オーストラリア旅行記が、メルボルンで止まってしまっていますが、パースとシドニーは、NZに戻ってから続きを書こうと思っていたんです。でも、それも書けずにいます。それはなんでかって言うと、メルボルンまでの旅行記をシドニーで書き上げて、ホテルをチェックアウトしようと思った朝、そのお知らせは届きました。
シェルターに預けていたメイちゃんが、いなくなってしまったのです。

預ける時、双方が一番強く確認したこと。それは「絶対にここから逃がさない」ということでした。というのも、見知らぬ土地で逃げ出してしまったら、もうここには帰ってこないし、家にも帰れないし、見つけるのが相当困難になることが予測されていたからです。
シェルターの人たちも、掃除の時や、他の猫を外に出すときなど、メイちゃんだけは外に出さないように、別に小さい小屋に移すなどして、とても慎重に対応してくれていました。
ところが、ある日の夜、台風のようなものすごい強風の日があって、シェルターのドアが壊れて、すべての猫が外に逃げ出してしまったそうなのです。
でも、他の猫ちゃんたちは、普段から閉じ込められているわけではなく、昼間は外に出て、夜になると帰ってくるという生活をしていましたので、逃げ出しても、ちゃんとご飯を食べに戻ってきたんです。でも、メイちゃんだけは戻って来ませんでした。。。

わたしたちが不在の間、ご近所のI子さんが、毎日毎日メイちゃんの様子を見にシェルターに顔を出してくれていました。メイちゃんが「捨てられたのかも」と悲観的にならないように、本当によくしてくれて、感謝の言葉もないくらいです。
I子さんからは、毎日メイちゃんの写真や動画が送られて来て、メイちゃんが、シェルターで思った以上に寛いで暮らしている様子を見ることができました。
だから、逃走したというよりは、「ドアが開いて、みんな出て行ったぞ!このままわたしも家に帰ろう!」って思っただけだと思うんです。いくらシェルターでの生活に慣れて来ていたとはいえ、家の方が何倍もいいに決まってます。

わたしたちがクィーンズタウンに戻る飛行機が夜21時だったので、メイちゃんのお迎えは翌日に行こうと思っていましたが、空港から直行で保護猫団体のシェルターに向かって、家の周りを1時間ほど探索しました。でも、まったくメイちゃんのいる気配はありません。

一日お休みの日を挟んで、翌日から仕事開始でしたので、次の日は、朝から晩まで、ご飯を食べている時間以外はずっとメイちゃんを探して歩きましたが、まったくメイちゃんの気配はありません。
保護猫団体の人が、ビラを作って300枚投函してくれたらしく、それを見た人から、目撃情報が2件寄せられました。
でも、両方とも、メイちゃんだという確証がまったくなく「なんとなく似ている」という感じ。やっぱり、本物のメイちゃんを見ていない人にとっては、似た猫なのかメイちゃんなのかは、はっきり分からないのは仕方ないと思います。

メイちゃんがいなくなった場所と目と鼻の先のある家からの通報で行ってみると、この猫ちゃんがいました。わたしからしてみたら、全然メイちゃんだじゃないのですが、メイちゃんを知らない人にとっては、たしかに、このボディーの色が、グレーのサビ猫っぽく見えますよね。

こちらの猫ちゃんも、遠目に顔に縦のラインが入っているようにも見えて、一瞬メイちゃんか?と思わせておきながらも、全然違う猫ちゃんでした。

猫ちゃんは、夜の方が目が光って探しやすいと思い、夜中の0時に探しに出て、そのあと、夜明け時に活動を始めるからと、朝の6時に探しに出かけ、旅行の疲れも取れないまま、もう仕事も始まるというのに、精神的にも、体力的にも、かなり疲弊してきてしまいました。
寝ても覚めても、考えるのはメイちゃんのことばかり。
家のどこにいても「ここにメイちゃんが座っていたのに」庭のどこをみても「ここでメイちゃんが遊んでいたのに」と、今ここにめいいないメイちゃんのことばかりに思い馳せてしまうのです。

最近、急に寒くなって来て、冬が近づいてきているな~。って感じなんです。メイちゃんを探していても、耳がちぎれそうになるくらい寒い。でも、こんな中のどこかにメイちゃんがいると思うと、一刻でも早くメイちゃんを見つけてあげたい!

ダンナは「車にだけ気を付けてくれれば、どこかで生きてる」と言いますが、飢えや寒さで死んでしまう可能性だってあります。本当に、一日でも早くメイちゃんにおうちに帰って来て欲しい!

あたたかいベッドで、一緒に寝たい!

いつもわたしの後ろをついて回って、金魚のフンみたいだったメイちゃん。
あんなにわたしのことを大好きでいてくれたのに、10日も1人にしてしまってゴメンね😿 寂しかったよね~。早く会いたかったよね~。それで逃げ出しちゃったんだよね~。

預けずに、家に置いておけばこんなことにはならなかったのに。。。と後悔するも、でも、あの時は、スプレー行為がひどすぎて、家に残すことはできないという苦渋の決断をしたんです。あの時は、あれがベストだと信じて。
メイちゃん、ゴメンね。
早くおうちに帰って来て、一緒に遊んだりお昼寝したりしようね!

メイちゃんがいなくなってからもう1週間。わたしの家から逃げ出したのであれば、いつか帰ってくると信じて待ちたいけれど、まったく別のところから逃げ出してしまったから、家で待ってても絶対に帰って来ることはありません。
どこにいるのか分からなくても、いなくなったエリアに何度も足を運んで、地道にメイちゃんの名前を呼びつづけて、探し続けるしかないんです。そして、できるだけたくさんの人の目にメイちゃんの写真が触れて、メイちゃんの目撃情報が出さえすれば、それを頼りにメイちゃんに辿り着けると信じています。
今は、草の根活動を続けることしかできませんが、一日でも、一刻でも早く、メイちゃんをおうちに連れて帰ってあげられますように。。。

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