さて、4連休最終日は、どこに行こうか悩んだ結果、洋食ばかりだったので和食に行こうということになり、OROに一緒に行った友人の働くしゃぶしゃぶ専門店に行くことにしました!

一応、「しゃぶしゃぶ」と「すき焼き」とがあって、どちらにするか悩んだのですが、オーナーさんが中国人なので、「すき焼き」というものをどれくらい理解しているのか不安があり、「しゃぶしゃぶ」にすることにしました。

実は、以前に一度来たことがあるのですが、その時には、刺身、天婦羅、鍋とセットになってるものがあって、注文の仕方も「選ぶだけ」で簡単だったのですが、今回は、そのセットがなくなっていて、全部単品で注文しなくてはいけなかったんです。これが結構分かりにくくて、注文するのに時間を要してしまいました。
これって、他の店でもよくあることなんですが、「わかっている人が見ればわかる」んですけど、まったくはじめての人にはわかりにくい、ってヤツですね。説明されれば「ああ、なるほど」なんですけど、例えば昨日行った「ORO」も、メインディッシュから注文すれば、付け合わせもソースもついてくる一皿完結の料理だけど、ステーキから注文すると、サイドディッシュとソースは別で選ばなくてはいけないって分かりませんでした。よく見ると書いてあるんですけどね。料理にばかり目が行って、注意書きにまでは気が付きませんでした。

というわけで、今回は、単品で「刺身」「天婦羅」「和牛餃子」を注文して、鍋は「しゃぶしゃぶ」で、具材に日本産A5和牛、NZ産ラム、野菜とうどんセットを注文しました。

刺身5種4P盛り $96

刺身は、2P、3P、4Pと3種類あって、二人だから2Pにするのが普通でしょうが、一人2枚ずつ食べたいので4Pを注文。
うちの店も、刺身(大)が5種盛4Pなんですけど、ウチの店より高かったです。

野菜の天ぷら+海老天2本 $32

天婦羅は、天婦羅盛り合わせと、野菜の天ぷらと2種類あって、海老天が一本から追加できると書いてあったので、野菜の天ぷらに海老天を2本追加しました。天婦羅盛り合わせだと野菜の量が少ないので、野菜の天ぷらを食べたいわたしはそちらをメインにして、海老天を追加にしたのです。
野菜の天ぷらには、野菜が10Pと書いてありましたが、5種が2つずつで10P でした。盛り合わせだと野菜4Pだったんですよね。

和牛餃子 6P $28

和牛餃子は、なかなかジューシーで美味しかったですよ。焼き餃子の形をしていましたが、焼いてませんでした。中国では焼き餃子はメジャーではありませんからね。日本だったら、餃子って書いてあったら焼いてあると思いますよね?一瞬がっかりしましたが、食べたら美味しかったので良かったです。和牛のしゃぶしゃぶをやっているので、和牛のクズが出て、それを使っているのでしょうね。あと、和牛メンチカツもあったんですけど、これも和牛のクズがでるからそれを使っているんでしょうね。和牛餃子が美味しかったので、和牛メンチカツも食べてみたくなりました。

やっぱり、シェフが日本人なので、刺身も天婦羅も餃子も、全部ちゃんと美味しかったですよ。値段はさておき、美味しい和食が食べられるのはありがたいことです。

そして、このあとは、ついにしゃぶしゃぶです!これを食べたくて来たんですよ!

でも、鍋はやはり、日本人経営じゃないっていうのが如実に分かる展開となりました。まず、いきなり出てきた鍋が中華風で2つに割れているんですよ。それで、2種類のお出汁で食べられるのかと思ったら、両方同じで、ただ2つに割れているだけでした。謎。

日本産A5ランク和牛 $168 (200g)

やっぱり日本産A5ランク和牛は高い!ご近所にある高級ステーキ専門店にも置いてるのですが、そちらは$70(100g)です。しゃぶしゃぶの方が高いんだなぁ。

まあ、もちろんお肉の味は最高に美味しかったですよ。日本だったらこんなお肉が普通にあるんだもんな。うらやましい。

で、お肉の質は、A5ランクなんで間違いなく美味しいんですけど、問題はタレです。「胡麻ダレ」じゃなくて「胡麻ドレ」なんですよ~。これはもう致命的です。せっかくのA5ランク和牛が、「胡麻ダレ」じゃなくて「胡麻ドレ」を使うことで、「和牛しゃぶしゃぶサラダ」になっちゃうんです!これは、本当に残念すぎる。ま、中国人オーナーの意向ですから、日本人シェフがいてもどうにもならないことなのでしょうが、せっかく、ちゃんとした刺身、ちゃんとした天婦羅を出して、お肉も最高のA5ランク和牛だっていうのに、ここにきて「胡麻ドレ」って。。。。ほんと、残念すぎる。ダンナも、白米を注文したんですが、「胡麻ドレ」だとやっぱり味がサラダになってしまって、ご飯が進まないって言って、ご飯残したんですよ。「胡麻ダレ」と「胡麻ドレ」。名前も、見た目も、味も似ているんだけど、やっぱり全然違うんですよね~。これって、日本人じゃないと分からないレベルの違いなのかな~?

真っ赤っ赤の店内。壁も、照明も、椅子も、食器も、全部赤。これも中国人オーナーっぽい感じしますよね。中国語で「日式火鍋」って書いてあるし、やっぱり中国人向けなんだろうなー。
日本酒も、普通に飲むには高すぎるすごい高い酒(150ml $75 と$45)と、熱燗用の安い酒 (150ml $20)と2種類の間に、熱燗かひやに対応している普通の酒が1種類しかないんですよ。冷酒を飲みたかったら、もう 150ml $75 と$45 しかないのって、ノーチョイスすぎる。二人で飲むのに150mlは少なすぎるし、2つも注文したらヤバい金額になります。
まあ、でも、うちの店に来る中国人のお客さんも「一番高いの持って来て」って言う人と「酒なら何でもいい」っていうお客さんに真っ二つに分かれるので、まさにそれに対応したメニューだな。と思いました。

総論を言うと、せっかく日本人シェフが美味しい料理を作っていても、店は中国人観光客向けに営業しているので、日本人にはちょっとお値段高すぎるし、そのお値段から期待する日本の鍋と日本のサービスとは違うので、ちょっともやもやした感じが残るでしょうね。

中国人のオーナーさんは、毎日店に出て、すごい頑張って働いているんですよ。いつも笑顔で感じも良いんです。なので、ほんと、あと一歩、本物のしゃぶしゃぶに近づいて欲しいな。って思います。

今回のお会計は、、、4日間での最高金額$512でした!しかも、店を出る時、腹八分目っていう。。。二人でこの金額では、やっぱりなかなか行けるお店じゃありませんね💰
次回は、食べたいけど高いから敬遠していた、高級ステーキハウスのA5ランク和牛ステーキ(100g で$70)に挑戦してみたいと思います!でも、この店も日月休みで、行けないんだよなぁ。ほんと、みんな月曜日休み。早くどこも通常営業に戻れる日が来ますように!

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