オークランドの我が家では、ビニールハウスで大葉を育てていました。
そもそも大葉はビニールハウスじゃなくても十分育つのですが、ビニールハウスに入れることによって、青虫の被害から大葉を守ることができますし、夏だけではなくて、一年を通して大葉を栽培することに成功していました。
オークランドでは、大葉のマイクロが手に入りますので、それを水につけておけば、どんどん伸びてきて、土へ植え替えると、100株以上になって、種から育てる必要もなく、とても簡単でした。
クィーンズタウンでも、大葉のマイクロが手に入るかもしれませんが、春にならないと分からないので、とりあえず、種の通販の会社で「SHISO(Green)」というものを購入して、春になるまでは、室内で水耕栽培をしてみることに。
まずは、一緒に購入した「大根」らしきものの種を水耕栽培してみることにしました。
種を濡らして、日陰に置いて置かなければいけないということで、食器棚の中へ。
ヒョロヒョロと、もやしのような芽が出てきました!
ここで日向へ移動
立派に貝割れ大根のようになってきました。
日向へ移して一日で緑になりましたよ!
ここまで育つと、マイクロとしてして商品化されて、売られているやつみたいですね。
そして、紫蘇なんですが、、、
これが、大根のようになかなか育たないんですよ。
大根の2倍の時間をかけて、やっとここまで育ってきたんですが、なんか、見た目が、いつも育てていた紫蘇と違う気がする。。。
そして、食べてみると、味も香りも、どうも紫蘇じゃないっぽい。。。
見た目は紫蘇っぽい葉の形はしているんですが、「ぽい」だけでなんか違う。
しかも、味も香りも違うんじゃ、やっぱり紫蘇じゃないと思うんですよ。
こちらは、オークランドで育てていた紫蘇のマイクロ
それで、お店の他のスタッフにも試してもらったんだけど、「全然違う!」と意見が一致して、「紫蘇ではないぞ!」と認定。
というわけで、紫蘇の種を「SHISO(Green)」として販売している会社に連絡してみたんです。
そして、その会社の返答とは。。。
「今まで、これがSHISOじゃないなんて言われたことはない。多分、土とか、水とか、気候とかで、違う風に育っただけではないか」
と言うんですよ。
種が同じなら、どんな土でも水でも気候でも、紫蘇は紫蘇。
何を言ってるんだ、この人は?
と思いましたが、おそらく「悪いのは自分ではない」というクレーム対応なのでしょう。
でもね、そこでちょっと気づいてしまったんです。
そもそも、SHISOって「大葉」なのか?ってことに。
それで、紫蘇と大葉の違いについて調べてみたんですが、紫蘇は、赤紫蘇と青紫蘇とあるけれど、青紫蘇の葉っぱだけを摘んで「食用に売られているもの」を大葉というらしいですね。
そして、紫蘇科の中には、よく韓国ショップで売られている、見た目はそっくりだけで味は全然違う「エゴマ」などもあるそうで、つまり、この種屋さんは「紫蘇科の中の青紫蘇ではないけど、緑の葉っぱをつける植物」を「SHISO(Green)」として販売していたってことなんではないか?
つまり、「大葉」=「青紫蘇」だけど、「SHISO(Green)」=「大葉」ではない。ってこと。
なんだか腑に落ちないけれど、きっとそういうことなんですよね?
だってこれ、見た目は紫蘇に似ているけれど、絶対大葉じゃないし!
というわけで、まだ大量にあるSHISO(Green)の種。
どうしようかなぁ。って感じですよ。
そんな時、オークランドから持ってきた鉢植えに、大葉が芽を出しているのを発見!
これぞ大葉ですよ!
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こんにちは!
クライストチャーチで大葉を種から育ててたのですが、味見してみたら明らかに大葉ではなくて、調べていたらこの記事に辿り着きました。
コレは絶対エゴマ。
今大葉をどうやって手に入れようか困ってます。
マイクロは、どんなところで買えるのでしょうか。
こんにちは!
現在大葉の種は、日本から購入しものを使っていますが、それでも去年のこぼれ種から毎年芽が出てくるので、それをまた育てる感じですかね~。
一度大葉を手に入れてしまえば種が結構収穫できますので、翌年分は十分にとれます。
お友達で大葉を育てている人がいたら、一株分けていただくのが一番手っ取り早いと思いますよ。
わたしもこちらに来てから、SHISOとして売られている種が、一度はエゴマ、一度はホーリーバジルでした。
ま、両方「シソ科」ではありますが、紫蘇ではないですよね。。。