先日、アトムのヨダレがすごいので、動物病院に連れて行ってDental Check をしてもらったのですが、歯は問題ナシ。そして「なにか他に気になることありますか?」と聞かれたので、「たまに変な咳をする」と言って、咳をしている動画を見せたんです。そしたら、「血液検査してみましょう」ってことになったんです。
その、血液検査の結果、なんかちょっと気になる点があるから、その数値の部分だけ調べるための血液検査をしたいと言われて、もう一回病院へ連れて行きました。その時「結果が出るまで、念のため、他の猫と隔離して欲しい」と言われたんです。
「隔離?なんで?」とは思いましたが、アトムは猫窓を通れない子なので隔離は簡単だし、そんなに他の猫ちゃんと積極的に接触するタイプの子ではないので「分かりました」と伝えました。

そして、昨日、アトムの血液検査の結果が来たんです。わたしてきには「○○の数値が高かったから、餌を××に変えましょう」とか、そんな感じの話かと思っていたんですよ。そしたら、「猫白血病」だっていうんです。「え?白血病?」しかも、ウィルス性なので、他の猫に感染する可能性があるから、アトムを隔離して、他の猫全部、血液検査します。って。「うそでしょ?」「白血病?」しかも「ウィルス性?」もう、頭が真っ白になりました。

「猫白血病ウィルス」は、ほとんどの場合お母さん猫から仔猫に感染するらしく、寿命は2年くらいなんだそうです。でもアトムはもう5歳なので、大人になってから感染した可能性が大。
感染経路は、ほぼ「唾液」で、猫同士のクルーミングとか、ケンカでかまれたりした場合に感染するみたい。あとは、同じ食器を使っていたりすると、餌を介して唾液から感染することもあるとか。

アトムは、インデペンデントな子だったので、誰ともケンカしないし、誰ともグルーミングもしない子でしたから、そういった意味では、ウチの子たちに感染している可能性はそれほど高くないのですが、それでも、いつもダンナの部屋で一緒に暮らしていたジジは、アトムと同じ餌の器を使っているので、感染の可能性が高まります。そして、虎ちゃんは、人畜無害なアトムのことを、オス同士なのに認めていて、鼻をつけてチュッチュする挨拶をしていたんです。なので、我が家では、この2匹が、「もしかしたら感染しているかも。。。」という可能性があるんです。でも、念のため、5匹全員、血液検査を受けることになりました。なんせ、4か月間、一緒に暮らしていたんですから。

とにかく今は、5匹全員の血液検査の結果が陰性であることを願うしかありません。もしジジと虎ちゃんが陽性だったら、ジジはダンナの部屋でひとりでいつも隔離生活を送ってますから大丈夫として、虎ちゃんの隔離は考えたくもありません。虎ちゃんにとって「自由」を奪うということは生きている意味そのものの意味を失うも同然。なぜ外に出してはいけないかというと、白血病になると、免疫力が落ちるので、万が一なにかの病気になったとき、そのまま回復できずに命を落としてしまうことがあるから。特に虎ちゃんは、外でケンカしてきたりしますから、より一層その危険性が高まります。もちろん、相手の猫のことを噛みついて、感染させてしまう恐れもありますしね。でも、「唾液感染」なので、普通にしていたら感染しないんです。虎ちゃんはヨダレをダラダラ垂らす子でもないし、他の猫にみずから接触することもありません。そんな色々な不安が頭をよぎるのですが、でも、全員「陰性」だったら、なんの問題もないんです。今は、そのことを祈るしかありません。

でもね、血液検査って、ほとんどの猫ちゃんが受けたことないと思うんですよ。うちは、猫ちゃんがちょっとおかしいってなったらすぐに病院に連れて行くので、今回「ヨダレが多い」くらいのことで病院に連れて行って、偶然血液検査をして、白血病が見つかりましたけど、これって、本当に稀なことだと思うんです。我が家の猫ちゃんたちは、年に一度の定期検診には欠かさず連れて行ってますが、大体触診と歯のチェックしかしません。「ほんとうにそんなんで大丈夫?」って毎回思います。年に一度の定期検診ですら血液検査をしないというのに、この定期検診すら受けてない猫ちゃんなんて、よっぽど何か体調が悪くない限り、血液検査をする機会もないと思うんです。だから、わたしが思うに、知らないだけでこの病気にかかっている猫ちゃんって、もしかしたら結構いるんではないかと想像します。もしかしてもしかすると、毎年健康診断に連れて行っている我が家の猫ちゃん全員が猫白血病に感染していて、それでアトムに感染したなんてことも無きにしも非ず。です。そんなことあって欲しくないけど。

とりあえず、アトムは、今朝お引越しをしました。
保護猫団体で、やはり「猫白血病ウィルス」に感染している猫ちゃんを2匹預かっている方がいて、そこにアトムも預けることにしたんです。そこであれば、他の猫も感染しているので、ひとりだけ隔離されることもありません。せっかく我が家での生活に慣れてきたところでアトムを手放すのは、本当に心苦しく、できれば病気でも我が家で面倒を見たい。と伝えたのですが、感染する病気にかかっている以上、他の猫ちゃんがいる家に置いておかない方がいい。と言われました😿

昨日の夜伝えられたアトムの病気。今朝にはお引越し。
我が家での、アトムの最後の写真です。

そして、新しいおうちでのアトム

なんか、動物園の小動物用ケージみたいなのが屋外にあって、室内と屋外を行ったり来たりできるんです。これなら「隔離」感なく過ごしてもらえそうで、安心しました。
こちら、これから一緒に暮らすことになる他の猫ちゃんたち。

早く「仲良く」は無理だろうけど「慣れて」くれるといいな!
アトム、また会いに行くね!
そして、他の子たちがみんな無事であることを願います。

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