さて、今年も、新しい一年がはじまりました。
正直、いつもと変わらない毎日で、紅白のおかげで、かろうじて「ああ、年越しだ」と感じさせてもらうことができています。

例年、年末はTV各局で歌番組の特番が目白押しで、当然今年はやった曲を中心にやるので、似たような内容になってしまいがちですが、どの番組も、今年はやった歌を取り上げるだけではなく、長年歌い継がれている歌や、懐かしの歌手などを引っ張り出してきて、どの世代でも楽しめるように工夫されています。
そんな中、やはり紅白は、国民的歌番組ですから、他局とは違う「特別感」があり、視聴率や出演者などはあまり気にせずに、年越しの年中行事の一環として、これを見なければ、一年が終われない。という感じがします。

さて、今年の紅白はどうだったかというと、正直、わたしはボーイズグループと、ガールズグループには興味がないので、それらがかなりたくさん出演していたため前半は少し退屈に感じてしまいましたが、やはり紅白は後半戦からが見ごたえがあるのは例年のこと。特に今年は、特別企画が後半に目白押しで、しかもどれも見ごたえがあってよかったです。

YOSHIKI、HYDE、SUGIZO、MIYAVIによる「THE LAST ROCKSTARS」なんて、まさにわたしたちの時代のロックスター。若い人たち知らないだろうな?っていうスーパースターが結集しています。「みんな化粧濃いな」と思ったけど、当時のロックスターはこんなだったな。K-Popとは違うロックスターの化粧。

そして、さらにわたしよりももっと上の世代のスーパースターによる 「時代遅れのRock’n’Roll Band」 桑田佳祐、 佐野元春、 世良公則、 Char、 野口五郎だって。プラス、原由子、大友康平、ハマ・オカモトがゲスト出演。これもすごかったなぁ。紅白だからこそ実現できた企画な気がします。

この一時代前のロックスターと、二時代前のロックスターがそれぞれ集結したバンド。なんか、今の時代だからこそ、こうやって集まって、なにか伝えたいことがあるのかな。って気がしました。

さらに、加山雄三さんと、氷川きよしのラストステージ。
加山雄三さんが、85歳の最高齢での紅白出演で、しかも引退のラストステージ。最後に黒柳徹子さんが「本当に素敵でした。ハンサムでした」と声をかける姿が、古き良き昭和の時代をこの令和に見た気がしました。
そして、氷川きよしのラストステージ。2000年にデビューして以来、毎年出演していた氷川きよしは、確実にさぶちゃんの最多出演記録を塗り替えると思っていたのですが、今年で「氷川きよし」を卒業するんですね。20年以上にわたって、演歌界のアイドルを演じてきた氷川きよしに拍手を送るとともに、来年以降、新たなステージでの活躍を期待しています。

あとは、特別企画ではないけれど、純烈の「プロポーズ」でゲスト出演した「ダチョウ倶楽部」。上島さんのポジションには、有吉の姿が。本当に、上島さんをリスペクトしてやまない有吉に涙でそうでした。そして、本気で歌う「白い雲のように」。紅白だからこそ実現したスペシャルな企画だったと思います。本当に良かった。そして、純烈の 小田井さんも、このステージで卒業でした。最後に良い仕事ができて満足だったと思います。

それと、篠原涼子の「恋しさと、せつなさと、こころ強さと」。
篠原涼子が昔と全然変わらない若々しさと美しさで歌い上げている姿に驚くとともに、おじいちゃんかおばあちゃんかもわからない姿でピアノを弾く小室哲哉が本気で誰だか分からなかった。。。28年前と変わらず美しい篠原涼子と、確実に28年の時が流れた小室哲哉の対比が残酷でした。

最後に、来年3人が脱退してしまうキンプリの紅白ラストステージ。「ichiban」の歌とダンス。ほんと、カッコ良かったよ!FNF歌謡祭での「ツキヨミ」の歌とダンスもカッコ良かったんだけど、ほんと、デビュー曲「シンデレラガール」の時はバリバリの王子様アイドルグループだったのに、この5年で本当に成長したなぁ。と感慨深かったです。これで解散(正確には違うけど)してしまうなんて、ちょっともったいなさすぎるし、ファンの人たちは、本当に悔しくて悲しいだろうなぁ。って、一般人のわたしですら思うパフォーマンスを見せてくれました。ありがとう。キンプリ。来年6月からは、5人がそろった姿が見られなくなってしまうけど、それぞれ新しいステージで頑張って欲しい。でも、ジャニーズ事務所辞めちゃったら、他の辞めジャニみたいに、テレビでは見れなくなっちゃうのかなぁ。タッキー、なんとかしてくれないかなぁ。

