英語ってこんなに難しかったっけ?


えーと、私、英語は苦手です。
正直、ワーホリで最初に10週間学校に行って依頼、一度も勉強してません。

「なるようになるさ~」的な。

私は、NZ人の友達も一人もいないし、
NZの新聞も読まないし、
NZのTVも見ません。

だけど、仕事で英語を使うので、
その中でサバイバル英語を身に着けて行きました。
で、今にいたるという感じ。
仕事の中で、ネイティブの人が使う英語を聞きながら、
英語を覚えたって感じかなぁ。

現在、お客様と英語で話をすることに関しては、
とりあえず不自由は感じることはなくなりましたが、
もちろん、言いたいことを上手く表現できなかったり、
難しい単語が出てこなかったり、
相手が早口で聞き取れなかったり、
ということはあります。

でも、「通じなかったらどうしよう」
という、英語に対する恐怖はなくなりました。

そして、今回、台湾人の女の子が、トライアルでやってくることになりました。
日本語は少しだけ話せるらしい。
彼女は、大学で日本語を勉強していて、日本が大好き。
まだ若くて経験は全然ないんだけれど、英語が超うまくて、まるでネイティブ。
また、中国語を話すお客様も多いので、
日本語ができなくても、英語と中国語のお客様の対応をしてもらえたら、
とっても助かる!と思い、
今回初めて、日本人以外の子に来てもらうことにしたのです。

もちろん、英語で仕事の説明をするんですが、
いやーーーーー、これが、すごい難しい。
もちろん、日常会話とも違うし、とっても簡単な内容なんだけど、
なかなか英語が出て来ません。

例えば、
「お水のおかわりを行くときには、そのテーブルだけじゃなくて、
他のテーブルのお客様の水も大丈夫かどうかチェックして、
全部まわって帰って来てね。
でも、中には、スパーリングウォーターやミネラルウォーターを飲んでいるテーブルもあるから、
そのテーブルには水を注がないように気を付けてね」

なんていう、普通の仕事の説明が、英語で、出ない出ない。

「お客様のテーブルに料理を出すときは、どんなに急いでいても、
一度ちゃんとしっかり立ち止まって、ワンテンポおいてから「エクスキューズミー」と声を掛けて、
それから料理をだして、絶対に早口にならないように、料理の説明をして、
皿を出した手をひっこめる時も、指先まで意識して、決して慌てて手をひっこめないでね。
あなたがせわしなくすると、お客様にせわしなさが伝わってしまうから、
忙しい時ほど、お客様の前では、ゆっくり丁寧に話したり動作をしたりしてね。
そして、テーブルを去るときも、お客様が「サンキュー」って言ってくれる場合が多いので、
たとえ言ってくれなかったとしても、そこまで聞き遂げられるくらい間を置いてね。
お礼を言った時にもうスタッフがいなかったら、がっかりしちゃうでしょう?」

いやぁ。なんなの?この複雑際まりない英語。
通じた?私の言いたいこと?

更に、料理がどんどん出てこないように、お客様の召し上がるスピードを見ながら、
キッチンに声掛けをするのですが、
「まだ出さない料理」のことを「声掛けになっている料理」といいます。
そして、「キッチンに料理をお願いすること」を、「料理の声掛けを解く」といいます。
「その料理はまだ声掛けになってる」とか
「その料理はさっき声掛け解いた」とかいう使い方ですね。

こんな簡単な説明が、英語だと、もう!何?
なんて言ったらいいの???
そもそも「声掛け」って???

はーーーーー。

もう溜息ですよ。

途中から、だんだん英語がルー大柴のようになってきて、
日本人のスタッフに指示を出したすぐ後だと、
気付かないうちに日本語になっちゃってたり。。。

散々でした。

そしたら、トライアルのあと、スタッフとトライアルの子が一緒に賄いを食べていたのですが、
なんと、日本語で話しているではないですか!!!
嵐が好きなんだって。
それで、日本のドラマとか見ながら日本語勉強してるんだって。

っていうか、日本語できるなら、言ってくれ!

日本語を大学で勉強してますって言われても、どのくらいできるか分かりませんからねー。
もちろん、難しいことは無理なんだろうけど、
面接ではずっと英語だったし。
多分、こういう趣味の話をするくらいならできるんでしょうね。

今までも、外国人スタッフの雇用について考えたことは何度もあるのですが、
まさか英語での指導がこんなに難しいとは!

これって、普段使う単語や言い回しがどのくらい含まれているかっていうのが
大きくかかわってくると思うんですよ。

例えば、お客様と、以下のような会話をよくします。

「去年の今頃に比べたら、今年の方がずっと売上はよくなってきているんだけど、
4月はイースターとANZACが近かったので、だいぶ来客数は落ちましたね。
でも、常連のお客様が、新たなお客様を紹介してくれたり、
最近では、映画に行く前とか、映画の後とかに利用してくれるお客さんも増えたんですよ。
近くに映画館が2つありますからね。
だけど、ニューマーケットはだいぶ景気悪いみたいですよ。
街を歩いていると空き店舗だらけで、イメージもよくないですよね。
そもそも、家賃が高すぎて、どこも撤退しちゃうんだと思います。
それでも、大家さんは、家賃を下げようとは思わないんですよね。
まだまだ不動産バブルが続いてるんですかね」

こういう会話は、問題なくできるんですよ。

だけど、以下のような簡単な会話ができなかったりするんです。

「女子トイレの、一番奥の個室の電気が切れてしまっているので、
蛍光灯を取り替えてほしいんですが?」

会話の内容的には、こっちの方が、大分簡単。
だけど、
「一番奥の個室」って英語でなんていうの?
「電気が切れる」って英語でなんていうの?
「蛍光灯」って単語わかんない。電球はバルブだけど、Lightじゃないよね?

つまり、会話の内容の難しさよりも、
その会話に登場する単語が、普段仕事で使う単語かどうかってことが重要みたいです。

もともと英語は好きじゃないので、できるだけ関わらないように生きて来ているんですが、
なんだか久しぶりに、英語の洗礼を受けた気がしたトライアルでした。

(多分、彼女よりも、私の方が試された感じ???)

 

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