Newmarketのレストランは、ほとんど制覇するくらいに食べ歩いている私たちですが、
昨日、前から気になっていた店に、とうとう行ってきました。
その名も「麻辣誘惑」。
「麻辣」といえば、中国語で「辛い」という意味ですが、
山椒と唐辛子の両方の辛さが入り混じった、まあ、よく、「火鍋」に使われる言葉ですね。
というわけで、この「麻辣誘惑」も、火鍋専門店でした。

火鍋といえば、クライストチャーチの行きつけだった「Fu Hua」は、地震でなくなってしまいました。
反対に、オークランドは、そこら中に火鍋の店があるので、どこに行こうか迷ってしまうくらいです。
火鍋と一言で言っても、店によっていろいろ違います。
私たちにとって大切なのは、やはり「ゴマだれのおいしさ」でしょうか。

さて、麻辣誘惑ですが、当然のことながら、Menuは全部中国語で、欲しいものをチェックする方式です。
幸いわたしは中国語(特に料理系)は多少理解できますので、
欲しいものを次々にチェックしていきます。

まず、この店で驚いたのは、テーブルを掘り下げて、そこにガスコンロを置いているので、
まるでテーブルの上に鍋がおいてあるような感じで利用できるのです。
そして、この鍋の大きさと、まさにこの鍋がフィットするように作られたこのテーブル。
完全にオーダーメイドですね。
さらに驚いたのは、この椅子に彫られている「麻辣誘惑」の文字。お手製でしょうか?
よくみると、椅子ごとに微妙に字が違います。

まずは、鍋のスープを選ぶのですが、
私たちは、真ん中に辛いスープ、まわりを鶏ガラのスープにしました。
辛さは中辛をチョイス。となりのテーブルが、唐辛子まみれになっていたので、中辛でどんなもんだか挑戦です。
全部鶏がらスープや、全部辛いスープの選択も可能です。

次に、タレを選びますが、ここは当然「ゴマダレ」。
しかし、タレのチョイスの中に、気になるものが、、、
その名も「麻辣誘惑タレ」。
これ、注文しないわけにはいきませんよね。
通常どの火鍋の店でも「辣椒油」という中国のラー油みたいなものを調味料としておいているのですが、
この店は、それがないかわりに、この特製麻辣誘惑タレを置いているようです。
でも、さすが、店の名前が冠になっているだけのことはあります。
ただのラー油ではなく、にんにくやら葱やら、いろいろなものが入った特製ラー油でした。

そしてまあいろいろ注文しましたが、なにしろ安い。
肉はたったの$8!で、こんなに大量です。
これ、肉屋で買っても普通に$8くらいしそうなんですけど。。。

あと、ちょっと変わったものを挑戦してみようということで、コレ。
牛骨髄。

そして、クライストチャーチでは販売すらされていないキノコ類たち。
肉と同じく$8するんですが、その価値は十分にあります。
肉厚でおいしすぎる!!!

その他野菜や豆腐などは、すべて$5
豆腐関係の具材だけでも7種類も置いています。

さらに「肉類」のところに、気になるものを発見。
その名も「麻辣誘惑牛肉」!!!
これ、注文しないわけには行きませんよね。
一体ぜんたい、どんな牛肉なのか。
値段は$10
すいません。完全に写真撮り忘れました。
見た目はというと、なんかユッケみたいな感じで、完全な赤肉。まったく霜とか降ってません。
さらに、しゃぶしゃぶ用薄切りにはなっておらず、普通に焼肉用くらいの厚さがあります。
う~ん。
これだけ厚みがあって、しかも赤身だったら、
煮たら相当固くなりそうだよなぁ。。。。ってことで、
なんだかみんな箸が伸びず、かなり最後の方まで放置。
「ちょっと一枚だけ入れてみようか」と鍋に入れ、
厚みがあるのでしっかり火を通してから、ダンナが試食してみると、
「う、うまい!なんだこれは?」
ダンナは、更にあった山盛りの麻辣誘惑牛肉を、全部鍋に投入しました。
「すごい柔らかいから、とにかく食べてみろ」
麻辣誘惑牛肉の見た目から「柔らかさ」をまったく想像できなかった私は、
恐る恐る箸を伸ばして食べてみると、
なんともはや。。本当に柔らかい!!!
さっきまで食べていた薄切り肉よりも大分おいしいじゃないですか!
恐るべし、中国4000年の歴史。
どうやってこんなに肉を柔らかく仕上げているのでしょうか。
調理法は鍋で煮るだけなので、調理とは関係のない部分でこれだけ肉を柔らかくしているということです。

さすが「麻辣誘惑牛肉」あっぱれ。

たらふく食べて、ビールも飲んで、会計は4人で$100。
え?安すぎやしませんか?
しかも、次回の$10割引券もらっちゃいました。
しばらく通ってしまいそうです。

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