虎丸にGPSをつけてみた

我が家の猫ちゃんたちは外出自由。
大抵家で寝ているし、遊びにいっても長時間の外出はほとんどしません。
トイレは100%外でしてくるので、他人様の庭に迷惑をかけていないかどうかだけが心配です。

そんなジジと虎丸ですが、「あれ？おでかけかな？」と思っても、だいたいそのうち帰ってくるし、それこそ名前を呼べば、大抵その辺から走って帰ってくるんで、声の聞こえる範囲にいるんだろうなぁ。とは思っているんです。でもたまに、呼んでも帰ってこないことがあって、そんな時「一体どこの範囲まで遊びに行っているんだろう」というのは、ずっと気になっていました。

そこで今回購入したのが「Paw Track」という、首輪型GPS。クィーンズタウンの「Cat Rescue」のコミュニティーで、実際に使っている人が「すごいいい」とコメントしていたので、早速購入してみました！
元々、首輪型GPSが欲しいとはずっと思っていたんですが、値段もピンからキリまであって、どれがいいのか全然わからなかったんで、人のオススメする商品に乗ってみたわけです。どうも、猫専用らしい。

GPSと充電池がついていて、私の携帯電話に現在地や、移動したルートを送ってくれます。

例えば、一番左の画面は、「Play back」機能で、家から猫ちゃんが辿ったルートを表示してくれます。
真ん中の画面は「Hot Spot」機能で、よく行く場所が赤くなっています。
そして、一番右の画面は、過去「６時間」「12時間」「24時間」と３種類から選び、その時間内に猫ちゃんが移動したルートをすべて線で結んで表示してくれます。

さらに、家にいる時には、GPSは我が家のWifi に繋がっているのですが、外出すると「Wifi の圏外へ出ました」と教えてくれ、戻ってくると「Wifiに繋がりました」とまた教えてくれるので、猫ちゃんが帰ってくると、姿が見えなくても、家の中にもいなくても、我が家のWifi圏内には戻ってきていることが分かるのです。

まだGPSをつけて二日目ですが、大体の行動範囲は分かってきました。でも、とりあえず、一週間はGPSを虎丸につけて、行動範囲を確実に把握してから、次はジジにGPSを一週間つけてみる予定です。二人の「縄張り」が分かれば、万が一姿が見えなくなった時にも、探す範囲を限定できますし、「え？こんなに遠出してるの？」という驚きもあるでしょうが、「この辺までしか行かないんだ」という安心をすることもできます。とにかく二人の行動範囲を知っておけるに越したことはありません。

さて、そんな虎丸の行動範囲ですが、我が家の向かいにある３軒へは確実に遊びに行っていることは分かっていましたが、その向かいの家の反対向かいの家まで遊びに行っていることが分かりました。我が家の向かいの家はいいですが、向かいの家の反対向かいの家へ行く時には、一車線の細い道路を横断するので、ちょっと心配になりました。大きな道路じゃないので、そんなスピードを出している車はないでしょうが、やっぱり大小に関わらず、道路の横断は心配ですよね。

今年亡くなった茶々も、この「もう一つ向こう」の、車がスピードを出して走っている下り坂の道路で発見されました。今虎丸が動いている範囲を、ほんのもう一つだけ越えたところなんです。どうかこれ以上範囲を広げないことを願います。

とはいえ、じゃあ、距離にしてどのくらい移動しているのかというと、大体100mの範囲で、一番遠くて150mほどでした。しかも、我が家を中心に360度の範囲で出かけているわけではなく、なぜか我が家の後ろの家には行かずに、前方にある家にしか遊びにいっていないようで、我が家から見て正面側の半径100~150Mの範囲でした。まあ、それほど遠出はしていないということですね。

虎丸は好奇心旺盛なので、もっと遠くへ出かけている可能性も考えていましたが、基本は「呼んだら声が聞こえて帰ってこれる範囲」で、たまに呼んでも帰ってこない時は、「向かいの家の反対向かいの家」まで遊びにいっているのでしょうね。
来週はジジにGPSをつけてみるわけですが、ジジの方が一歳お姉さんですから、ジジの方が遠くまで行っている可能性もあります。でも、性格的には、内向的なので、あんまり遠くまで行っていないことを願います。

昨夜も、虎丸は元気に何度も出かけては帰ってきて、出かけては帰ってきて、を繰り返していましたが、いつものように朝6時頃にベッドの上に乗って来て私のことを起こします。こんな至近距離でもちゃんと写真が撮れるiPhone12Pro