我が家の箱入り娘。

我が家の可愛い長女ジジは、とっても引っ込み思案。
とにかく、他の猫がいるのも嫌だし、他の人がいるのも嫌。
わたしとダンナとジジと3人で静かに暮らすのがジジの理想の生活。

茶々亡きあと、ジジがひとりで可哀想だと思ってもらって来た他の子たちとも、全然仲良くする気はありません。とにかく一人が好き。

なので、ジジの姿を見かけるのは、大体、安全なキャットタワーの一番上か、安全なソファーの下か、安全なベッドの下。
とにかく、他の猫に邪魔されない一人でいられる空間にいつも身を潜めているのです。長女なんだから、もっと堂々としていたらいいのに！他の子が近づくだけで「う～う～う～う～う～う～～」と低い声をだして威嚇します。
なので、わたしが寝ていて誰か猫ちゃんが部屋に入ってくると、ベッドの下から「う～う～う～う～」と聞こえてきて、「あ、ベッドの下のジジがいるんだ」と、分かるくらい。ジジのうめき声は、ジジの居場所を教えてくれるシグナルでもあるのです。

そんなジジが、今朝から姿が見えなくて、ダンナが「ジジがベッドの下にもソファーの下にもいない」と言うのです。でも、わしたは今日の朝、ユキちゃんが部屋に入ってきたときに、ベッドの下から「う～う～う～う～」という声が聞こえたので、「あ、ベッドの下のジジがいるんだ」と思ったのです。それから姿を見ていないので、たぶんまだベッドの下にいるんだと思うんだけど。。。

と、思ってベッドの下を覗いてみると、やっぱりジジの姿はないんだけど、よーーーーく見てみると、ベッドの下に置いていあるカゴの中にジジを発見！
暗いところにいる黒い猫は、見えませんよ。しかも、黒いかごの中。

確かに、ベッドの下にいたって、他の猫ちゃんがベッドの下に入ってくるときもありますからね。そんなときでも、かごの中にいたら安全です。

っていうか、誰一人、ジジのことを攻撃する子なんていないんですよ。一体何から身を守っているのでしょうか。自分の半径30㎝以内に他の子を寄せ付けたくないジジ。ほんと、臆病者の箱入り娘には、困ったものです。

他の猫ばかりか、他の人も苦手なので、郵便屋さんが来ただけで隠れるし、お友達が遊びに来ていたら、永遠にどこかに身を隠します。家の中にはいるんですが、まったく出てこないんですよ。我が家に遊びに来て、ジジに会えたら奇跡です。まったくサービス精神もなにもあったもんじゃありません。ムギなんて、誰かれ構わずすり寄って、サービス精神旺盛なんですけどね。

他の人も、他の猫も、誰もいなければ、とっても甘えん坊なジジ。でも、他の猫ちゃんが姿を現した途端に、あっという間にどこかへ姿を隠してしまうのです。

ジジは、ダンナにブラッシングしてもらうのが大好き。もう永遠にブラッシングして欲しいみたい。ハゲちゃうぞ！ってくらい。
でも、同じくダンナが大好きなムギちゃんが、必ず邪魔をしに来るんです。
ダンナは、いつも、ムギの姿が見えないことを確認してから、ジジを呼んでブラッシングをするのですが、びっくりするくらい必ず、ムギがどこからともなく現れて、ブラッシングの邪魔をしにくるんです！

ムギはブラッシングをしてほしいわけじゃなくて、ただただブラッシングの邪魔をしたいだけ。いつも左足でムギを制しながらジジをブラッシングするダンナ。でも、ジジは、このムギとの至近距離に耐えられず、すぐに逃げてしまいます。
いつも、ジジと遊んでいると必ず現れて邪魔をするムギ。ムギちゃんは、わたしには全然興味がなくて、完全にダンナ派。反対に、ユキちゃんは完全にわたし派で、一日中わたしのあとをつけて回るんですが、ダンナには寄り付きもしません。いわゆる、パパっ子、ママっ子みたいなやつなんでしょうか。

寝てても起きてても、わたしに引っ付いてくるユキちゃん。

そう！そんなユキちゃんが、今日耳の根元にケガをしているのを見つけました！
毛がモコモコしているので分かりにくいんですが、なんかうすら赤く見えたので、毛をかきわけてみると、怪我してたんです！

この子はいつも家にいる子なので、たぶんムギちゃんと取っ組み合いしててやられたんじゃないかと。。。だって、いつも家にいるくせに、いつも首輪をなくしてくるんですよ。ムギと格闘してて、ムギに引っ張られてはずれてるとしか思えません。二人は仲が良いとは思うのですが、やっぱりムギの方が大きくて力もあるし男の子なので、ユキと遊ぶときにはちゃんと力加減を考えて遊んで欲しいものです。でも、怪我をするようなら、今度ふたりで取っ組み合いをしていたら、ちょっとムギのことをいさめないといけませんね。