先月、仕事帰りに偶然見つけた野良猫を捕獲して、保護猫団体に届けたのですが、その子の去勢手術がやっと終わって、今日は街に戻す日。

一応、この子は長い間街を根城にしてきているので、多分、寝る場所も、食べ物を探す場所も決まっているのだと思いますが、捕獲して去勢した責任として、今後、この子を見守っていきたいと思っています。

でも、一度街へ放したら、もう二度とここには戻ってこないかもしれないので、それこそもう二度と会うこともないかもしれないのですが、ここを拠点にして、安全に、安心に、街での暮らしを続けてもらえたらなぁ。と願っています。

日本で言うところの「さくらねこ」と同じように、去勢手術をしてある証に、耳の先を桜の花びらの形にカットしてあります。日本では「さくらねこ」ですが、NZでは、なんと呼ばれるのでしょうね。

昨日手術をしたときに耳をカットしたばかりなので、結構痛々しい感じ。

保護猫団体では「捕獲した人が名前を付ける」というルールがあって、今回は、わたしたちに「名付け権」が与えられました。でも、全然いい名前が思い浮かばず、どうしても「和名」を付けたくなってしまうんですよね。でも、わたしたちの猫ではないので、もっと英語でも呼びやすい名前にしなくては。と思っていたところ、ダンナが「シンバ」にしよう。と言い出し、わたしは「シンバって、ライオンぽい猫につける名前な気がするけど。。。と思ったのですが、結局他の名前の候補もなく、「シンバ」と名付けられました。

今こうやって、改めて久しぶりに見てみると、名前は「ポン太」って感じだな。結構丸々とした子だったんですよ。

そうそう、名づけと言えば、我が家の近くに三毛猫を飼っている家があるんですよ。日本ではよくいますが、NZでは三毛猫って珍しくて、わたしはいつも、三毛ちゃんの姿を見つけては「みけちゃ~ん!」って呼んで手を振ってるんですよ。
で、考えたんですけど、もし、我が家に三毛猫が来ることになった時、なんかそのまま「ミケちゃん」って名前を付ける気がするんですよ。そしたら、スペルってどうなるんだろう。アルファベットで「MIKE」って書いたら、これって完全に「マイク」じゃん。
ミケって名前にしたい場合、スペルをどう書いたら「ミケ」って読んでもらえるんだろう?

そういえば「ミケのヴィーナス」っていう首のない像があったよな?あれってどういうスペルなんだろう?と思って調べてみたら「ミロのヴィーナス」だった。。。(笑)
でも、それを調べる過程で「ミケランジェロ」が出て来て、「あ!ここにもミケが!」スペルはって言うと「 Michelangelo」。ということは「Miche」はミケと読んでもらえるのか?
単純な名前なのに、案外難しいのね。

我が家の場合、一期生ジジと茶々は「Gigi」と「Chacha」
2期生虎丸は「Tora」
3期生ユキとムギは「Yuki」と「Mugi」
4期生ルイとメイは「Rui」と「Mei」
ルイちゃんとメイちゃんの時は、英語表記だと「Louis」「May」だったんですが、日本語ローマ字表記にしたんです。
5期生ハナは「Hana」
これも、英語表記だと「Hanna」なんですけどね。
今いる莉里ちゃんは、英語表記なら「Lily」かな?

話はそれましたが、シンバくんが、街のみんなに愛されて、元気にたくましく、幸せに暮らせますように。。。!

ケージから出してあげたら、大好きなKFCに向かって走って行きました!
この子は人間の残飯で生きてきた子だから、人間の食べ物が好きなんですよね。もう二度とここに餌を食べに戻ってこなかったとしても、それでも去勢して街に戻したことは、これ以上野良猫を増やさないということに大きく貢献できたと思っています。ポン太、いやシンバも、久しぶりに自由を手に入れて、思いっきりKFCを楽しんで欲しいと思います。

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