あれから17年


今日で、阪神・淡路大震災から17年。
NHKのニュースを見ながら、うちのダンナがつぶやきました。
「俺がシェフになって17年か。まじで?もうそんなたつ?」

そう。実は、うちのダンナは、もともと貿易関係の仕事をしていて、大阪に住んでいました。
でも、阪神・淡路大震災で、神戸港がだめになって、会社はなくなり、
「どうしようかな」と思って、友人のBARを手伝いはじめたのが、シェフになったきっかけでした。
そういう意味では、阪神・淡路大震災で、ダンナの運命は大きく変わったのです。

調理師学校も出ていなければ、海外に修行に行ったわけでもありません。
こんな風に、なんとなくシェフになってしまった男なのです。

でも、17年も続けてきたのだから、これが天職だったのでしょう。

ちなみに、なぜ私がサービス業についているのかという話をついでにすると、
私はなぜか「制服」にすごく憧れて、どうしても制服を着る仕事がしたかったのです。
制服の王道といえば、スチュワーデスですが、私はなぜかスチュワーデスになりたいと思ったことは一度もなく、
「ホテル」一直線でした。
そして、いまだにレストラン業界で働いているというわけです。
学生時代から計算すると、すでに20年以上ですね。

でも、もし万が一でも、私がスチュワーデスになることができていたら、
今頃、空の上で出会った人と結婚して玉の輿だったかもしれませんし、
合コンで一流商社の人と出会ってセレブになっていたかもしれません。

それが、まさかこのニュージーランドで、日本にいたら絶対に会わなかったであろうダンナと出会い、
一緒にレストランを経営しているとは。

人生とは分からないものですね。

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