ロックダウン後は、店から大量の食材を持って帰ってきていたので、しばらくは買い物に行く必要がなかったのですが、そろそろ色んなものがなくなってきたので、ちょっと買い物に行ってみることに。
お店を急に閉めることになって、スタッフみんなで色んな食材を分け合ったのですが、それでもかなり捨てましたよね。デザートとか。冷凍すれば大丈夫なものもあるけれど、野菜とか、もう切ってある食材とかは、捨てるか持って帰るしかない。それらを使って作った料理を、毎日一枚ずつお店のInstagram と Facebookにあげているんです。#leftover #homecooking #covic19 のタグをつけて。いつもの巽の料理に使われている食材が、全然違うものに生まれ変わっています。(そりゃそうだ。ただの野菜だもんね)

さて、それで、初めての買い物なんですが、噂には聞いていましたが、ちょっといつもとはだいぶ雰囲気の違う買物風景となりました。

まず、スーパーの中にいる人数をできるだけ少なく保つため、1家族1人しかスーパーに入ることはできません。なので、ダンナは車で待機して、私が中へ入ることに。混んでなかったので、そのまま入れましたが、混んでいる時間は店の外に2メートルずつの間隔をあけて並びます。一人出たら、一人入れる。みたいな人数制限ですね。

入り口には、まずサニタイザーで手を消毒するスペースがあります。
その隣のカート置き場では、戻ってきたカートを、サニタイザーで消毒して拭き取っているスタッフの姿も。。。

そして、店内では、お客さん同士の間隔を2メートルあけるようにという注意書きがあり、2メートルがわかりやすいように、2メートルおきに床にシールが貼ってあります。

これが店中に貼ってあるんですが、ロックダウンが宣告されてから始まるまでの48時間の間に、ニュージーランド中のパックンセーブの床に貼るだけのシールをデザインしてプリントして床に貼ってって、ものすごいスピード感のある仕事ぶりですよね。

スーパーの中はというと、みんな一人で買い物しているので、誰一人喋ってないんですよ。これは、「スーパーには一人ずつしか入れない」というルールによって、店の中の人数を絞るだけではなく、「会話しないこと」によって、ウィルスを拡散させない。という目的もあるのだなぁ。と思いました。すべての買い物客が、誰一人言葉を発せずに、黙々と買い物する姿は、いつも子供が走り回ったりして賑やかなスーパーマーケットとは違い、異様な光景でした。なんか、咳とかくしゃみとか、間違ってもできないような空気っていうんですかね。そして、他のお客さんと2メートルの間隔をあけて買い物をするというのも、誰かが自分の欲しいものを見ている時は、ちょっと後ろで待機。みたいな。ものすごく緊張感溢れる買い物となりました。
そんな中、中国人のおばちゃんが、マスクもせずに、大声で電話しながら買い物してるんですよ。ちょうど同じくらいの時間帯にスーパーに入って、出るのも同じくらいだったんだけど、その間ずーーーーっと、中国語で、大声で電話しているの。もちろんレジでも。ちょっとは空気を読めないんだろうか。。。

トイレットペーパーも含め、商品は十分ありましたよ。

そして、お会計なんですが、ここでも、前の人との距離は2メートルあけます。

で、レジの人との接触を減らすため、お客さんは、カゴの中のものをすべてベルトコンベアーの上に出して待機。

そして、お会計が出たら、レジの方へ進んでカードで支払い。何かを手渡しするようなことも、接近することもなく、これで、レジの人との接触を完璧に避けることができます。しかも、レジには、タクシーの運転手さんのうしろにあるみたいな、プラスチックの仕切りが設置されていました。これも、レベル4が告知されてから実施までの48時間の間に、ニュージーランド全店舗全レジ分を作って設置したのかと思うと、本当にスーパーも大変だなぁとつくづく思ったのでした。

という感じで、やっと買い物終了。
いつもは、入口も出口も自由なのですが、お客さん同士が近くですれ違わないように、現在は、右から入って左から出るというのが徹底されています。つい、いつものように、右から入って右から出ようとして、警備員さんに「あっち回って」と言われてしまいました。すみません。

今回、初めて「冷凍ビザ」を買ってみたのですが、一度手に取った後、別のブランドのビザの方がトッピング好みだったので、取り替えようと思ったのですが、一度手に取ったものを棚に戻す勇気がなく、そのまま最初に手に取ったものを購入しました。なんか、終始そんな感じで、ちょっと緊張で胃がキリキリしてくるくらい。スーパーから出て、ほっと一息。なんか疲れたなぁ。

さて、今日見た映画は「さよならくちびる」
門脇麦と、小松菜奈、成田稜で、インディーズバンドを二人でやってる話なんだけど。わたしてきには、門脇麦が一応主役かな?と思ってみていたんですよ。そしたら、最後のエンドロールが、小松菜奈、門脇麦、成田稜、の順番で、「あれ?」と思って調べたら、門脇麦と小松菜奈はW主演だったらしい。「あ、そうか。じゃ、あいうえお順か」と思ったのもつかの間、「あれ?あいうえお順だったら、やっぱり門脇麦が先だろ」っていう。なんで小松菜奈の名前が先だったのだろう。W主演なら、二人並べて名前を出すべきでは?なんていう細かいことが気になってしまったのでした。
タイトルにもなっている「さよならくちびる」は秦基博が、その他ライブで歌われる2曲「たちまち嵐」と「誰にだって訳がある」はあいみょんが書いているんですよね。映画の半分くらいライブツアーの光景なので、この映画を一本見終わったあとには、この3曲を何度もなんども聞くことができます。二人とも、ちゃんとギター弾いて、ちゃんと歌ってましたが、これは最初から、ギターが弾けて歌が歌える人がキャスティングされたのかなぁ。
と、映画を見終わったあとの疑問は、映画とはまったく関係ない部分なのでした。

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