日本帰国への決心


昨日は家に「イエローステッカー」が貼られ、せっかくクライストチャーチに戻ってきても、
お金を払って宿に泊まるか、迷惑をかけて友人宅に泊まるかしか、
わたしたちにはここに滞在する方法がありません。
家がこの状態で、店はいったいどうなのでしょうか?
おそらく最低2週間は立入できないのでは?少なくとも今週はもうだめでしょう。
スタッフも離散した今、わたしたちにはスタッフへの「責任」を背負う必要がなくなりました。
さらに、国からの補助で、地震が起きた2月22日から、6週間分のスタッフの給与が保証されることになりました。
フルタイムスタッフは週$500(税引き前)、パートタイムスタッフは週$300(税引き前)です。
この補助と有給休暇を使えば、スタッフはしばらく生活に困ることはありません。
日本へ帰国したスタッフも、NZへ戻れば口座に給料が振り込まれていますから、当面大丈夫です。
これで、私たちは、スタッフの生活の責任も、当面は心配する必要はなくなりました。
なんと有難いサポートでしょうか。
でも、これは6週間だけです。

さて、先日のスタッフミーティングで、
「日本一時帰国組」は4月7日にクライストチャーチに戻るチケットを持っているので、
「再興は4月8日から」ということで決定しました。
わたしたちは、それよりも前に、店に入れるようになり次第、店を元の形に戻し、
新しいスタッフも雇用しなければなりません。

そこで、「とりあえず日本に帰るか」

というのが私たちの決断でした。
もちろん4月7日よりも早くには戻ってきます。
4月8日までに店を元の形に戻すのは私たちの責任です。

わたしたちは早速日本帰国便のチケットを手配しました。
席数がほとんどなく、一番早い便は関空行きが一席だけということで、
まずは、広島へ帰る旦那のチケットを関空行きで押さえ、
翌日、東京へ帰る私のチケットを成田行きで押さえました。
あとで東京で合流する予定です。

今回、ニュージーランド航空が、「緊急帰国用」として、
日本へ帰るチケットを$400で特別販売しましたが、
そんなチケットはもうありませんので、定価です。
ま、仕方ありません。

今回日本へ一時帰国するにあたり「えーーーー!!!」と多くの方に驚かれました。
ここクライストチャーチで頑張っている友人たちからしたら、信じられないのでしょう。
でも、「店には入ることができない」に加え、「家に帰ることができない」という状況下の私たちにとっては、
今クライストチャーチにいても、ただTVでニュースを見ながら「待つ」ことしかできないのです。
このままでは腐ってしまいそうです。
放浪生活で、大分体力的にも精神的にも疲れが溜まってきています。
日本には4年も帰っていませんので、帰るなら今なのです。

今こそ日本に帰って、次に巽を再興するときのために、パワーをためて、
たくさん勉強して、また帰って来たいと思っています。

とりあえず、日本へ帰るとなれば、いろいろその前にしなければいけないことがたくさんあります。
まずは、我が家へ戻って荷物をまとめなければ。。。

 

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