特別な日におすすめ「KAZUYA」最終回


さて、とうとう第三話目となってしまった「KAZUYA」ですが、
それだけたくさん食べて、たくさん飲んで、たくさん経験したのです。

昨日は、メインディッシュのビーフステーキで終わりましたが、
このあとはデザートです。
でも、デザートの前に、コース料理とは別で、チーズをオーダーすることができます。
私もダンナもチーズ大好き。
しかも、不思議なことに、あれだけワインを飲んだのに、まだ酔っぱらってない。
ここでチーズを注文しない理由があるでしょうか?

そこに現れたのはチーズワゴン。
颯爽と現れるMOJOさん。

5種類のチーズを説明していただきました。
ブルーチーズ。
ブリーチーズ。
ウォッシュチーズ。
ゴートチーズ。
羊だけではクセが強いので、牛のミルクも混ぜて作ったチーズ。←名前わかりません。

はい。もちろん5種類すべて頂きます。
ブリーがとろけてあまりにおいしそうなので、「ブリー多め」でお願いしました。

さっきのビーフステーキでシラーは飲み干してしまっていましたので、
こちらのチーズにあわせて、ワインをもう一杯お願いしました。
「なにがいいですか?」と聞かれましたが、もちろん「なんでもいい」の回答です。
このとき、MOJOさんの頭の中に、何種類かのワインが浮かんだことでしょう。
まだ悩んでいるようでした。
というのも、ここまでですでに6種類のワインを飲んでいますからね。
今までのワインともかぶらずに、私たちの好みに合い、チーズにも合うもの。

なので、MOJOさんには「私たちの好みは気にせずに、僕ならこれを飲みます!ってのを出してください」
とお願いしました。
そしたら、笑顔で速攻決断して持ってきたものは、なんと「シェリー」
さすがです。

いつもチーズにはワインを飲むわけですが、
ここでシェリーを出してくるなんて、「いつもとは違う体験を求める」私たちにぴったりのチョイスでした。
シェリーなんて、滅多に飲みませんよ。
でも、とってもおいしかったです。
もちろんチーズも美味しい!
「少しクセがある」といっていたものも、全然問題なし。
チーズって、食べれば食べるほど、クセのあるものに走ってしまうんですよね。
全然クセのないチーズだと、おやつみたいに食べてしまいます。
そんな感じなので、どのチーズもとってもおいしくいただきました。

このころには、ほかのお客様もみなさんお帰りになって、
KAZUYAさんがキッチンから出てきて、一緒に飲み始めていました。
この、仕事の後に店に来てくれた友人と飲むのって、最高のひとときですよね。
KAZUYAは、まだOPENして1週間。その初めの週の最後のお客さんが私たちでした。

さて、チーズプレートを食べ終わる頃、KAZUYAさんがデザートの準備でキッチンに戻っていきました。
そして、出てきたのが、「タルトタタン」。
でも、これももちろん普通ではありません。
タルトタタンといえば、リンゴのタルトみたいなものですが、
KAZUYAのタルトタタンはこちらです。

何が一番驚くって、タルトタタンなのに、タルトが見当たりません。
じゃあ、なぜ、タルトタタンかって、添えてあるシャーベットが、「タルト」のシャーベットなのです。
普通、シャーベットって言ったら、フルーツですよね。
食べたら本当に、タルトの味のシャーベットなんです。初めて食べましたよ。
それと、リンゴはベイクドではなくて、生のようなシャリシャリしたフレッシュリンゴ。
他にはないような「タルトタタン」を作ろうと思っていろいろ考えても、
タルトをシャーベットにしようなんていう発想がすごいですよね。驚きました。

そして、このタルトタタンに合わせて出てきたのが、「洋梨のリキュール」みたいな。
でも、アルコール度数はかなり高かったので、洋梨のリキュールじゃなくてもっと度数の高いなにかですね。
すみません、忘れました。

このあとは、紅茶と一緒に、柚子風味のマカロンを頂きました。

マカロンと一緒にのっているチョコレートについては、たねを明かしたらおもしろくないので、
ここでは書かないでおきます。

紅茶セットもとてもかわいいんです。
ピンクの南部鉄瓶ですよ。
とても重くて、空っぽでも大分ずっしりします。

さて、私たちは結構食べるテンポも速く、しかも、料理もそれほど待たされた感はなかったのですが、
それでも、7時半に来たのに、もう0時になろうとしています。
時計を見て驚いてしまいました!
楽しくてくつろげる時間というのは、あっという間に過ぎてしまうものなのですね。

