先日、クレブドンのイチゴが食べたい!とここに書いたばかりですが、
とてもタイムリーなことに、友人から「クレブドンのファーマーズマーケットに行かない?」と誘われました。
ファーマーズマーケットに誘われたとなれば、うちのダンナの重い腰も上がるかもしれません。
カキは散々食べたけど、1週間たったら、また食べたくなるだろうし、
おいしいイチゴをまだ食べていないし、
おまけに、ファーマーズマーケットとなれば、誘うには十分です。
そして、先週の日曜日。
早速行って来ましたよー!
友人はノースに住んでいるので、時間だけ決めて、現地集合にしたのですが、
クレブドンに向かう途中のHowickの新興住宅街に、
なんだ瓦の屋根の建物が見えてきました。
「なんだろう。あれ」
友人からは「出発が遅れた」と連絡がはいっていましたので、
「ちょっと寄ってみようか」と、
その建物に向かって車を走らせました。
金持ちの家かもしれないし、なにかの公共施設かもしれないけれど、
立派な瓦屋根だったので、なんの建物なのか、興味津々です。
すると、なんと、目の前に現れたのは、
寺院らしき建物どころか、完全に寺院。
「うそでしょ?本当に寺院?」
ハミルトンの日本庭園と中国庭園にいったときも、
「ニュージーランドで頑張ってるな。素晴らしい!」と感動したものですが、
これは「模したもの」ではなく、完全に、正真正銘の「寺院」だったのです。
その名も、「北島佛光山」
狛犬まで!
このエリアは、中国人がたくさん住んでいるらしいので、
おそらく、お金持ちの中国人からのお布施や寄付や、なんやかんやで建設されたのでしょうが、
いやあ、本当に、ここだけが完全に異空間。
どこかの興行施設にあるような「寺院を模した建物」とかとは、完全に異なる、本物の寺院が、
この、ニュージーランドのオークランドにあるなんて。
全然知りませんでした。
恐るべし、中国人パワーです。
神殿内部は写真撮影が禁じられているので、
外観と、中庭の写真しかないのが、残念ですが、
一度訪れる価値ありですね。
観光寺院ではないので、参拝料などはありませんが、
$5くらいとってもいいと思えるくらい立派でした。
これ、建設するのに、どのくらい費用がかかったんだろうなぁ。
でも、参拝方法が、日本と違うので、
膝をつく台とかあって、線香も両手で持つ長いタイプのもので、
少しとまどいました。
参拝をしたあと、その奥にあるお土産やさん的なお店があって、
仏教関係の置物や、まるで中国のお土産のようなものがいろいろ売っていました。
その更に奥は、お茶屋さんみたいなかんじでした。
参拝所を抜けると、そこは綺麗に桜やら竹やらが植えられている中庭にでます。
中庭には、一休さんみたいな小僧さんの置物があちこちに点在。
これ、ウォークマン聞いていると思って、現代的だなぁと思っていたら、
雪だるまがあるから、耳あてですね。
中庭の向こうにある本堂では、袈裟を着た一般人の仏教徒と思われる方たちが、
200人くらいいたでしょうか。みんなで座禅をして、お経を唱えていました。
20代と見られる、若い方もたくさんいて、驚きました。
なんか、海外に住んでいて、こういうお寺(中国だけど)の風景をみると、
ちょっと厳かな気分になりますね。
こんなのがクライストチャーチにあったら、もう観光名所になっちゃいますよ。
すごいなぁ。オークランド。普通に寺院があるんだもんなぁ。
チャイナタウンどころではありませんよ。
と、クレブドンに向かう途中で、思いがけなく、いいものを見てしまったのでした。
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