すでにビザを取得済の人はOK!」ってメールが来たんですって!

へ~!知らなかったなぁ。そんな特別措置があったなんて。
2年前、日本からウチの店で就労ビザ申請して、来週NZに来る予定だったのにコロナで国境閉まっちゃってこられなくなった子がいたんだけど、それはダメなのに、ワーホリはいいんですね。へー。まぁ、でも、それだけNZの労働者不足は切羽詰まっているってことですよね。
ありがとう!イミグレ!たまにはいいことするじゃないか!

っていうか、今年に入ってから初めてのスタッフが、今週から働いてくれているんですが、彼が来るまでに出し続けた求人広告、NZ大好きに半年で$1,000 以上。さらに、もう日本人を待っていても来ないと諦めて、Seek に出した求人が$500 以上。さらに、ローカルの求人誌に出した広告が$300。

それで、誰一人来ないんですよ。実際は、来てるけど、まったくの未経験者の高校生とか、ビザサポートをしてほしいインド人とか、ちょっとうちでは無理な人ばかり。

それが、店の入口の求人募集の張り紙を見て来てくれる人がいるなんて!タダですよ。タダ!
求人広告に$2,000近くかけてきたことがバカみたい。
でも、それを見ていい人が来てくれることもあるわけだし、切羽詰まった時には藁にもすがる気持ちで載せるしかないんですよね。

なんか、新しいスタッフが入ることが決まると、まだ来てないのにそれだけでワクワクします。なんか、気持ちが開放されるっていうんですかね。
ずっと予約をセーブしながら、細々でやってきていたわけですから、それが、スタッフの心配をせずに営業できるようになる日がくるなんて、しかも、こんなに突然。

もちろん、去年は5人いたわけですから、まだまだ足りないんですが、ずっと2人だったのが3人になり、来週から4人になって、来月には日本からもうひとり来てくれることが決まっているので5人目です!すごい!なんて盤石なんでしょう!本当にこんな日が来るなんて。涙でそうです。

もう、仕事できるかどうかなんて関係ない。この店で一緒に働きたいと思ってくれているだけで嬉しい。そして、仕事ができる人、もしくはそうでなくてもできるようになってくれる可能性がある人がいるだけで、もう十分じゃないですか。贅沢は言いませんよ。

というわけで、今日は、今日の酷い天気とはうってかわって、晴れ晴れとした気持ちで仕事に臨めそうです。ほんと、不安だった精神状態が、気持ちひとつでこんなに変わるなんて、またもう少し頑張れそうです。

スキー場は大雪です。

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