あとは天命を待つのみ。


さて、昨日の弁護士事務所での話の続きです。
書類を順番に説明しくれる弁護士。

まず、売主と大家が現在結んでいる「賃貸契約」の内容を一緒に確認。
家賃はとっても高いけど、まわりの店舗の家賃や、市場価格を調査したところ、
「妥当である」とのこと。
そんな調査してくれてたんだ。ありがとう。
これで、家賃は高いと言えども、「適正に」高い。
つまり、高いだけの価値があるということが証明されました。
それだけでも、私たちには朗報です。

次に、残っているリース期間のこと。
まだ、あと7年ほど残っているのですが、「これでは短すぎる!」とのこと。
私たち的には、7年は十分だと思ったし、
切れたときに、また更新すればいいじゃん。という考えでした。
しかし、弁護士は、「7年後に更新してくれなかったらどうする?」といって、
16年先まで契約を更新できる権利を、新たに大家に付け加えるよう依頼するとのことでした。

これは、以前「ビジネスを買うということ」について書いたときにも触れましたが、
リースがあと何年残っているかと言うのは、
ビジネス売買の価値を決めるひとつの大きな要素となります。
長ければ長いほど、「追い出される危険」を回避できるので、
ビジネスの価値が上がるというわけです。

「デューデリジェンスはいらない」と言った私たちのために、
少しでも有利になるように契約を結ぼうとしてくれているようです。
この項目を付け足した、新しい契約書の確認を一緒にしました。

次に、ビジネス売買の手付金(売値の10分の1)を、小切手にて支払います。
これは、うちの弁護士事務所から、先方の弁護士事務所に支払われます。
お金のやりとりは、本人同士ではやらないということですね。
小切手を確認すると、すぐに事務の女性を銀行に走らせ、入金を済ませて、
10分後には、私たちは銀行からの領収書を手にしていました。
仕事速いじゃん。

売主と大家が現在結んでいるリース契約の確認。
私たちが付け足したい内容の契約の確認。
今後発生する支払い金額の確認。
手付金の銀行への入金。

まで進んだところで、次は、大家から私たちへの確認事項があるとのこと。
1、ビジネスの経験はあるか
2、レストランの経験はあるか
3、調理師免許を持っているか
4、リカーライセンスを持っているか
5、マネージャーサーティフィケートを持っているか
6、食品衛生管理者資格を持っているか

上記項目の回答を添えて、先方の弁護士へ送り、
その返事を、来週の月曜日に待つだけとなりました。
(駄目でも、弁護士代は返ってこないよね?)

最後に、契約書は、専門用語が多くて分かりにくいので、
すべての内容を、分かりやすい英語で要約したものをくれました。
こういうの、とっても有難いですよね。
高いお金を出しただけの甲斐があるというものです。

弁護士さんは、「リース期間のことのみならず、交渉したいことがたくさんある」と、
とても悔しがっていました。
8月1日という区切りがなければ、もっといろいろできるのに。。。と
せめて、私たちがビジネスを購入し、改装をしたあとに、
改装代金の一部を大家に負担してもらえないかどうか、交渉させてくれ。
と言われました。
はい、喜んでお願いします。

笑顔で別れた私たちは、あとは天命を待つのみ。
結果は月曜日に分かります。
もし、ビジネス売買が成立しなかったときには、、、、またフリダシですね。

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