強さなのか?


昨晩、日本からのお客様がTATSUMIに来店されました。
なんでも、昨日までクライストチャーチにいて、
クライストチャーチでは、地元の人の案内で、KINJIへ行かれたとか。
一年たっても閉鎖された街の状況に驚きを隠せない様子で、
「観光客を誘致しようとしているけれど、まだ余震も続いているし、
ましてや、街の中心部は未だフェンスで囲まれ、
その向こうには、倒壊した建物や、廃墟が丸見えで、
同じく地震の被害にあった日本人としては、胸がしめつけられる思いで、
とても観光を楽しめる気分ではなかった。
「行かなきゃ」と思って行ったけど、まさかあれほどとは。。。」
と、おっしゃっていました。

そうですよね。
私たち、日本人は特に、東日本大震災が身近にありますので、
地震の被害にあった街というのは、胸が締め付けられて当然かもしれません。
TATSUMIのスタッフの親御さんも、このホリデーにNZにいらして、
クライストチャーチにも立ち寄ったそうですが、
未だに大きく残る地震の爪あとに驚いていたそうです。

私たちは、地震の一番ひどい時を知っているので、
少しずつ前進しているように見えますし、
ましてや、半年クライストチャーチを離れた私にとっては、
今クライストチャーチに行ったら「だいぶ復興が進んでるなぁ」と思うに違いありません。
でも、突然今のクライストチャーチを見たら、
「え?まだこれしか復興してないの?」と思うのかもしれませんね。
それでも、私は、せっかくNZまで来たら、やっぱり今のクライストチャーチを見て欲しいと思いますし、
ワーホリでオークランドにきている人たちにも、帰るまでに一度はクライストチャーチを見て欲しいと思いますし、
もし、過去にクライストチャーチに来たことがある人がいたら、
悲しくても、今のクライストチャーチをもう一度見て欲しいと思うのです。

みな、クライストチャーチに対する思いはいろいろですよね。

さて、冒頭に登場した、昨日TATSUMIに来てくれたお客様と、
クライストチャーチで被災してからオークランドに来るまでのことや、
日本でも被災したことなど、いろいろお話をさせていただく機会がありました。

お客様も、日本の地震では会社が大きな被害にあったそうで、
地震の保険は津波の被害には適用されないとか、いろいろご苦労もあったようです。
ですので、まっさきに「保険に入ってた?」と聞かれ、
入っていたと答えると「本当によかったねー。」とおっしゃってくださいました。

クライストチャーチで2010年9月から始まった地震との戦い。
2010年9月、12月、2011年2月、6月、12月。
大きな余震が来るたびに、心が折れそうになり、
私たちは、2011年6月の地震のあと、オークランドへ引っ越してきました。

お客様は、
「よく心が折れずにここまで頑張ったね、よくやったよ」と褒めてくださいました。
地震で商売ができなくなった人はたくさんいますが、
その中で、商売を再開できている人ばかりではありません。
ましてや、クライストチャーチではなく、別の都市に移って商売を再開した人など、
ほんの一握りでしょう。

その分苦労ももちろん多いですが、
「地震という逆境に心折れることなく、さらなる飛躍を目指してオークランドに出てきて店を再開するなんて、
その強さはどこから来るの?」
と言われました。

強さ?

あんまり考えたことありませんでした。
これって、「強さ」なんですかね。

先日、ダルビッシュ選手の大リーグ入団のニュースを見ていたとき、
評論家の人は「ダルビッシュには、プレッシャーに負けない精神力と強さがある」と言っていたのですが、
ダルビッシュ選手本人は、入団会見で、
「僕は、プレッシャーに関しては、頭が悪いのかあまり感じないんです」
と言ってました。

私もどちらかといえば、「強さ」というよりは、
「なんにも考えてない」とか「なんとかなるさ」という方が大きかったかもしれません。

でも、そんな私を「強い」とおっしゃってくれる方がいるなんて、
意外でもあり、光栄でもありました。

最近、本当にお客様に励まされることが多いと感じます。
1月のオークランドはどこも暇だと言われていましたが、
本当に2月になったら忙しくなるのでしょうか?
2月になってもこのまま暇だったら、本当にこれはまずいですよ。

今また、新たなる戦略とメニュー変更に動いています。
とにかく、手ごたえを感じるまで変わり続けなければいけない。
立ち止まったら、そこで終わってしまうような、そんな危機感を感じているのも事実。

早く店が安定するのを願います。

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