昨日は、仕事の後、リマーカブルの山まで行ってきました。
というのも、友達が「今朝スノボーの帰りに、山で仔猫を見た」って言うんです。しかも、ポッサムの死体を食べてた。って。

まず、スキー場があるような標高の高い山に猫がいるなんて、しかも仔猫がいるなんて、そんなこと普通ならあるわけがありません。もし本当にいたのなら、わざわざあんな山の上に誰かが仔猫を捨てたのかもしれません。
極寒の上に食べ物もなければ風を避けるような場所もありませんから、放置すれば命の危機です。
それで、仕事の後に山にトラップをしかけに行ってきたのです。

どのくらい山かっていうと、Google Map を見ても分かるように、森林限界を超えて木も生えてないところ。草むらと岩みたいなところです。
確かに、ポッサムの死骸が落ちていることを確認し、またここに餌を求めてやってくるかもしれないと思い、ここにトラップをしかけました。

そして、山も中腹くらいまで下りたところで「あれ?もしかして仔猫?」と、道路と茂みの間を歩く仔猫を発見したのです!

「本当にいた~!!!」

友達を疑っていたわけではありませんが、そんな山の上に仔猫がいるなんて、半ば信じられないできごとです。
でも、本当に小さい子猫、本当に小さくて、たぶん生後5か月とかそれより小さいかも。っていう黒猫ちゃんが歩いていたのです。
この場所は、朝目撃された場所からはだいぶ下った場所なんですよ。頑張って下山しているのでしょうね。
でも、足早に草むらに逃げ込む様子から、どうも後ろ脚をケガしているように感じました。可哀そうに。そして、見間違いでなければ、首輪をしているように見えたんです!え?首輪?飼い猫?嘘でしょ?

ただでもこんな山の上にあんなに小さな猫がいることがおかしいのに、首輪してるなんて普通じゃ考えられませんよね。もし捨てたなら、首輪なんてしているわけないので、もしかしたら、スキーの荷物を積んでいるときに仔猫が車に乗り込んでしまったことに気づかず、そのままスキー場で荷台を開けた時に逃げ出したっていう可能性が濃厚だと思うんです。本当に首輪をしている飼い猫だったらの話ですけど。じゃないと、あんなに小さな仔猫が山の上にいる説明がつきません。

MAPを見てもらうと分かるように、赤い印が朝目撃されたところで、青い印が夜目撃されたところで、ずいぶんと頑張って下ってきているんですよ。その途中でケガをしたのかもしれません。
ここで無事に確保出来たらよかったのですが、草むらに入っていってしまったので、きっとわたしたちがいなくなったら出てきてくれるだろうと、エサを置いたトラップを設置してきました。
翌朝また友達がスノボーに行くときに、チェックしてくれるので、どうかつかまっていることを願うしかありません。

しかし、その願い虚しく、朝、トラップには何もかかっていないし、エサもなくなっていませんでした。あそこはポッサムもたくさんいるので、ポッサムがトラップにかかっている可能性も大いにあったのですが、何もありませんでした。

そして、もっと下に下ってきている可能性が高いのではないかと思い、トラップをもっと下に移動し、そのさらに下のところにもう1台のトラップもしかけました。

赤い印が昨日の夜トラップをしかけたところ。青い印が今日トラップを仕掛けたところ。もう一台のトラップは、この先のくねくね道の下に仕込みました。
昨日の移動距離を考えたら、もう下山している可能性もありますが、下山したところで、すぐに民家があるわけでもなく、発見してもらえるかどうか。。。

いなくなったエリアが分かっているメイちゃんを探すことすらできないのに、山の中で仔猫を捕まえることがどれだけ困難なことかはわかっていますが、昨日一瞬でも姿を見せてくれたのは、本当に奇跡。とりあえず、昨日の朝いた場所、夜いた場所が分かっていて、下山している様子が伺えたのであれば、やはりここに住んでいるのではなくて、家に帰ろうとしているんじゃないかな。そして、下山を目指しているのであれば、途中で餌に気づいてくれるかもしれない。本当にわずかな期待ですが、どうか、あの小さな黒猫ちゃんがトラップにひっかかってくれることを願います!

ウチの莉里と同じくらいか、もっと小さい子でした

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