いまだ心を開いてくれず、猫ちゃん部屋に隔離中の莉里ちゃんですが、昨日、隔離部屋から忽然と姿を消したんですよ。
窓も閉まっているし、ドアも閉まっているし、抜け道もないし、いなくなるなんてことは絶対にないんです。でも、本当にどこにもいなくて、クローゼットの中身も全部出して箱の中とか布団の間とかも探したんですけど、どこにも姿が見えないんです。

万が一、部屋から逃走したことがあったとしても、家から外には絶対に出られないので、その点では安心なんですが、それでも部屋から忽然と姿を消すなんて、まさに「神隠し」としか思えません。

保護猫団体に、莉里ちゃんがいなくなったことを連絡しようかどうしようか迷ったのですが、家の中のどこかに確実にいるのであれば、心配はないだろうと思い、ダンナともう一度探索。もう30分以上も探して見つからないので、とりあえずは一旦諦めて、どこかから出てくるのを待とう。ということになりました。

そこで、わたし突然思いついちゃったんですが、隔離部屋に花ちゃんを投入してみてはどうだろうか?

花ちゃんは、窓の外から莉里ちゃんを認識しているので、「遊びたい」とずっと思っていたはず。莉里ちゃんはどうだか分かりませんが、花ちゃんだったら莉里ちゃんを見つけられるのではないかと思ったのです。

本当は、いきなり花ちゃんを投入して、莉里ちゃんが余計に怯えて出てこなくなったらいけないと思って、慎重に対面させる機会をうかがっていたのですが、莉里ちゃんを捜索するためには、この花ちゃんの執拗な「他の子と遊びたい」という執念が必要なんではないか。

というわけで、突然隔離部屋に投入された花ちゃん。
最初は、部屋のなかをぐるぐるまわって、ベッドの下やソファーの裏など歩き回って莉里ちゃんを探します。
そして、そのあとクローゼットに入って行ったのですが、中を1週したところ、なんか奥に向かって手を伸ばし始める花ちゃん。
もしやその奥に???

いやいや、このスキー板も、さっき一番奥のストックが置いてあるところ以外は全部スキー外して探したし。

でも、「もしかして」と思い、奥のストックをどけてみると、なんとまさかの、一番奥に、莉里ちゃん発見!そんな狭いところに!
この奥のスキー板2本は短いので、壁との隙間がちょっとしかなく、長いスキー板は全部はずして確認したけど、この短いスキー板の後ろは確認しなかったんですよ。まさかのまさか、そこにいたとは!!!
手前から一本ずつスキー板を外して確認されて「来る!来る!」と思っていたらギリギリ手前で止まってホッとしていたのでしょうか。よくサスペンスドラマとかである光景ですよね。

というわけで、無事に莉里ちゃん発見。当たり前なんだけど、やっぱり部屋の中にいませんでした。本気で神隠しかと思いましたよ。

予期せぬ状況で莉里ちゃんと花ちゃんは対面してしまったのですが、これが意外に、2人ともシャーともフーとも言わないんですよ。

ベッドの下で、絶妙な距離を保ったままの状態の2人。まずは様子を見ているのでしょうか。

花ちゃんがちょっとずつ距離を縮めていきます。

花ちゃんも、興味はあるけど手は出さない感じで、莉里ちゃんも、出ては来ないけど怒ったり牽制したりしている風ではなかったので、「これはもしかして大丈夫かも」と思い、隔離部屋に2人閉じ込めてみました。

そのあとは、モニタリングカメラで2人の様子を見守っていたのですが、なんだか追いかけっこしたりして遊んでいるではありませんか!
とにかく、ずっとベッドの下に身を潜めていた莉里ちゃんを外に連れ出してくれた花ちゃん。キミは功労賞ものですよ。

なんか一緒に遊んでるっぽい。

あー。これで、莉里ちゃんがベッドの下から出て来てくれて、花ちゃんの遊び相手をしてくれたら、みんなハッピーなんだけどな~。
少しだけ、明るい光が見えてきました。

花ちゃんが隔離部屋に投入されている間、他の猫ちゃんたちの幸せなことよ。

みんなが仲良く平和に暮らせますように!

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