そして、今年も見ていて「白組優勝だな」とおもいましたが、やはり白組優勝を見届けて、チャンネルはフジテレビの「ジャニーズカウントダウン」へ。

わたしは特にジャニーズの誰が好きとかなわけではないんですが、ジャニーズカウントダウンは見ます。なんか、グループの垣根を越えてみんなで歌う姿が、なんだかイケメン男子校の文化祭を見ているようで楽しいんです。

そもそも、ジャニーズってアイドルグループなんだけれど、歌って踊るだけじゃなくて、バラエティやドラマにもたくさん出ているので、そっちの方がメインじゃないか?って思うこともあるんです。だって、アイドルは別に歌が下手でも踊りが下手でも良かった時代ってもう終わりで、いまや、歌も踊りも上手なボーイズグループがいくらもあるじゃないですか?そうなったら、ジャニーズはそこで勝負はできないですよね。アイドルのかわいらしさで勝負。って言っても、もう、30歳超えてるメンバーもたくさんいるし、もう「かわいさで勝負」って歳でもなくなってきているわけですよ。そうなったら、バラエティやドラマで、個人を売っていく戦略に切り替えないと、生き残れないですよね。いや、むしろ、そっちがメインの人もたくさんいますよね。

というわけで、普段テレビでよく見る人たちが、反対に「歌って踊っている姿」を見て、「ああ。この人、一応アイドルだったんだ」って再認識するわけです。
「A-Studio」の藤ヶ谷くんや、バラエティ出まくりの菊池くんはまだしも、「ゴチになります」のまっすー。「月曜からふゆかし」の村上くん。「シューイチ」の中丸くんなんて、アイドルの姿、全然想像できませんから、ジャニーズカウントダウンくらいでしか、その姿を拝むチャンスはほとんどありません。

あとは、ドラマで活躍している人たち。朝ドラだけでも「おかえりモネ」の永瀬くん。「カムカムエブリバディ」の松村北斗。「舞い上がれ」の目黒くん。ドラマの中でいい男を演じている彼らのキラキラアイドル姿は、むしろ違和感。永瀬くんは漁師で、北斗くんは戦争で命を落とす青年で、目黒くんはツンデレの同期だったのに!

この前、小栗旬が、ジャニーズについて語っていたことが、すべてだと思う。
「だってむちゃくちゃ忙しいじゃないですか? できれば本当は芝居なんかしなくていいような状況の中、役者として、僕らと同じ現場に来て…。 僕やっぱり… ジャニーズで、しかもグループをやっていて、芝居の現場に入ってやってる人たちは、基本的に無条件で尊敬します」

ほんとそれ。アイドル業だけでも忙しいのに、バラエティはともかくとして、芝居するのって、結構どころか、だいぶ大変なことだと思う。アイドルドラマならまだしも、ちゃんとしたドラマや映画に、一般の俳優陣と肩を並べて一緒にやっているジャニーズは、本当に尊敬します。頑張ってるな。って。
でも、だからこそ、キンプリの3人は、自分たちのやっている仕事に疑問を抱き、辞めることを決意したんだろうな。

「これで最後」だと思ったら、 平野紫耀主演の「クロサギ」は見納めだと思って全話ちゃんと鑑賞してしまいました。絶対にジャニーズではない他の舞台で活躍してほしいです。

ああ。紅白の話をしていたら、ジャニーズの話になってしまった。

まあでも、今年は、本当に「紅白が最後の舞台」っていう人が多かったので、盛大な送別会のような気分になりました。

そして、正月。目が覚めて一番に飛び込んできたニュースが、
「綾野剛、佐久間由衣と結婚!」
「土屋太鳳、 片寄涼太と結婚!」
いやぁ。めでたい!しかも、二組とも、結構長きにわたり交際しての結婚なので、電撃離婚なんてことにはならないと信じています。

さて、そんなこんなで迎えたお正月。
なんの正月の準備もしていなかったことに気づき、家にあった食材で無理やり雑煮。
鶏肉の代わりに冷凍豚スライス
大根の代わりにI子さんにいただいた畑でとれたカブ
ニンジンはスムージー用にカットして冷凍していたものを解凍して、
お餅は去年の残り。
家にあったものだけで急遽こしらえた割には、ちゃんとできました。

これでやっと正月を感じられますね~。
さて、正月は2連休なので、明日も休み。
この2連休でやりたいと思っていたこと「明日もある」と思って先延ばしにすると明日もつぶれてしまう気がするので、「今日できることは今日やろう!」と新年気持ち新たに、ダラダラせずにやろうと思います!

正月早々、虎ちゃんに食い破られた餌。

みなさん、今年もどうぞよろしくお願いします!



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