そして、KAZUYAさんに切り出しました。
「今日、開店祝いを持ってきているんだけど、店にあうかどうか分からないので、プランBもあります。
とりあえず、見てもらえませんか?」
と、裏に停めている車まで、一緒に来てもらいました。

「ちょっと日本風のものなので、この店にあうかどうか分からないので、
もしちょっと無理そうならTATSUMIに持っていくので気にせずに言って」
といいました。

「えー。なんですか?招き猫じゃないですよね?」なんて冗談も。

「実は、盆栽なんだけど、ちょっと大きいので、置き場があるかな。と思って。
それに、和食の店じゃないし、店の雰囲気的にあうかわからないので。」
というと、

「え?盆栽?」
ちょっと好反応を示したKAZUYAさん。
実は、入り口のスポットライトの下に、
それこそ、盆栽とか置きたいな、と、MOJOさんと話していたというのです。
で、もし良い盆栽がなかったら、フラワーアレンジメントでも頼もうか。と言っていたそうなのです。

まったくそんなことも知らず、盆栽を買っていった私たち。
なんていう最高のタイミングでしょうか。

盆栽は「Fig Tree」です。
松みたいな、「THE・盆栽」みたいなのと違い、
少し木が洋風なのも良いと、とても気に入ってくれました。
早速、置いてみました。

うん。なかなかいいんじゃありませんか?

ちょうど欲しいと思っていたものをプレゼントできたことで、私たちもとっても嬉しくなりました。
そして、嬉しいついでに、プランBだったペガサスベイワイン3本セットも置いてきました。
「両方はもらえないよ」と言われましたが、
両方あげても良いと思えるくらい、良い時間をすごすことができたのです。
それに、お互いの営業を考えたら、もう次にいつ来れるかも分かりません。
ですので「ワインはMOJOさんに」といって、置いてきました。

そんなわけで、5時間にも及ぶKAZUYAでの楽しい時間も終わりを告げました。

NZには、というか、オークランドには、「高級なレストラン」がたくさんあります。
そのうちいくつかは「一流」ですが、高級なだけのところもたくさんあります。
そんな中、「KAZUYA」は、間違いなく「一流」です。
もしそれが言いすぎだというのであれば、「一流を目指すのに十分な力」を持っています。
NZだからといって妥協せずに、自分のやりたいこと、目指したいものを形にしているKAZUYAさんは、
本当に「よくやった」と思います。

レストランには、様々なこだわりがあります。
もちろん、料理のように「見たらわかる」こだわりから、説明されないと分からないこだわりまで、様々ですが、
例えば、こんなこだわり。
素敵だと思いませんか?

お客様がこれから使うシルバーに、サービスマンの指紋をつけないという心遣い。

「スチュワーデス物語ですね」と突っ込んだら、
「???」というHARUさんの反応。
えー?加賀まりこですよー。知らないの?
ちょっと、ジェネレーションギャップにショック。

と、ちょっと話はそれてしまいました。。。

また、食後のお茶も、写真を撮るのは忘れてしまったのですが、
5種類の茶葉の香りをかいで、好きなお茶を注文することができます。
うっとりするような時間ですね。
これを、一流と言わずに、なんと言ったらいいのでしょうか。
料理がスペシャルなだけではない、
いまだかつて、NZには存在しなかった「日本らしい」こだわりのサービスがここにはあります。

場所は、表通りなのに分かりにくい、という、TATSUMI と同じくらい外観が目立たないのですが、
一歩中に足を踏み入れれば、そこは表通りからは想像もつかない別世界が広がっています。
派手なことをしたり、目立つことをしたりするわけではなく、
純粋に料理で驚かせ、感動させてくれる「KAZUYA」
普段使いにするのはもったいないので、是非「特別な日」に利用してみてください。
ちなみに、各テーブルがブース席になっているので、
プライベート感もありますし、写真撮影も気兼ねなくできます。

飛行機に乗って日本にいかなくても、「まるで日本」を味わえる場所です。
期待をしすぎて裏切られることはありません。
ぜひ、期待して行ってみてください。

「KAZUYA Restaurant」
193 Symonds Street, Eden Terrace, Auckland
TEL:09 377 8537
www.kazuya.co.nz

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