先週、アトムくんの猫白血病ウィルス感染が発覚し、アトムくんを別の家に移送して、今日は我が家の他の猫5匹の血液検査の日でした。
ただ一緒に生活しているだけでは感染しませんが、同じ食器を共用しているジジと、鼻ちゅっちゅの挨拶をする虎ちゃんには、感染している危険性があって、万が一この二人のどちらかに感染していた場合、そこから他の猫ちゃんにも感染してしまっている可能性がありました。
どうか、誰も感染していませんように。。。と祈るばかりです。

朝からバタバタすると猫ちゃんたちが警戒するので、夜のうちに5匹分のケージを準備しておきました。

早速花ちゃんが興味深々で近寄ってきます。朝もこうやって自分で入ってくれたら苦労しないんですけどね。。。

そして、今朝は、猫ちゃんたちが「ごはんごはん」とわらわらと集まってきた順にダンナが捕獲して、ケージに1匹ずつ入れていきました。ジジと虎は、抱っこできる猫なので、それほど捕獲に苦労しませんが、ルイと花は抱っこさせてくれない猫なので、自分で入ってくれるのを待つか、無理やり詰め込むしかありません。

まず、一番最初に花を捕獲してケージに入れ、玄関の外に。捕獲された他の猫を見ると、これから捕獲する子が警戒してしまいますからね。一匹ずつ片付けて行かなくては。

そして、ルイ、莉里、ジジを捕獲して、最後の本丸虎ちゃんを捕獲しようとしたら、忽然と姿を消しているではありませんか!さっきまでベッドの上で寝ていたのに、賢い虎ちゃんは何かを察したのでしょうね。
でも、家じゅう戸締りしてあったので、まんまと洗濯室に身を潜めていた虎ちゃんを発見、捕獲。
よし!いざ病院へ!って、思ってたら、今度はなんと、ジジが自分でケージのジッパーを開けて逃走しているではありませんか!今までも、虎ちゃんがネットを食い破って逃走したことはあったけど、ジッパーあけて逃走って、なんて器用な子なの。
そして、ジジを再度捕獲して、ケージにいれて、さあ!出発!って思って玄関をあけると、玄関先に置いていたケージから花がいなくなってる!!!花ちゃんもジッパーを内側から開けて逃走したみたい。

でも、外で逃走されてしまったので、もう捕獲するどころか、家に帰って来るのを待つしかなくなってしまい、花のことは諦めて、4匹だけ動物病院へ連れて行くことにしました。

車の中ではルイちゃんが大騒ぎ。ほんと、他の子を刺激するのはやめてほしいです。

虎ちゃんは、終始いい子でした。

とりあえず、4匹を動物病院へ送り届け、ダンナは花ちゃんを捕獲するために、もう一度帰宅。
私はその間、猫ちゃんたちの血液検査が終わるのを待ちます。
30分くらいしたところでダンナから電話が来て、「花ちゃん捕獲完了」ってことで、結局5匹全員を動物病院へ預けることができました。

本当は、預けなくても、その場で採血して検査してくれるはずだったのですが、みんな興奮していて採血できない。って言われちゃったんです。なので、もうしばらくして落ち着いてから採血します。って。あとでお迎えの電話をくれることになりました。

一度家に帰って、お昼ご飯を食べていると、動物病院から電話が。

「全員採血終わりました。みんな陰性でした!」
と言われて、ほっと胸をなでおろすと、そのあとに
「虎ちゃん以外は」。って言うんです。
え?虎ちゃんだけ陽性だったの???と胸が締め付けられました。
すると、そのあとに「虎ちゃんの採血は不可能でした」と言われたのです。

え?どういうこと?

いつも通り、虎ちゃんは攻撃的な性格ですから、びびって採血できなかったのでしょう。
今日のお医者さん、前回の診療の時も、虎ちゃんにだけ錠剤をのませられなかったんですよ。
医者ができずに、誰ができるっていうの?
そもそも、このお医者さん、虎ちゃんにびびってて、頭から「虎ちゃんは無理かも」みたいな感じなんですよ。そしたら案の定「無理でした」って。ほんと、意味わかりません。前のお医者さんなんて、足を怪我した虎ちゃんを全身触ってチェックしてましたからね。虎ちゃんなんて、恐れるに足らず。ってかんじでしたよ。やっぱり、医者がビビってるのが虎ちゃんに伝わっちゃって暴れると思うんですよね。

それで、「特に症状ないなら、今回は検査は見送りで、また体調悪そうなら連れてきてください」って、マジ意味わかりません。他の4匹が陰性なのに、もしかしたら陽性かもしれない虎ちゃんを検査せずに家に帰すってあります?逃げ腰にもほどがありますよ。
なので、「ここは断固検査してもらえるまで連れて帰りません」くらいの態度でいったら、「じゃあ、麻酔しますけどいいですか?お金かかりますよ」って。前回錠剤飲ませられなかったときも、何倍も値段の高い液体を首にぬるだけでいいタイプのやつに変更されたんですよ。自分ができないからって、費用がこちらに上乗せになるって、ほんと信じられないんですけど、それでも、検査はしてもらえないと困りますからね。本当に、前からうすうす思っていましたが、今回の件で「動物病院変えようかな」と本気で考えました。

そして、虎ちゃんだけ病院に残して、他の4匹はとりあえず家に連れて帰りました。
家に帰ると、みんなケージから飛び出してきて、とりあえず皆の無事を確認しあうようにクンクンすりすりしたあとに、ごはんごはん。
ひと段落すると、花ちゃん戻って来てまたケージに入ってるんですけど。。。
捕獲しようとすると逃げるくせに、放っておけば自分で入るんですよね~。

花はこのあとも、疲れて休憩しているルイにちょっかい出して、怒られてました(笑)

みんなお疲れみたいで、各自休憩の様子。

それから数時間がたったころ、動物病院から電話来て、虎ちゃんの検査終わって、虎ちゃんもめでたく陰性だったって。良かった~~~~~!ほんと、虎ちゃんが陽性だったらというのが一番心配でした。
まだ麻酔でぼーっとしてます。って言われたので、やっぱり麻酔して採血したのね。

帰ってきた虎ちゃんに、激しく「おかえり」をする花と莉里。
ほんと、みんな虎ちゃんが大好き。

今日はまだ麻酔が残っててぼーっとしているから、外には出さないように言われました。ま、雨も降ってるし、今日は一日家で大人しくしておいてもらいましょう。
外に出られなくて、めちゃくちゃゴキゲンななめの虎ちゃん。

なにはともあれ、5匹全員が陰性で良かった!
4か月も一緒に暮らしていたのに感染していないなんて、猫白血病ウィルスの感染力は定かではありませんが、本当にラッキーだったと思います。まあ、アトムくんは、毛づくろいをするほど他の事仲が良いわけでもなかったし、喧嘩するほど仲が悪かったわけでもなかったので、接触機会があまりなくて、4か月一緒にいても感染しなかったのかもしれませんね。
でもね、今アトムを預かってくれている人が言うには「アトムくん、全然症状が出ていないんだよね。本当に陽性かな?」って疑ってました。まあ、簡易検査と精密検査で両方陽性だったから、間違いってことはないと思うんだけど、血液の取り違えとかあったんじゃないかと疑いたくなるくらいに健康に暮らしてるって。
我が家の猫ちゃんが5匹みんな陰性だったので、アトムくんはもうこのおうちには戻って来られません。同じ病気の子がいるおうちでこれからの猫生を生きていくんです。どうかどうか、幸せに暮らして欲しいです。家も近いので、またアトムに会いに行きたいと思います!

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