きのう、朝のニュースを見ていたら、フランスの国旗が飾ってあったんです。
そのときは、なんとも思わなかったのですが、
夜、ベランダからスカイタワーを見てみたら、
なんと、青・白・赤のトリコロールカラーにライトアップされているではありませんか!

これは、きっと何かあるに違いない。
ということで、昨日のニュースを調べてみました。

すると、
「7月14日は、世界でも広く知られているフランスの国民の休日 La Fete Nationale である Bastille Day」
とのこと。

世界で広く知られている割には、私にはさっぱり分からず、更に調べてみると、
「Bastille Day」とは、歴史上「バスティーユ襲撃事件」と呼ばれ、
1789年7月14日に、パリ市民がバスティーユ牢獄を襲撃した日なんだそうです。

へー。私、日本史選択だから、知らなかったなぁ。
さて、この7月14日に起きた事件が、「フランス革命」の発端となり、
今では、この日が「建国記念日」となっているようです。
そういえば「ベルサイユのバラ」で、そんな事件があったのを思い出してきました。

ちなみに、この日は、日本では「パリ祭」と呼ばれているそうです。
ヨーロッパには全然興味のない私は、そんなことすら知りませんでした。
そういえば、なにかの映画で「パリ祭のときに遊びにきてよ」みたいなシーンを見たことがあるような気もします。

さて、ここで「建国記念日」の話ですが、日本の建国記念日は2月11日ですよね。
日本は、何の日を建国記念日にしているか、みなさんご存知ですか?
会社で、まわりの席の人に聞いてみると、様々な意見が。

「明治維新の日」とか
「江戸城を皇族に受け渡した日」とか
「大政奉還の日」とか
近代史の江戸から明治に変わったあたりを建国と考えている人が多かったです。
あとは「GHQが撤退した日?」とか戦後のあたりじゃないかと予想する人、
「邪馬台国とか、神話の世界との時代の話だったりして」と予想する人、
意外にみんな、知らないもんです。

そこで調べてみると、
なんと、古事記の日本書紀の中で、「神武天皇が即位したとされる日」なんだそうですよ。
神武天皇は、日本国初代天皇ですから、一応納得。
でも、紀元前660年2月11日ですってよ。
まさかそんな過去に遡って制定されているとは、驚きでした。

っていうか、みなさんはご存知でした?

ちなみに、ニュージーランドの建国記念日は、2月6日。
建国記念日という名前ではなく、「ワイタンギデー」と呼ばれていて、
ワイタンギデーとは、ワイタンギ条約が結ばれた日。
ワイタンギ条約とは、
「イギリス王権と先住民マオリ族との間に締結された条約」のことです。
これが1840年2月6日だったというわけです。

それぞれの国で、「建国の日」の考え方が異なるのですね。
さすが「神の国」日本。
ほとんどの国が、1800~1900年代に起こった事を由来に制定しているのに対し、
日本と韓国だけが、紀元前でした。
ちなみに、韓国は紀元前2333年でした。建国神話が由来だそうです。
日本よりすごいですね。

昨日のスカイタワーのおかげで、いろいろ勉強になりました。

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