ウェリントンから、パーマストンノース経由、ネイピア泊 ②

今日はクライストチャーチでマグニチュード4以上の余震が3回もあったようですね。
一体いつまで続くのでしょうか。

私は今、ネイピアにいます。
ネイピアといえば、80年前の大地震で街が壊滅状態となり、当時はやっていたアールデコ様式で街を再建したことで有名な町です。
80年前の大地震から、今日にいたるまで、大きな地震は来ていないようですが、
クライストチャーチの地震は、本当にしつこいですね。
しかも、私はクライストチャーチに10年以上住んでいましたが、
「お、地震」と感じることができるものは、年に一回程度。
日本に比べたら、無いに等しいほどです。
なので、今回のクライストチャーチの地震に関しては、何の前触れも無く、
「突然」としか言いようがありませんでした。
なのに今では「クライストチャーチ＝地震の街」
ネイピアのように、街を再建して、大地震もこれっきり、という風になってほしいです。

さて、今日は、ウェリントンを出発してネイピアにいるわけですが、
今日の走行距離は320hm。
10時にウェリントンを出発して、パーマストンノースを経由し、ネイピアに到着したのは１６時でした。
実は、今日は、本当はウェリントンからロトルアまで走る予定だったのですが、
以前巽で働いていたスタッフに「ネイピアは旅行の中で一番良かった」といわれたこと、
先日オークランドから遊びにきた友人にも「ネイピアいいよ」といわれたことを、
ウェリントンに向かう車の中で突然思い出し、急遽ネイピア経由のロトルア行きに行程を変更したのです。
私は車が運転できないので、ダンナ１人に車を運転させていますから、
少しでも負担を軽くするために、走行距離を短くしてあげたい、ということもありました。

ウェリントンは、私の好きな街のひとつ。
ニュージーランドの首都だというのに、背後には山々、正面には海。風は強いけど、大自然の中の都会のという雰囲気がとても好き。
家が山の中にバンバン建ってて「地震来たら怖いよなぁ」といつも思っていました

でも、クライストチャーチと違って、車で走っても走っても、まだまだ町が続く。さすが首都。
途中で海が見えてきましたが、今日は曇りなので、あまり綺麗に見えませんでした。残念

今日の経由地「パーマストンノース」
ここは学生の町で有名です。が、きてみたら、本当に大学しかない。。。
実は、私が持っていた日本のガイドブックにも、パーマストンノースが載ってなかったのです。
ＮＺ国内では有名な町なだけに、なぜガイドブックに載っていないのか不思議だったのですが、来てみて納得。

でも、この町で発見がありました。
なんと、以前ノースランドモールの中にあった、超おいしい小龍包の店「面對面」があったのです！

今、「面對面」は「ZEST」という違う名前のお店になってしまいましたが、
まったく同じメニューで、同じ味の小龍包を出しているので、
名前だけ変わったのかな。と思っていたのですが、まさかここで「面對面」にまた出会えるとは。
もちろんメニューには小龍包もあります。
お味はというと、、、もちろん美味しいんですが、クライストチャーチ店の方がおいしかったです。
皮が微妙に厚かったんですよね

あとは、パーマストンノースには、クライストチャーチにあるのと同じオブジェが２つもあったのです。
まったく同じではないですが、デザインが同じ。
クライストチャーチ在住者であれば、一目見ればどこにある何か分かりますよね？

さて、ネイピアの宿ですが、昨日トリップアドバイザーで見つけた「The Nautilus」。
人気ランキング２位なのに、一泊$110という格安。
ネイピアって物価安いのかな？迷わず決定。

海の目の前にある宿は、一階でも海がよく見えます。
今日はもう暗くて見えないけれど、明日晴れることを祈ります。
一番安い部屋なんですけど、これが、超良かったんですよ。さすが２位だけのことはある。

まず玄関を入るとすぐ右手にツインルーム

シングルベッドが２つで、少し狭い部屋だけど、一番安い部屋だし、綺麗だし、まいいか。
と思ってさらに進むと、右手には簡易キッチンと、その奥にリビングと思ったら、

クィーンベッドが一台あるじゃないですか！
つまり、この部屋は、クィーンサイズベッドが一台のStudioタイプのお部屋＋ツインルームだったのです。
４人で泊まれるじゃないですか！
しかも、調度品がいいんですよ。木が上品な感じで、テーブルとかデスクとか、センスが光る。
デスク、３人用テーブル、４人用ソファーとティーテーブルに、バルコニーまでついています。

極めつけはバスルーム。
普通はバスタブがついているだけでもラッキーなのに、
なんと「家族用スパ」が付いてるじゃありませんか！なんて豪華なんだ！
これで一泊$110？うそでしょ？？？って感じです。ありえません

お風呂から出てきたダンナは「明日からここに住む」
というくらい、快適。１人では広すぎるバスでした。

でも、ネイピアの町は静まり返っていて、オフシーズンだからなのかもしれないけど、
夕飯食べようと思って町ブラにいったら、レストランなんて全然ない。
真っ暗で、人っ子一人歩いてない感じ。
お店もぜーんぶ閉まってて「みんなどこへ行ってしまったの？」って感じでした。
今日は金曜の夜なのに！
町の中心部以外で、人が集まるレストランエリアみたいのがあるんでしょうか？
あまりにもあまりにもなんにもなくて、どこも開いてなくて、結局、宿の隣にあった怪しいインドネシア料理のレストランで食事をしました。
観光客のひとたち、みんなどこで食事をしているんでしょうか。
そして、ネイピアの街の人達は、観光客では分からない場所で食事してるんでしょうか。

とにかく今日はもう暗いし、人もいなし、なんだかわけの分からないまま終わってしまったネイピアでした。
明日こそ、明るくなってから、すてきなネイピアの町を散策してみようと思います。