いつもノースランドモールに行くときは、パパヌイロードは混むので、
ちょっと遠回りでもクランフォードストリートから行きます。
信号もあまりないし、途中左右が畑になって交通量も少なく、とにかく車がすいすい進むのです。
そこに突然現れた「昔」という看板
12月頃に発見し、ずっと「いってみたーい」と思っていました。
でも、ノースランドモーールに行くつもりで車を走らせていると、「あ！」と気づいた時には突然曲がることもできず、
いつも通り過ぎてしまっていたのです。
そしてついに、先日、満を持して行ってきました！
「昔 Japanese Antique」
このニュージーランドで、日本語で「昔」の看板。
日本のアンティーク専門店なんて、いったいどんなところなのか、興味津々でした
店内に入ると、和ダンスがずらーっと並んでいて、
「へー。よくこんなに持ってきたねぇ」と感心。
その中に、ひときわ目を引くものが！
なんと、仏壇じゃありませんか！！！
しかも、これ、かなりすごいですよ。
わたし、仏壇は別に詳しくないですし、とりわけ興味があったわけではないのですが、
もう、とにかくなんていうか「一目惚れ」してしまったのです。
専門用語はわかりませんが、内扉と外扉で２重に扉がしまるようになっていて、
上部についている細工の細かいこと。
まさに、ここに小さな寺院が凝縮されているようでした。
仏壇として使う予定はないけれど、欲しい！
人間て、美しいものを目にすると、手に入れたくなる生き物じゃないですか。
お値段は＄2200。まったくもってリーズナブル。
まず、このNZで仏壇なんて普通手にはいらないし、
仏壇としての価値よりも、「美術品」して、非常に価値が高いと思います。
誰が買うんだろうなー。
あれが＄2200は本当に安いですよ。
宗教としての道具を軽はずみな気持ちで購入するのは罰当たりだと思ったので購入しませんでしたが、
もしあれが仏壇じゃなかったら、同じくらい美しい日本の古美術品だったら、絶対買ってましたね。
もともと私、日本の寺院とかすごい好きなんで、この仏壇には感動すら覚えました。
さてさて、仏壇の話はさておき、
他に私のお気に入りといえば「欄間」
つい先日、NHKで欄間職人についてみたんですよ。
素晴らしい日本の職人技と、その芸術性の高さ。
「やっぱ、日本てすごいよねー」なんていってたら、
ここにはたくさんの欄間が売られていたのです。
倉庫にも、まだまだ欄間の在庫がたくさんおいてありました。
実は、これもかなり欲しい。今は借家ですが、もし家を買うことがあったら、
この欄間をつかった家にしたいなー。と本気で思っています。
また、お店の内装にも使えないか考えています。
でも、和食の店で欄間を使ったら、「コテコテの和食」になっちゃうじゃないですか。
私たちの目指すところはそれではなくて、モダンな店内に欄間を使うのがカッコイイと思うんですよね。
コテコテにならないようにカッコよく欄間を使える内装を、また考えたいと思います。
その他、火鉢がたくさんありました。ちょっと和ぽいデザインのものを店内に飾る植物の花瓶として使っても良いですね。
あとは、古い人形が。。。これは、写真撮るのちょっと怖かったな。なんか写りそうで。。。
とにかく店内は、日本でも普通に生活していたら目にすることがないような日本の古い家具がいっぱい。
日本を離れていると、こういう日本のものを手に入れたい衝動に駆られてしまうのは、私だけでしょうか。
以前は、ビクトリアストリートに店舗があったようですが、12月に現在の場所に移転したそうです。
以前店があった場所は現在更地になってしまっています。
きっと地震で店舗が崩壊してしまったのでしょうね。
でも！大きいところにうつって、まるで展示場のようになった新店舗。
これから、足しげく通って、掘り出し物を見つけたいと思います。
Mukashi Of JAPAN
297 Cranford St, St Albans, Christchurch
(Between Noel’s Appliance World & Robbies)
Open from 10am Wed-Fri and from 11am Sat & Sun?
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