NZでは、お酒を売るためのライセンスが何種類かあるんですけど、簡単に分けると3つ。店のライセンス、店員のライセンス、酒類販売責任者のライセンス。
店のライセンスも、大きく分けると2種類あって、その場で消費するお酒を販売するライセンスと、買って帰るお酒を販売するためのライセンス。当然、レストランの場合には、この「お酒をその場で消費するためライセンス」が必要なわけで、例えば「この飲み残したお酒持って帰っていい?」と聞かれたら「申し訳ありません。ここで消費するお酒を販売するライセンスしか持っていないので、お酒はお持ち帰りいただけません」と言った話になるわけです。
で、店員のライセンスは、全員が持っている必要はないんですが、「酒類販売責任者」のライセンスを取るためには、まずは店員のライセンスが必要で、それは筆記試験なのですが、それに合格すると「酒類販売責任者」の試験を受けることができて、それは面接なのです。

ライセンス自体は、全国で使えるものなんですが、試験を受けてライセンスを発行するのは各エリアの自治体なんです。例えば、私は、クライストチャーチで、酒類販売の店員のライセンスを取得し、そのあと、オークランドで酒類販売責任者の資格を取得しました。本来であれば、クィーンズタウンで、その資格の更新手続きをしなければいけなかったんですけれど「もうすぐ切れますよ」的なお知らせがないもんで、気がついたら失効してしまっていました。私はこの手のランセンス系にはご縁がないようで、日本の運転免許も更新を忘れていて失効してしまったんですよね。ちょっと切れただけなら「海外滞在証明書」を出せば大丈夫なんですが、私の場合は切れていた期間が長すぎて、ペーパーテストだけもう一回受けないと免許が復活できないのです。さすがに、今更日本で運転免許のペーパーテストを受けて、受かるとは到底思えず、免許を持たないまま今に至ります。ちなみに、この酒類販売責任者の資格も、失効してしまったとしても、面接だけもう一度受ければ再発行してもらえるんです。でも、英語で面接ですよ。当たり前ですけど。考えただけでも、もう一度受けようとは到底思えず、失効したまま今に至ります。

それで、今回、ダンナの酒類販売責任者の資格の有効期限がもうすぐ切れるので、更新の手続きをしたんですよ。更新自体は、書類さえ出せばOKなんです。なのに、「発行した自治体が違うので、面接を受けてください」との通知が。いくら発行した自治体が違うからって、全国共通の資格なのに、また試験を受けないと更新できないって、そんなのあります?あんなに頑張って勉強して取った資格を、「もう一度試験」なんて、考えただけでも超絶回避したい案件ですよね。そもそもが、お店を始める時に取った資格だから、もう13年も前の話ですよ。もう一度勉強しないと、忘れちゃってますよ。それが、別に失効したわけでもなんでもなくて、ただ違う自治体で取得した資格だからって、もう一度試験なんて!!!全然受け入れられません。
まあ、「本当に酒類販売責任者としての知識があるかどうか、再度確認したい」というのは、非常に分かるんですよ。でも。。。でもですよ!!!

というわけで、来週の月曜日、朝の10時から、試験を受けに行かなければいけないダンナ。不幸すぎる。でも、このライセンスがなければお店の営業ができないので、避けては通れません。私のライセンスも失効しているし、ダンナのライセンスまで失効させるわけにはいきません。

っていうか、私は、この「再び面接」が嫌すぎたので、「ダンナが免許持ってるからいいか」と思って、失効してもそのままにしていたんです。それが、ダンナは強制的に「再試験」を受けさせられることになってしまって、どうせ再試験を受けるなら、もしかして、私が再試験受けたら良かった話?今更だけど。。。今の状況では、ダンナが受けるしかない。だって。受けなければ、ダンナのライセンスまで失効してしまいますからね。

実は、現在、とてもラッキーなことに、この酒類販売責任者の資格を持っているスタッフが2名いるので、ダンナも私も資格がなくても、まあ、大丈夫といえば大丈夫なんですが、それでも、二人が永遠に働いてくれるわけではないし、シフトも、どちらか一人が必ず出勤していないと酒を売れないので、かなり綱渡り。ということで、やっぱり、私とダンナのどちらか一人が資格を持っている上で、資格を持っているスタッフいるってのが安全なんです。

まあ、10年以上前にに受けた、実際に資格を取るための試験と、今回の、資格を更新するための「知識の確認」のための試験とでは、難易度が違うと信じているんですが、どうなんですかね。前例がないので、誰にも確認できない。。。
もし、こんな感じで、ただの更新なのに「再試験」を受けたことがある人がいたら、是非教えてください。

さて今日も、トイレの窓際で寛ぐ虎丸。
昨日は、この状態の時にナデナデして襲われましたからね。
そっとしておくに限ります。

落ちますよ。君。そんなところで寝ていたら。
この窓は、猫ちゃんたちがトイレの窓から出入りできるように、窓の外に階段が設置してあって、窓際にはダンナが猫ちゃんのために作った台が設置されているんですが、こんなに愛用されていて、作った甲斐があるというものです。
で、外になにか「黒い影」が見えるなぁ。と思って覗いてみると。。。

ジジが外にいるではありませんか!
この階段を上って家に戻ってこようと思ったら、まさかの虎丸がいて、下で待機してるみたいです。

出入口をこんなにふさがれていては、ジジも上がってこれませんよね。
ちなみに、これが逆の場合、ここでこうやってジジが寝ていても、虎丸はまったく構わずに階段を上って来て、まるで何もないかのようにジジを踏んづけて家の中に入ってきます。まるで、ベッドの上に私が寝ていても、何もないかのように私を踏んづけるのと同じですね。

窓から外を優雅に監視する虎丸。
今日は写真だけにしておいたので、襲われずに済みました😼

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