先日からの腕の痛みがいっこうに治まらず、
「もう１週間待ってみて、まだ痛かったらレントゲンをとってみよう」と言われていたので、
先週レントゲンを撮ってきました。
そしたら、昨日、病院から電話がかかってきて、
結果が送られてきたので、また病院にきてほしいとのこと。
「で、来週の水曜日はどう？」
え？来週の水曜？
まだ今週の水曜にすらなってませんけど。。。
そんな先じゃ、なおっちゃうかもしれないよ。
（ま、それならそれでもいいんだけど。。。）
「それって、だいぶ先すぎやしませんか？」
といってみると、
「先生が誰でもいいなら明日でもいいよ。じゃあ、朝の９：１５はどう？」
ってことで、今日はいつもより２時間も早起きして、病院に行ってきました。
9:15の予約で、受付をして、私より前から来ていた人たちがどんどん呼ばれていきます。
9:30もまわったころ、私より先に来ていた人たちはみんないなくなり、
次から次へと新しい患者さんがやってきます。
ところが、その、新しく来た患者さんたちも、次から次へと呼ばれていくのに、
私はいっこうに呼ばれません。
30分待って「私、9:15の予約なんですけど、ちゃんとはいってます？」と受付に聞きに行くと、
「えーと、順番は次ね」
とのこと。
ところが、そこから更に30分待って、私は次だったはずなのに、
あいも変わらず、次から次へと、私よりもあとから来た人が呼ばれていきます。
一体どうなってんの？？？
再び受付へ。
「もう１時間も待ってるんですけど。私9:15に予約があるのにおかしくないですか？」
すると、受付の人が言うには、
「ほかの人はＧＰだから。あなたはACCでしょ？えーと、あなたは次の次。」
って、えー？
さっきは次だと言ったのに、そこから30分たって、次の次になる意味が分からない！
確かに、私はACCだし、この病院がＧＰのわけでもありませんよ。
だけど、9:15に予約あるんですけど！
予約の意味ってなんなんですか？
（＊ＧＰとは、かかりつけ医のことで、私は最初、あまりの腕の痛みに、ＧＰの時間外で他の病院へ行ったので、今回の病院は私のＧＰではないのです）
まあ、確かに、私のＧＰはこの病院ではありません。
だけど、この病院は、OPEN 7 DAYSで、８時から２０時までやってて、
ＧＰじゃない人でも、予約なしで順番に診てくれるのです。
まあ、ＧＰの人と、ＧＰじゃない人は、受診料も違うんですが、
それでも、予約なしでいきなり行って見てもらえるのはすごく便利なのです。
ちなみに、前回初めてこの病院に来た時も、待ち時間１０分ほどで見てもらえました。
そう。ＧＰ制度があるこの国では、受診は基本的に予約制。
いつも同じ病院の同じ先生に、ほとんど待ち時間なしで見てもらえます。
どんな症状でも、まずはＧＰに会い、ＧＰで解決できない症状の場合、
そこから紹介状をもらって専門医へ行くと言うシステムです。
日本のように「何科を受診したらいいんだろう。。。」なんて悩む必要もないし、
風邪薬が欲しいだけなのに、何時間も待ったり。。。とかはありません。
とにかくとりあえず、ＧＰに会うのです。
日本の病院とは大違いの、素晴らしいシステムだと思います。
というわけで、この病院は私のＧＰではないため、
ＧＰの患者さんが優先される。
というのは、もちろん私も理解できます。
でも、予約なしで行く一般患者ならわかるんですが、
私、今回、先方からの要望で9:15に予約して、こうやって来院してるんですけど？
なのに、ＧＰじゃないからって待たされる意味が全然理解できません。
なんのための予約だったんだ？！
というわけで、仕事もあるし、時間がないので、もう帰って来ちゃいました。
そしたら、受付の人は
「時間ないなら、また来てね。」だってさ。
おいおい。だから、なんのための予約なのさ！
これじゃあ予約なしで来るのと変わらないじゃん。
ってことで、短気な私は
「あの病院には二度と行かない」と心に誓い、
パナドールで痛みを抑えながら、意地でも自然治癒させることを決意したのでした。
ＮＺって、いいところもたくさんあるけど、
時間をきちんと守る、約束はきちんと守るという習性の
日本人には理解できないことがたくさんあります。
約束をしていた時間通りに相手がくることの方が珍しい。
約束をしていた時間に会いに行って、相手がいないこともあるし！
そんなことにいちいち腹を立ててたらこの国では暮らしていけないんですが、
なんせ、このために２時間も早起きしたかと思うと、あー、時間がもったいない！
帰る時に「料金はかからないから安心して」と言われたけど、
お金の問題じゃないんですよ。
Time is Money ですよ。
日本人的？
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