さて、今日は、12月3日から始まる、「Traffic Light System」の詳細が発表される日です。
感染者ゼロのクィーンズタウンにおいては、当然「グリーン」になるはずですが、12月15日から「レッド」であるオークランドからの人流が確実に発生することを鑑みて、まずは「オレンジ」でスタートするだろう。と言われています。

正直、今までのレベル2が「オレンジ」とほとんど変わらないので、「グリーン」でも「オレンジ」でもどちらでもいいのです。ただし、「ほとんど変わらない」のは、うちの店が「全てのお客様のワクチンパスポートを確認する店」であることが条件です。もし、ワクチンパスポートを確認せずに、全てのお客様の来店を許した場合、グリーンではなんの問題もありませんが、オレンジの場合は現在のレベル3と同じ「テイクアウトとデリバリー」でしか営業できなくなってしまうのです。

まあ、つまり、全てのお客様のワクチンパスポートを確認する店であればいいんですけど、これに関して、すでに予約が入っているお客様から「あなたの店は、ワクチンパスポート必須店ですか?」という問い合わせが数件入り始めているのです。結構大きい予約もあったりして、もしキャンセルになったら痛手。

正直、クィーンズタウンが「グリーン」に認定されれば、ワクチンパスポートのチェックがなくても普通に営業できるので、確認せずに全てのお客様を入れたらいいんじゃないかとも思うんですよ。でも、ワクチンをしているお客様にしてみたら「この店はワクチンをしていないオークランド人も入店させるのか?」と思いますよね。

なので、ここは、少数派の「非ワクチン接種者」を入店させないという選択をした方が、結果的には「安全な店」と認識してもらう方が、経営的に正解ではないかと思うのです。

そして、12月3日から始まる「Traffic Light System」の準備も、着々と進めて行かなくては行けません。
まずは、店頭に貼るポスター。

そして、来店したお客様のワクチンパスポートをスキャンするアプリ

起動すると、こんなかんじでQRコードをスキャンできます。

試しに自分のQRコードをスキャンしてみましたが、わたしの名前と生年月日が表示されました。
これを使って、入り口で、お客様一人一人のワクチンパスポートをスキャンしなくてはなりません。まあ、ただ見せてもらうよりもちゃんとチェックしてる感があっていいですね。

でも、ほんと、ワクチンパスポートがないと、もう外食も一切できないし、ジムとかにも行けないし、社会での行動制限はかなり大きなものになりますよね。ワクチン接種率は90%を超えているけれど、それって、10人に1人は接種してないと思ったら、結構いるよな。と思うのでした。そうやって不便な生活を強いることによって、ワクチンを接種させようとしているのかもしれないし、他の接種済みの人たちの安全確保が第一ということなったら仕方ないのかもしれませんが、新しいオミクロン株は、ワクチン接種していても感染するらしいし、何が正しいのかは分かりませんよね。でも、私たちは政府の方針に従うだけ。
ニュージーランドという外国で暮らす以上、そのニュージーランドの政府が決めたルールを守れないのだったら、生活が制限されても仕方がないと思うしかないですよね。
あとはやっぱり、私の祖国は日本であって、その日本と自由に行き来できるようになった時に、ワクチンを接種していないことは、大きな弊害になると思うのです。それを考えた時に、ワクチンを接種しないという選択肢はありませんでした。まあ、その前に、ホスピタリティ業界従事者は、ワクチン接種必須なので、もしワクチン接種をしなかったら、もう巽の営業すらできないのですから、ほんと、悩む必要もなかったです。
他の店では、ワクチン接種をするつもりはなかったのに、ワクチン接種必須のお知らせが出て、仕方なく接種をした人もいましたし、反対に、絶対にワクチンを接種したくないので辞めて行く人もいました。それは、その人の人生の選択ですから、この国で暮らして行く以上、避けては通れないことですよね。

というわけで、NZでは、「強制ではない」と言いながらも、「ほぼ強制」なワクチン接種。
12月3日から始まるTraffic Light System の詳細発表が待たれます。

さて、今日は、最後に、家に帰ってきた車を「お出迎え」してくれる猫ちゃんたちの動画をお送りいたします。とっても邪魔な「お出迎え」で、いつまでたっても家に帰れない様子をお楽しみください!

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