OPENを控え、毎日毎日、OJTを続けているのですが、やはり、お客さん相手じゃないと、
なかなか実感がわかないものです。
そこで、明日は、お世話になった方々をお客さん役としてご招待して、
実際にお料理を提供するスタッフトレーニングをすることになりました。
ご招待させていただいたのは、約20組の方々。
完全予約制で、15分おきに来店となるように調整させていただきました。
というのも、いきなりドカンと来店してしまうと、
スタッフもてんぱってしまいますし、なによりも料理も出てこないでしょう。
実際そういう局面になることが将来的にはあったとしても、
明日はトレーニングですから、あくまでも、サービスの流れを体得するためのものということで、
スタッフに自信をつけてもらうのが目的で、自己嫌悪に陥らせることが目的ではありません。
それでも、不安なことはまだまだたくさんあります。
そこで、今日は、スタッフトレーニングでお客様をご招待するのに先駆けて、
スタッフのご家族を招待しての、スタッフトレーニングのためのトレーニングを行いました。
やはり、スタッフ同士でお客様役をするのとは違い、
かなり本番さながら。
そして、なによりも、実際に料理を提供することによって、
今まで架空の状況で行っていたトレーニングが、実際のものとなり、
今までのトレーニングで培ってきたことを、やっと実践に移すことができたのです。
どれだけトレーニングを積み重ねていても、大事なのは「実戦」です。
「本当に大丈夫かな。。。」と思っていたことをひとつひとつクリアしていくことによって、
またひとつ自信につながっていくのだと思います。
明日は、スタッフトレーニング本番。
これが最後の練習といえども、相手はスタッフでもなければ家族でもなく、本当にお客様です。
つまり、明日は、最後の練習であり、最初の本番でもある。というわけです。
明日の予約を書き込もうと、クライストチャーチから救出してきた予約台帳を開くと、
2月の地震以降、真っ白でした。
当たり前のことですが、8ヶ月の空白に、胸が締め付けられるとともに、涙が出そうになりました。
2月は本当に忙しくて、地震の前日の2月21日なんて、月曜日なのに予約がいっぱい書き込まれていて、
懐かしい常連さんの名前もたくさんありました。
「賑わっていたクライストチャーチのTATSUMI はもうないんだ」
ということを、改めて見せ付けられた気がして、本当に寂しくなりました。
また予約台帳に書ききれないくらい予約がたくさん入る日が来るのだろうか?
でも、心配ばかりしていても、なにも始まりません。
前進あるのみ。
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