実は、TATSUMIがOPENする前、
クライストチャーチから一緒にオークランドに来てくれたスタッフの就労ビザが取れたお祝いに、
Rangham Hotel のブッフェレストラン「Eight」にディナーを食べにいったのです。
でも、そのときの体験は、「封印」していました。

ところが、友人でもある「Emirinさん」のブログで、「Eight」のレビューが書かれ、
それを読んで、Emirinさんが私と同じ感想を持ったことが分かったので、
多くの人に期待させる、この「Eight」について、
私も、自分の体験と感想を、封印せずに書き留めておこうと思いました。

美味しいものを絶賛するのって簡単だけど、世の中そんなお店ばかりではありませんよね!
満足できなかったお店に出会ってしまったときは、基本的に封印していますけど、
それでも「特筆すべきこと」があったレストランについては、
その総合評価があまり良くなかったとしても、書き残しておきたいと思うものです。

ブログって多くの一般の人の目にふれるし、
何がきっかけで、その店に打撃を与えるかわかりませんので、
あまり良くなかったお店についての記事は書かないことの方が多いのですが、
でも、「Eight」は、レストランといってもホテルという大きい組織だし、
値段が高いと言えどもレストラン形態はブッフェだし、
ブログに書きたいと思えるくらい特筆すべきことは十分あったし、
「これから行ってみよう」と計画する人のための、ひとつの参考にしてもらえたらと思い、
やっぱり書くことにしました。

実際、写真や、お店のコンセプトだけ見たら「相当良さそう!」と思うはず。
そう。決して悪くはないんですよ。

さて、前置きが長くなりましたが、
その「Eight」ですが、レストランが、サラダからデザートまで、「道」の名前になぞらえた8つのセクションに分かれています。
ちなみに、和食は「東海道」。
まず、驚くべきは、その値段。金曜日の夜だったのですが、「一人$85」
だいぶ高いですけど。。。。まぁ、奮発しましたよ。
もちろん期待大。

さて、到着したホテルは、思ってた以上に「超高級」。
でも、ホテル内を歩いているお客さんは中国人ばかりでした。
日本の超高級ホテル内を歩くような緊張感を久しぶりに味わいつつ、
目的のレストラン「Eight」へ向かうと、あれ?意外。
「Eight」は、カジュアルレストランでした。
まさに、よくあるホテルの朝食とか食べる「ブッフェレストラン」系。

あれ。値段は高いのに、所詮ブッフェなのか。と、ちょっと期待はずれ。

さて、意気揚々とブッフェ台のあるほうへ向かうと、
広大な客席の割りに、意外と狭い。

これだけ?

ってのが、正直な感想。

さて、まずは軽く一周。
ブッフェってのは、「絶対に食べたいもの」を確実に食べるための綿密な計画が必要です。
おなかがすいているときに、それほど食べたくないものを食べたばかりに、
食べたいものがあとで食べられなくなってしまうことだけは避けなくてはなりません。

はじっこから私たちが下見をした順番に紹介すると、

1、サラダ

豊富な種類が揃うサラダバー
目の前で、大きなチーズを削ってトッピングしてくれます。これぞエンターテイメント

2、寿司

寿司カウンター。KIWI向けの巻き寿司が並びます
まさかの醤油はWater Feature。チョコレートフォンデュではありませんよ。

3、肉←グリル

まるで肉屋のよう。ここから好きな肉を選んで焼いてもらいます。
和牛は別料金
焼いている風景。まさにBBQ台。

4、飲茶
飲茶でおなかいっぱいになりたくなかったのでスルー。

飲茶コーナー。

5、生牡蠣&シーフード←鉄板焼き

生牡蠣。けっこう小ぶり。
シーフードバー。ここから選んで焼いてもらうことができます。
焼いてくれるお兄さん

6、カレー

ナンを焼いている風景

7、パン&チーズ

パン&チーズコーナー。見たまんまです。

8、デザート

デザートコーナー
これが本物のチョコレートフォンデュ
ワッフルとクレープ

ってかんじです。

最初は、久しぶりのブッフェに「わー」って感じだったのですが、
いざ、食べたいものを取ろうと思うと、食べたいものがそれほどない。

うーん。どうしよう。
普通、ブッフェって、食べたいものだらけで、何をとろうか悩むのに、
あんまり食べたいものがなくて、何を取ろうか悩むなんて、初めての経験です。

8カ国の料理が食べれると思っていましたが、実際には8種類のブースがあるというだけで、
その8種類というのは上記の通り。
つまり、8種類から、「料理」ではない、サラダとデザートとパン&チーズを抜いたら、もうあと5種類しかなくて、
しかも、5種類のうち二つは「肉」と「魚」の鉄板焼き。
そしたら、もう残されたものは、カレーと、飲茶と、寿司しかないということです。

鉄板焼きでいろいろな肉を注文すれば種類は豊富かもしれませんが、
肉も魚も、そこには「素材」しか並んでいなくて、調理法は「焼く」だけ。
NZ人はBBQが好きだから、目の前で焼いてもらえる肉とか、魚とか、魅力的かもしれないけれど、
私はそれよりも、やっぱりもっと、量は少なくても、手のかかった料理が好き。

