さて、ルーちゃんとメイちゃんが、二人で遊べるようになったところで、虎ちゃんがお出かけしているときに、ジジと対面させてみることに。
ダックちゃんの時は、ジジと遊びたくて、いつも全力で飛びかかっていましたので、ジジは可哀想なくらい逃げ回っていましたが、今回は、仔猫2匹で遊ぶことによって、ジジに被害が及ばないことを願っていました。でも、ジジはビビりなので、ルーちゃんとメイちゃんが無害だとわかっても、きっとすぐに仲良くはなれないでしょうね。
ルーちゃんは、リビングの流木キャットタワーが気に入ったようで、ジジには見向きもせずに、ひたすら遊んでいました。
ルーちゃんがまったくジジのことを気にせずに過ごしている様子を見て、安心したのですが、それでもジジは、警戒して動きません。きっと、前回ダックちゃんに襲われまくったことを思い出しているのかもしれません。
ここジジの視線の先には。。。。ルーちゃんが。
さて、メイちゃんはどうかというと、シャイなメイちゃんは、ソファーの下に隠れてまったく出てきません。まるで我が家に来た初日に、毛布に隠れて出てこなかった時のようです。ルーちゃんをソファーの下に行かせて、誘い出そうとしましたが、まったく出てこず。
そこで、以前、メイちゃんを最初に捕獲してお世話をしていた方に相談した時に、「メイちゃんはどんぐりと孔雀の羽が好き」と行って、持ってきてくださったので、ソファーの下にどんぐりをコロコロ転がして、名前を呼んで孔雀の羽をぱたぱたさせてみたら、なんと、メイちゃんが恐る恐る出てくるじゃないですか！さすが、アロータウンで捕獲された猫。オモチャも自然のものが良いみたい。
メイちゃんも、流木キャットタワーがとっても気に入ったみたい。
しかも、すべての枝を駆使して遊びまくっていて、製作者冥利につきると、ダンナも大喜び。
遊び疲れた後は、一緒に流木キャットタワーで一休み。
さて、そんな流木キャットタワーが大好きな二人ですが、予想通り二人で遊んでくれて、ジジにはまったく見向きもせず、ジジはと言うと、そんな二人を遠くから眺めながら「う〜〜〜〜〜〜」と唸り声をあげています。
ジジにはまったく被害がないんだから、いいじゃん？と思うんですが、それでもジジにとっては落ち着かないのか、嫌なのか、しょんぼりと出て行ってしまったのです。
そして翌朝、いつもなら、夜中にでかけても、朝にはお気に入りのキャットベッッドで寝ているのに、朝になってもジジの姿が見えません。
「まさか家出？」と心配になり、ジジを呼んで、エサ箱をカラカラ鳴らしてみましたが、いっこうに帰ってくる気配なし。
15分おきくらいに続けてみましたが、午後になって、向こうの方からジジの姿が。。。きっとお腹がすいているだろうから、エサ箱でおびき寄せれば、走って帰ってくるだろうと思っていたのに、庭まではくるものの、この先入ってこないのです。エサで呼んでも帰ってこないなんて、ジジらしくない。
そして、このまま向かいの家の庭へ消えていったのです。。。
わたしたちは、このあと仕事だったので、ジジがちゃんと帰ってきてくれるか、とても心配して出かけました。もしかして、これが「さよならの挨拶」だったりしないよね？？？
でも、夜、家に帰ったら、いつもの場所で寝ているジジを発見。
ほっと胸をなでおろしたのでした。
やっぱり、新しい子が来ることは、たとえジジに被害がなくても、とってもストレスを感じているのでしょうか？甘えん坊のジジのことですから、大好きなダンナを取られたように感じてしまったのかもしれません。
というわけで、ジジのことは、いつも以上に甘やかしてあげることで決定。
我が家の第一優先はジジ。
とりあえず、ジジと仔猫ちゃんたちを慣れさせるため、ジジが家にいる時には、リビングのネット小屋に仔猫ちゃんを入れることに。
そしたらどうでしょう。この暴れっぷり。
むしろ、その暴れっぷりにジジがビビるので、普通にルンルンと外で遊ばせた方が良いようです。
というわけで、ジジがいても、ルーちゃんとメイちゃんは、リビング中走り回って遊びまくってます。そして、ジジはそれを傍観。とりあえず、家出はしなくなりました。ちょっと高い安全な場所に身を置くジジ。自分に被害がないことはわかったようです。ジジのことはおかまいなしに遊びまくるルーちゃんとメイちゃん。この３匹なら、もうしばらくしたら、共存できるような気がしてきました。
さて、問題は虎ちゃん。
今のところ、虎ちゃんが寝室で寝ている時か、外に出かけている時しか、ルーちゃんとメイちゃんを外に出していません。
虎ちゃんは最近機嫌が悪く、仔猫ちゃんたちの存在に気づいているのだと思います。私もダンナも、何もしていないのに、虎丸に襲われて負傷しました。こんな状態で、仔猫ちゃんと対面させられる訳がありません。
さて、どうするか。。。
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