来月、ドリンクのメニューを新しくする予定があり、
業者さんにその話をしたら、日本酒の試飲をさせてくれました。

こちらは現在当店に置いている日本酒

こちらは、今回サンプルとして持ってきてくださったおすすめの日本酒

私は普段、日本酒は全然飲まないのですが、
こんな風にティスティングをすると、本当にさまざまな味や香りがあり、
「まるでワインのようだな。」と今更ながら感じてしまいました。

現在おいている日本酒は、みな「純米」なのですが、
「トラタン村 五橋」
「加茂鶴 一滴入魂」
「白壁蔵 生もと純米」
「辛口生一本 真澄」

これに加えて、今回おすすめいただいたのは、
「辛丹波 にごり」
「大阪屋長兵衛 全麹純米」
「大阪屋長兵衛 超特選大吟醸酒」
「金冠 樽酒」
「司牡丹 純米 船中八策」
「男山 純米 生もと」

美味しいのはさることながら、やはり、似たようなものはできるだけ避けて、
いろいろなタイプのお酒を取り入れたいと考えていました。
というのも、当店には「酒ティスティングセット」というのがあって、
メニューからお好みの3種を60mlずつ試せるのです。
これがなかなか好評で、よく出ます。
やはり、あまり日本酒を飲んだことがない人にとっては、
いきなり180mlを注文するよりも、とりあえず、いろいろ飲んでみるのがいいのだと思います。
それで、気に入ったのを、また単品でご注文いただくケースも多くあり、
地元ニュージーランド人のお客様に、「自分の好みの酒」を見つけていただくのに、
貢献できていると思っています。

実際、今日のようなティスティングをしてみると、なおさらそう思います。
やっぱり、飲み比べすることによって、それぞれの個性が見えてきますよね。

「個性」という意味では、米を1%しか使っていないという「全麹純米」とか、
樽の香りがする「金冠 樽酒」、
にごりなのに辛口の「辛丹波 にごり」 とかは、おもしろいですね。
また、「船中八策」は、すっきりとした辛口。
NZ人は、「辛口」のお酒が好きな人が多いので、これはいいかもしれません。
でも、一番飲みやすいのは「大阪屋長兵衛」だったりします。

今回ご紹介していただいた以外にも、
別の業者さんから紹介していただいているお酒もあり、
どれにしようか、悩み中です。

ワインは50種類くらい揃えているのですが、
日本酒は、ワインほど頻繁に出るわけではないですし、
なんせ一升瓶ですから、消費にも時間がかかります。
それを考えると、ワインのようにたくさんの種類を抱え混んでしまうことは危険なのです。

実は、クライストチャーチの最初の頃の巽は、
ワインが出ないことを恐れて種類を増やさないでいました。
それはクライストチャーチはBYO(ワインの持ち込み)が主流だったので、
レストランでワインを注文してくれるお客さまが少なかったのです。

ところが、改装に伴い、ちょっとワインの品ぞろえを豊富にしてみたところ、
以前に比べて、急激にワインの注文が増えたのです。

これがどういう現象なのかわかりませんが、
チョイスを増やすことによって、在庫を抱えてしまうのではないかという懸念はすぐ払拭されました。

そして、オークランドに来て、更にワインの種類が豊富になったのですが、
BYOができないというのももちろんあると思うのですが、
クライストチャーチの頃に比べて、ワインの売り上げは比ではないくらい増えました。

それを考えると、日本酒も種類を増やせばもっと出るのかも?という思いもありますが、
でもやっぱり、ワインのようには、そうそううまくは行きませんよね。

今は5種類の日本酒を置いていますが、今度のメニュー改正で、8種類くらいまで増やしたいな。
とは考えています。

ディナータイムが始まる前に、ちょっと飲みすぎてしまいました。

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