ダンナがスーパーでトロを買って来た。たったの$10
NZでは、「マグロは赤いのが美味しそう信仰」があって、トロはあまり人気がないんですよ。それで赤身より安い。物価が高いNZに置いて、トロだけ安く買えるって言う不思議。

トロカツにしていただきました。ほんと、トロトロで美味しかったです💕

さて、今日はメニューのはなし。
なんか、日本で働いていた時はそんなでもなかったんだけど、ニュージーランドに来てから、なんちゃらタリアンがめちゃくちゃたくさんいるんですよ。
あー、それでも、クライストチャーチの時はそんなにいなかったなぁ。
これって、土地柄の問題なのか、それとも時代の流れなのか。。。

まあ普通に「ベジタリアン」がいて、「ビーガン」がいて、ベジタリアンはともかく、ビーガンは食べられるものほとんどありません。
あとは、「デイリーフリー」と「グルテンフリー」。グルテンフリーも、小麦粉がダメなだけならいいんですが、醤油もダメとなると、結構厳しいですよ。
大変なのは、「ハラル」の人たち。ハラルミートかどうかという問題は、野菜とシーフードを食べたらいいのでなんとかなるんですが、「アルコール」がダメってなると、和食は酒、醤油、みりんが使われているんでほぼアウト。

NZに来てから知ったのは「ペスカタリアン」。っていう言葉。肉がダメだけど魚介はOKな人たち。これは和食なら簡単です。反対に「シーフードダメ」と言われると厳しい。
あとは、「クラスタシアン」。日本語で言うところの「甲殻類アレルギー」ってやつですね。もう「暮らし安全クラシアン」みたいに聞こえてしまうのはわたしだけ?

最近言われて初めて知った言葉2選。
「No bivalves」なんだそれ?調べたら、「二枚貝アレルギー」だって。甲殻類アレルギーは海老とか蟹もダメだけど、この人は「二枚貝」だけダメなんだそうです。へー。
そしてもうひとつ。「No Nightshade」なんだそれ?最初は、席の指定かと思ったんですよ。夜に影になる席が嫌だ。みたいな。念のため調べたら、「ナス科の野菜」だって。知らなかった~!調べて良かった。ナス、トマト、ピーマン、ジャガイモとかがダメらしい。

ほんと、世の中には、まだまだ知らないことがいっぱいあるな!勉強になります。

ほんとに、こんな感じで食べられないものがある人たちがたくさんいて、なんでも食べられるわたしは本当に幸せだと思いました。
でも、今はわからないけど、わたしが日本にいた頃は、日本人って、あんまりそういうのなかったと思います。海外だからかな?それとも時代の流れで今では日本にもそういう人たちたくさんいるのかな?

まあとにかく、食べられないものがある人たちは、予約の時点で言って欲しい!ってのが本音。あらかじめ言われたら準備もできるけど、当日言われるとできないこともある。でも、お客さんにしてみたら、そういう食べられない人がいるのは当たり前のことで、レストランはそれにその都度対応するのも当たり前のことなのかな?

この前までスクールホリデーで、子連れのお客様がとても多かったんだけど、みんな子供にうどんとか餃子とか食べさせようとして、メニューも見ずに注文してくるんですよ。なので「うどんも餃子もありません」って言うと、「子供の食べられるものがメニューにない」って言うんですよ。
でもね、みんな予約のお客様なんですよ。予約の前に、子供が食べられるものがメニューにあるかどうか確認したらいいのに。。。
うちはファミレスではないので、やっぱり子供向けのメニューってのは特にないし、大人のメニューから食べられるものを注文してもらうしかないんですよね。
そしたらこの前「なんでキッズメニューがないんだ」っていうクレームが。
いや、そんなこと言われても。。。

うちの店は、結構高級な雰囲気を演出していると思うんですよ。ウェブサイトの作りも、使っている写真も、店の雰囲気も、メニューも。お子様連れのお客様が来店されることにはまったく問題ないんだけれど、キッズメニューがないというクレームは、それはお客様がお店を選ぶときにちゃんと吟味して欲しな。って思ったり。やっぱりすべてのお客様が満足できるお店にするのは簡単ではなく、お店が狙っているターゲットに絞って店づくりをしてますからね。そのあたりはご理解いただきたい。。。

まあ、そんな感じで、メニューづくりひとつとっても大変。少しずつ少しずつ、色々なお客様の要望に応えられるように変化はしているんですけどね。なかなかに、全員の要望に応えるのは難しい。。。

昨日もコース料理で注文していたお客様が、来店されてからアラカルトに変更したいって。もちろん、できないわけではないんですよ。でも、予約はコース料理しか受け付けていなくて、アラカルトがいい人は当日空いていればウォークインで入れるというシステムなんです。周りの人がみんなそのルールを守ってコース料理で予約しているのに、その人だけ「いいですよ」というのは違う気がする。「お客様第一」なら、「できることはやれ」なんでしょうが、なんでも希望を叶えてあげることが正しいのか?そのへん、ほんと難しいですよねぇ。

今日も頑張ろう。

莉里ちゃん。今日も癒してくれてどうもありがとう。

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