さて、ゴールドコーストを出発してどこへ向かったかと言うと、
ゴールドコーストから車で1時間ほどのところにある「スプリングブルック国立公園」。
こちらの国立公園には、見どころがたくさんあるのですが、今回はその中から2箇所を選び「Best Of All 展望台」と「バーリンブルック滝」へ!
なぜ、見どころがたくさんあるのに、2箇所だけ厳選したのかというと、実は、今回、「スプリングブルック国立公園」だけでなく、お隣のにある「ラミントン国立公園」にも行き、そのあと、「マウントタンボリン」まで足を伸ばすという、一日で3箇所を巡るプランを立てたのです!

本当は、一箇所の国立公園だけを選んで、そこで見どころを回りながらトレッキングをするというのが理想なのですが、ゴールドコーストからほど近いところに、2つも国立公園あって、どちらにするか決めきれず、結局、有名なところだけかいつまんで3箇所まわるっていう、日本人らしい急ぎ足プランとなりました。

なんせ急ぎ足じゃないと全部まわれないので、今回ピックアップした場所は、すべて駐車場から徒歩10分程度の場所に見所があるところなんです。なので、めっちゃ山の中なのに、ほとんど歩いてません(笑)
でも、こんなにほとんど歩いてないのに、とても美しい亜熱帯雨林が楽しめて、本当に気持ちのよい森林浴をさせてもらいました。

オーストラリアって、ゴールドコーストの海とか、シドニーやメルボルンの都会とか、ウルルの砂漠地帯とかを思い浮かべがちですが、こんなに緑の深い、ニュージーランドのような場所もあるということを再認識できて、行って本当に良かったと思いました。

というわけで、写真をアップさせてもらいま〜す!
なんか、NZの北島のような雰囲気じゃありませんか?

まずは、「ベストオブオール展望台」までの道のり。
ほんと、歩いて10分くらいで展望台までたどり着けるのですが、展望台までの道のりが、びっくりするくらい霧に包まれていて、とても幻想的でした。
霧が上手に写真に写らなくて残念。
でも、目的であった展望台も曇り空で、全然「ベストオブオール」ではなかったんです。まあでも、曇っているからこその、幻想的な霧の亜熱帯雨林が楽しめたのかも。と思うと、正直、ここが、今回行った中で一番良かったかもです。これで展望台からの景色も最高だったら、本当に言うことなかったんですけどね〜。

苔むす太古の森に、朝霧が立ち込め、日差しが差し込む感じ、少しでも伝われば嬉しいです。

さてお次は、同じスプリングブルック国立公園にある「バーリンブルック滝」へ。
さきほどのベストオブオール展望台から、車で15分ほどです。
こちらも、駐車場から歩いて10分もかからないところに展望台があり、簡単に滝を見ることができます。

こんな感じで、右上の展望台と、左上の展望台から滝を見ることができるのですが、もし、時間と体力があるのであれば、2時間で一周できるトレッキングルートもあって、そちらへ行くと、滝の下まで行くことができます。
滝は下から見たほうが絶景だと思いますが、今回は2時間歩く時間がないので、上から見るだけで終了。でも、それだけでも十分楽しめましたよ。
前景の写真がないことが発覚したのですが、最近、前景だと動画で撮っちゃう傾向があって、意外に景色が良い場所の写真がなかったりします(涙)

さて、スプリングブルック国立公園で、この2箇所をまわって、次は、お隣りにある「ラミントン国立公園」へ移動です!
この移動が、距離も長くて、しかも、ものすごい山道なので、途中にある「アルパカファーム」で休憩です。

ここでは、アルパカに餌やりをしたり、手綱を持って一緒に散歩したりできるんですよ。
そのせいか、みんな動物園のアルパカみたいでした。
NZでは、車を走らせていると、牛や羊と同じように、アルパカが飼われている牧場がたまにあるのですが、そちらのアルパカのほうが自然の中で暮らしている感じがしました。うちのすぐ近くにもアルパカがいる牧場があるんですよ。餌やりや散歩はできないですけどね。

さて、アルパカファームをあとにしたら、このあとは、今日の最難関「ラミントン国立公園」へ続く地獄の山道へ突入です。

最初から最後まで、ほぼずっとくねくね山道と急カーブが続きます。その上、ヘアピンカーブも数え切れないほどあるし、木が茂ってカーブの向こう側からくる車がまったく見えないところや、片側通行のところまであって、ほんと、一秒たりとも気が抜けないルートなのです。
この日は、国立公園の美しい景色を見て歩くルートで、断崖絶壁や吊り橋などもありましたが、この山道が、もっともスリリングで、命の保証がないアトラクションに参加しているような気分を味わえた感じでした。こんな道が1時間も続きます。

そして、たどり着いた先の「ラミントン国立公園」内にある「オレイリーズリトリート」は、山の中のアコモデーションで、カフェなどもあるんですけど、たぶん、本当はここからも絶景が見れたのでしょうが、あいにくの曇り。
でも、ここでの目的は「高さ15メートル、全長180メートル」もある吊り橋でした。

亜熱帯雨林の中を歩く吊り橋は、怖さよりも、気持ちよさが上回る、まさに「森の中の空中散歩」という感じがしました。
ここも動画を撮っていたので、残念ながら、写真がこの一枚しかなかった!
吊り橋だけでなく、ラミントン国立公園は、スプリングブルック国立公園同様、静かな太古の森が素晴らしく、わたしたち以外誰もいないので、ちょっと怖くなるくらいでした。
大きな木の根元が洞になっていて、中に入れそうなものもあり、今ここで遭難したら、食べられそうな木の実もなさそうだし、鳥はいるけど生では食べられないし、雨水だけでどれだけ生きられるか。なんて話をしながら歩いてました。

そして、ここをあとにして、お次は「マウントタンボリン」です。
実は、マウントタンボリンは、ゴールドコーストから車で40分ほどのところにある場所なんです。
なので、最初の予定では、マウントタンボリンのあと、ゴールドコーストへ帰る予定にしていたんですよね。
でも、ゴールドコーストに帰ったところで、夕飯を食べて、寝て、翌日ブリスベンに出発するだけだったので、だったらゴールドコーストに戻らずに、マウントタンボリンに宿泊すれば、時間を有効に使うことができるんじゃないかと考えました。

マウントタンボリンでは、ギャラリーウォークという小さなお店が並んでいるストリートを散策することと、ごく近くにある「カーティス滝」を見に行くのが目的でした。カーティス滝も、これまた駐車場から10分くらいで気軽に行けるところにあるんですよね。
でも、今回は、ここに宿泊することにしたので、それらの予定は明日に回すことができて、もう、あとは宿でゆっくりするだけです。

宿に向かう途中、とても開けた場所があって、多くの人が集まっていたんです。「きっとここで夕日が見れるんじゃないか」と思い、わたしたちも車を降りて、夕日を見ることにしました。
今日は一日中曇りでしたが、最後に美しい夕焼けを見ることができて良かったです。

さて、このあとは、マウントタンボリンのお宿です。

ここが、「え?オーストラリアの山の中?」と疑いたくなるようなお宿だったのです。
つづきはまた明日。

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