近所の創作高級中華


Newmarketには、数多くの中華料理屋がありますが、
ほとんどが、ドミニオンロードにあるような、安いお店。
そんな中、高級路線を走っている中華料理店があります。
以前もここで紹介したことがある「Hua’s Restaurant」です。

高級なだけじゃなく、中華には珍しく創作中華なんです。
この店が、人気飲茶店のほとんど正面に位置しているので、
あまりの値段差に、やっていけるんだろうかと、ひとごとながら心配していました。
だって、まわりがみんな安いレストランなのに、一軒だけ値段も高くてスタイルが違う店だなんて、
なんだかTATSUMIみたいじゃないですか。
なので、ひそかに、この中華料理店がどうなるのか見守っていました。

最初は、いつもガラガラだったこのお店ですが、
なんだか最近、ちょっと忙しそう。
あんなに高いのに、こんなに混んでいるなんて、すごいじゃないですか。
そこで、早速また行ってみることにしました。

ここは担担麺もおいしいんですが、
なにしろ、その他の料理に興味深いものが多すぎて、
なかなか担担麺を注文する機会に恵まれません。
結局、担担麺を注文したのは、初めて来たときだけ。

食べたいものには、あまり金額を気にしない私たちですら、
ここの料金は「ちょっと高いなぁ」と、注文するのに躊躇します。
だって、野菜料理でも$20以上、肉料理なら$30以上します。
写真にある野菜を、純粋に野菜オンリーで注文すれば$16前後。
中華漬物も$12もしますからね。
メニューも大きくて、写真も綺麗。
OPENしてまだ数か月なのに、もう前回と内容が変わっています。
このあたりもTATSUMIと同じにおいを感じます。
きっと、試行錯誤中なんでしょうね。
でも、このメニュー刷りなおすって、だいぶ高そうだなぁ。

一皿の量が結構あるので、いつも二人で3皿が限界。
でも、試したい料理がたくさんあるんです。
なので、「今回はどれを試そう。。。」と、いつもとっても悩みます。

まず、インゲンを細かく切ったものを、パンに挟んで食べる料理。
これは、普通に白飯にのっけて食べるのに最適ですね。
これは、誤って写真を削除してしまいました。。。
前回は、豚の細切り肉を、薄焼き卵に挟んで食べる料理を注文したので、
同じような「挟んで食べる」系を注文してみたのですが、
これは、前回の料理の方がおいしかったですね。

次は、牛フィレ肉の炒めなんですが、この肉が驚くほどに柔らかい!
1つ1つは、割と厚切りなのに、なんの問題もなく一口でおいしく頂けました。
和牛かと思うほどの柔らかさ。いったいどんな技を使ってるんでしょうか。
それとも本当に、高級牛の肉なのかもしれません。(高いしね)

そして、お次は北京風ミートローフというやつ。

初めて来たときは、北京風餃子を注文したので、
ちょっと比べてみようと、似たようなものを注文してみました。
これは完全に、北京風餃子の方に軍配があがりました。

最後は、「海老の天ぷらわさび風味」というやつを注文してみました。
これのつけあわせが、「壊れやすいミルク」を揚げたものだと書いてあるのですが、
これがなんのことだか全然わからないので、むしろそっちの方に興味があったのです。
メニューの写真だけみると、なんだかふわっとしてておいしそうでした。
そして、でてきたのがこちら。

ところが、本当に、これ、すごい創作料理だったんですね。
「壊れやすいミルク」とはなんのことだったかというと、
ココナツミルクをメレンゲ状に仕立てて、それを揚げたものだったのです。
口にいれたとたんに、なんともいえない甘くて柔らかい食感が。。。
更に、海老とこのココナツミルクを揚げたのの間にあるソースをつけてみると、
ハーフ&ハーフになっているこのソースは、
白い方はカスタードソース、黒い方はチョコレートソースでした!
デザートですか???
本当に驚きました。
そして、海老にかかっているのは、勝手に「わさびマヨネーズ」だと思っていたら、なんとも甘い。
これも、カスタードソースのわさび風味でした。
この海老と、このスウィートを、どうやって食べたら上手にマッチングできるのかとても悩みましたが、
あまりの甘さに、残念ながら完食などできるわけもなく、もったいないけど、残してしまいました。

今までいろいろ挑戦してきましたが、今回のチョイスは残念な結果に終わりました。
でも、まだまだ他にも挑戦したい料理がたくさんあるので、
また近いうちに行ってみたいと思います。

ところで、初めていったときとは比べ物にならないくらい混み合っていたのですが、
お客様の9割が中国人なのはさることながら、
驚いたのが、ほとんどが20代の若者であるということ。
この店で食事をしたら、一人$50くらいは軽くいっちゃうと思うんですよ。
しかも、どのテーブルも料理が山盛りなので、きっともっと高いと思います。
20代の若さで、みなりも普通の学生みたいな感じで、
こんな高級なお店に普通に出入りしちゃうんだなぁと、
中国人パワーに改めて感心してしまったのでした。。。

北京ダックのワゴンが、忙しそうに、あっちこっちでサーブしています。
次回はこれを試してみようかなぁ。
いろいろな料理に「北京風○○」とあるので、
北京料理が得意なんだと思います。

食後のお茶なんですが、コーヒーかと思うくらいに真っ黒。
黒茶だからだと思うんですが、それにしても濃かったなぁ。

この次の日は、朝7時起きだったので、早めに床についたのですが、
全然眠れず、2時、3時と、刻々と時は過ぎていき、
朝5時になったときはもう諦めて、起きて仕事しちゃいました。
そして、迎えた朝7時。
こんな歳になって、別に遊んでいたわけでもないのに、
一睡もせずに朝を迎えるだなんて、そんなことがあるとは思ってもいませんでした。
私は絶対あの「黒茶」のせいだと思うんです。
そして、あのココナツクリームの甘さが、ずっと胸のあたりにこみ上げてくるんです。

あぁ。あの店にはまた行きたいけど、あのエビはもうコリゴリです。

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