私も日本にいたころは(特に若いころは)、ブッフェが大好きで、
いろいろなホテルのブッフェに行きまくっていましたが、
10年もたつと、人の好みとは変わるものなのですね。

ですので、「Eight」がどうこうと言う以前の問題で、
私自身、ブッフェに魅力を感じなくなってしまったのかもしれません。
それが、「Eight」で満足できなかった最大の要因でしょうね。
おそらくEmirinさんも同じなんだと思います。
(年頃も同じだし、飲食の仕事をしていることも同じ)

でも、正直、Eightの試みそのものは賞賛に値すると思います。
ブッフェの弱点って、やっぱり料理が作りたてじゃないところだと思うんですが、
そこを「目の前で調理すること」によって、画期的に改善したEightは素晴らしい。
そして、そうすることによって、「作りたて」なだけではなく「エンターテイメント」も加わります。

でも、それだけに、「その場で焼く」以外の部分がいまいちなのが残念でならなかったのです。
焼いて皿にのせるだけなら、家庭でできるBBQの枠を越えられていません。
もちろん、家庭と大きく違うのは「高級食材」を焼くってことですけど、
それでも、「鉄板焼きレストラン」に行けば、同じ焼いただけであっても、
きちんと「一つの皿を作り上げる」という作業がそこにはあります。
ですので、「鉄板焼き」は、パフォーマンスも含め、一つのアートだと思っています。
だけど、ここで焼いてもらう肉や魚は、本当にBBQと同じで、ただ皿にのせるだけ。
皿には、なんのおもしろみもありません。
日本だって、ブッフェにいくと、ローストビーフを目の前で切り分けてくれたりしますが、
あれだって、ロースとビーフだけは、きちんと一枚の皿として、
付け合せやソースなどもかけて、仕上げてくれますよね。

そして、特に、残念だったのはデザート。
種類を揃えるために、とりあえず作ったのかと疑わざるを得ません。
3人で行ったので、全種類取って来ましたが、
残念ながら、すべてのデザートが、たったの一口で「ごめんなさい」
ブッフェの鉄則は「取ったものは食べる」ですが、
3人で一口ずつ、3口食べるのが限界。
ただでも食後でおなかが一杯なのに、甘くて美味しくない(味がない)ものなんて、食べられませんでした。
ワッフルとクレープだけは、その場で焼いてくれるし、
まさに「焼くだけ」ですので、まずくしようがなく、これは、きちんと頂いた分だけ食べました。
あとフルーツもね!
Emirinさんも、このデザートのレベルの低さに関して、とても残念がっていましたね。
あんなに種類が豊富である必要はないので、1つでも2つでも、おいしいデザートを!
と、切に願います。

「終わりよければすべて良し」という言葉にも象徴されるように、
食事の締めくくりであるデザートは、とても重要です。
そういう意味では、TATSUMIは、デザートにはとても力を入れているし、
和食だからって、デザートは天ぷらバナナとアイスクリームだけでいいや、みたいなメニューにはしたくありません。
おいしいデザートを食べてこそ、食事をハッピーに締めくくれると信じてます!

そんなわけで、8つの中でもっとも美味しかったのは「サラダ」
だって、好きな野菜を好きなドレッシングであえるだけですから、
美味しくないわけがありません。
あとは、お肉コーナーの「焼いたズッキーニ」がおいしかった。
まぁ、私は野菜が好きなので。こういう結果になってしまうのですが。。。

でも、なによりも、問題なのはその値段です。
一人$85って?
値段が高い分、期待も大きくなって当然です。

まあ、それは食事に何を求めるのか。何を重要に思うのか。によりますので、
その人の価値観によって、大きく左右されると思いますが、
私は、同じお金を出すならば、$85のコース料理を食べたほうが、どれだけ満足度が高かったか。

帰りの車の中でのみんなの感想。
「どうだった?」
「うーん。趣向はいいと思うけど、おいしいものを食べた記憶が無い」
「そうだよね。満腹だけど、美味しいものがあったら、まだ食べれた」
「だいたい$85の価値はないね」
「いくらなら出す?」
「うーん。$50かね」
「そうだね。$50」
「$50なら、また何かの機会に行っても損したとは思わないね」

ってことで、実際に利用した3人の感想としては
「その価値$50」ってことで終了。

どうも、ランチタイムは$50くらいらしいので、
もし、内容がランチでもディナーでも同じなら、ランチだったら満足できたかも。
(それでもデザートがおいしくなかったら、最後はアンハッピーなんですけどね)
あれ?でも。ランチとディナーがまったく同じ内容だとしたら、
ディナーというだけでそんなに高くなっちゃうの?
ランチのほうが品数を少なくしないと、不公平ですよね?

ってことでした。

お祝いで行ったのに、帰りの車は、なんだかみんな無言になってしまいました。

結論として、

・食べ放題大好き
・BBQ大好き
・デザートはあまり気にしない

って人には、予算さえあえば、きっと楽しめると思います!

以上。
「Eight」の正直な感想でした。

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