極寒の焼肉と美味しいワイン

昨日は15時まで雨の予定でしたが、16時頃まで降り続け、「もう焼肉は無理かなぁ」と思ったところで、なんとなく雨がやみました。
急いで外の焼肉テーブルを拭いてセットアップ。でも、寒いんだなぁ、これが。
17時に友達が肉とつまみを持ってやって来たので、とりあえず、雨がやんでいて、まだ明るいうちに先に焼肉をしてしまおう！ということで、即外で焼肉がはじまりました。

いやぁ、なんか慌てて用意したもんで、焼肉をやっている風景の写真を一枚も取ってないことを思い出し、もう終わりかけの時に一枚だけ撮った写真がこちら。
他にも、牛タンとかホルモンとかラムとかもあったんですよ。彩り豊かな野菜たちの写真もなくて、ほんと残念。
雨はやんだけど、寒すぎて、みんな息が白かった！（笑）

今回遊びにきてくれた友達はシェフ2人だったので、おつまみも作って来てくれて、わたしたちは、ほんとに全然用意するものがなくて、申し訳なかったです。

焼肉をしていると、また雨が降り始め、でもまあ土砂降りじゃなくて霧雨みたいな感じだったので、そのまま焼肉は続行。いい加減寒くなってきたところで、屋内へと移動しました。

今回わたしが用意したワインがこちらの３本。
「Misha’s Limelight Riesling 2013」白ワインで2013年は結構ギリギリかな。とお蔵出し。糖度が高く、でも甘すぎないフレッシュな甘さのリースリングで、糖度の高さに反してアルコール度数は低く、飲みやすすぎるくらいのワインでした。
「Te MATA Coleraine 2014」有名なワイナリーの有名なワインの2014年。Cabernet Sauvignon のタンニンが結構ガツンとくる感じでしたが、グラスに注いでしばらく時間を置くと、大変スムーズに変化を遂げました。
「St Nesbit Merlot Cabernet Franc Petit Verdot 2009」こちらは、巽がオープンしたときに、オークランド在住のワイン愛好家の友人からいただいた希少なワイン。もったいなくてずっと開けていなかったのですが、今回家に遊びに来た友達が、もともとオークランド在住のワイン愛好家の方で、やっぱりこういうワインは、きちんとワインが分かる人と一緒に飲みたい。と思い、今回お蔵出し。ビンテージも2009でコルクだったので、保存が悪くてダメになってしまっているかもしれないと思いながらの開栓でしたが、コルクもキレイなままで全然問題ナシ。グラスに注ぐと、ビンテージの進んだ色をしておりましたが、先ほどのCabernet Sauvignon の強い香りとは対照的に、優しく芳醇なMerlot の香りが広がり、たいへん美味しくいただきました。

こういうパーティの時にはみんなでワインを飲みますが、実生活ではほぼまったくワインを飲まないし、ましてや買ったことなどほぼないわたし。それでも、結構いいワインをいただく機会に恵まれていて、ひとりでは飲まないので、いつもこういうパーティの時に開栓するんですよね。まわりの友達たちも、ワインは好きだけど、ワイン通というわけでもないので、いただきもののワインの中から、その時の料理や顔ぶれ雰囲気などを見て、ワインをセレクトして開栓しています。それでも「ようこさんちで飲むワインは、普段飲まないような美味しいワインが出てくる」と言っていただけて、それはみなさんがわたしにスーパーで買うのよりは高級な、美味しいワインをプレゼントしてくれるからなのです。そんな中でも、今回は、ワイン通の人と飲みたいと思って取っておいたワインを開栓できて、本当に良かったです。

今回は５人での集まりでしたが、ワインを飲むのは３人だけ。しかも、焼肉ではビールを飲み、家の中に入ってからワインを開けたので、３本のみの開栓となりましたが、どれも美味しくいただけて、また次回の集まりが楽しみになりました。

なんでですかね？普段の生活でワインを飲むことは一切ないし、外に食事に行ってもワインを注文することはまずない。こんなワインの名産地に住んでいるのに、ワイナリー巡りにも行ったことがない。つまりは私生活ではまったくワインを飲まないし、むしろ興味もないんですよ。なのに、こうやって人が集まって飲むワインは美味しいんですよね。そして、なぜか「ワイン愛好家」と勘違いされていることが多々あります（笑）なぜでしょう？