昨日、店から出ようと思ったら、目の前を猫ちゃんが通り過ぎたんですよ。
あとを付けると、車の下に隠れたり、落ちてるものを食べたり、野良猫みたいだけど、その割には痩せてない。誰かの飼い猫が逃げ出したのかも?

そう思って、動画を撮って保護猫団体の人に送ったんです。
とりあえず、見つけた場所が、車が行きかう通りだったので、車に轢かれたら大変!と思い、どうしたらいいか相談してみました。

保護猫団体の人も、「そこの通りは車が多くて危ないから、捕獲して、飼い猫かどうかマイクロチップをチェックしてみましょう。トラップを持って行くわ」というので、わたしたちは、メイちゃんの目撃情報があった時にすぐにでも行けるようにと常に車に積んでいたトラップと餌を使って、猫ちゃんの捕獲を試みることにしたのです。

とりあえず、車に積んであるトラップをダンナが組み立てる間、わたしは猫ちゃんが逃げないように、少しずつ少しずつ餌を与えて近くに置いておきました。わたしが餌をあげようと手を伸ばすとちょっと逃げるけど、餌を置くと近寄って来て食べます。めっちゃ人懐っこいってことはまったくなく、適度に人を警戒している感じがしました。

そして、トラップの組み立てが完了して、餌を設置して、近くに置いてみたのですが、警戒しているのか、まったく動きません。
そこで、手前に餌を置いて、少しトラップの方へ誘導してみると、少しずつ近づいて来て、まんまとトラップの中へ!

ところが、餌の手前にあるステップを踏むことで出入り口が落ちるようになっているのに、ステップの手前から、向こう側の餌だけ食べているんですよね。なんて器用な子なんでしょうか!

そこで、仕方がないので、手動で出入り口の蓋をして、保護猫団体の人の家まで輸送しました。
車の中でもとても大人しくしていたのですが、実は怯えていたようで、到着して、スキャンしようとした途端に逃げ出して大暴れして、もう大変!
1人トム&ジェリー状態で、ほんとにアニメみたいに家中の壁やらドアの上やら冷蔵庫の上を駆けずり回っていました。

カーテンの影にかくれたところで、もう一度トラップをしかけて、無事捕獲。
マイクロチップを確認してみましたが、登録がなく、どうも飼い猫ではなかったようでした。

とりあえず、保護猫団体の人が、月曜日に動物病院に連れて行って、去勢手術がしてあるか確認してみるそうです。
もし野良猫だった場合、オスの猫が一匹いるだけで、大変な数の仔猫が生まれて来てしまいます。それを避けるためには、去勢/避妊手術がとても大切なのです。
たとえ、この子が飼い猫じゃなくて、コミュニティーキャットだったとしても、去勢手術をしてから元の場所に返すことによって、来年発見される仔猫の数をどれだけ抑えることができるか。それを考えただけでも、オスの猫を捕獲できたことは、とても大きな意義があったと思います。

それにしても、この子ちょっと太っているくらいに大きな子なんですよ。野良猫であれだけ大きいとなると、街中には食べ物がいっぱいあるのでしょうね。

たとえコミュニティーキャットとして街に戻すことになったとしても、とりあえずは、保護して、マイクロチップをチェックして、動物病院に連れて行って、彼がこのあと幸せに過ごせるようにきちんと管理してあげることができれば良いと思っています。

ところで、猫って、捕獲した人に命名権があるらしいんです。動物病院でマイクロチップを入れてもらって去勢手術をするのに、とりあえず名前を登録しますからね。どうしようかなぁ。

そんなわけで、昨日は仕事の後、ちょっと大変な大仕事がありましたが、猫ちゃんを安全に捕獲できて良かったです。猫ちゃんにしてみれば、平和に毎日暮らしていたのに突然捕獲されてビビっていると思うんですが、それは、これからもっと平和に暮らしていくためのステップだと思って、今は我慢してね。

メイちゃん捕獲のためのトラップと餌が、こんな形で役に立つとは!
早くメイちゃんの目撃情報が出ますように。

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